「DX銘柄」は、東京証券取引所の上場会社の中から、企業価値の向上につながるDXを推進するための仕組みを社内に構築し、優れたデジタル活用の実績が表れている企業を選定するものです。
当社はDXの推進により、クルマの「電動化」「知能化」や「カーボンニュートラル」への対応を加速し、ソフトウェアの開発力やAI(人工知能)などの技術力を磨き、業務プロセス革新や新規事業の創出を通じて社会課題の解決に取り組んでいます。
今回の選定にあたって、主に次の取り組みが評価されました。
・CPIF(Cyber Physical Information Factory)コンセプトに基づいたITプラットフォームの構築
業務プロセス革新に向けて、ものづくりの現場をIoT技術によってサイバー空間に再現したCPIFコンセプトに基づいたITプラットフォームを構築しました。サイバー空間上での3Dシミュレーションなどの活用により、設計から生産までのリードタイム短縮を実現しました。
・MSPF(Mobility Service Platform)構築、活用による新規サービスを創出
新規事業の創出に向けて、AI(人工知能)などの分析技術を活用したMSPFを構築し、走行車両から車両情報や位置情報、画像データなどを収集・蓄積します。各種機能を組み合わせることで物流ソリューションや移動促進ソリューションを提供しています。
・「DX戦略センター」による全社横断でのDX推進と情報発信
戦略的・機動的にDXを推進するため、全社横断組織となるDX戦略センターがすべてのDXテーマに対して責任を担い、全社横串の視点で統括しています。また、公式ホームページ内の「AI Think」を通じて経営トップのメッセージや、社会課題解決に向けたDX活動事例を、社内外のステークホルダーへ発信しています。
アイシンはこれからも、あらゆる社会課題を解決し、経営理念である「“移動”に感動を、未来に笑顔を。」を届けていきます。
<参考>
・経済産業省「デジタルトランスフォーメーション銘柄(DX銘柄)」
https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/investment/keiei_meigara/dx_meigara.html
・AI Think
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