歯と口の健康を楽しく学べるイベント「歯の健康フェスティバル2024」が2024年6月9日(日)、愛知県豊橋市の保健所・保健センターほいっぷで開かれます。フッ素塗布や歯周病検診が受けられたり、クイズラリーがあったりと多彩なブースが並びます。生活の質を維持するのに不可欠な歯の健康。ぜひ、この機会に歯の健康について考えてみませんか?
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今年のテーマは「健康家族で輝く笑顔」
「歯の健康フェスティバル2024」は、豊橋市が豊橋市歯科医師会と豊橋歯科衛生士専門学校とともに、歯科疾患や歯の衛生などに関する正しい知識の普及啓発のために行います。今年のテーマは「健康家族で輝く笑顔」で、無料で楽しめます。
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フッ素塗布と歯周病検診のブースが再開
今回から、新型コロナウイルス感染症拡大前のイベントで実施していた、子ども向けのフッ素塗布コーナーと大人の歯周病検診のブースが復活。フッ素塗布は、歯質の強化、歯の再石灰化促進、むし歯菌の活動抑制にもなり、生えたばかりの乳歯や永久歯を虫歯から守ることができます。
日本人の歯を失う原因の第1位でもある歯周病。愛知県内の他の市町村と比較して、豊橋市では40歳の時点ですでに歯周病にかかっている人が多いというデータもあります。歯周病は初期症状は歯肉炎として表れ、成人の約8割に見られます。進行すると歯が抜けてしまうこともあり、さらには、全身の健康を悪化させたり、生活習慣病のリスクを高めたりする可能性もあります。健やかに長生きするためにも、この機会に歯周病検診を受けてみてはいかがでしょうか? また、歯科相談では、一般歯科だけでなく、小児歯科、歯科矯正の相談にもお答えします。
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衰えは口から、オーラルフレイル企画も用意
他にも、乳幼児から高齢者までさまざまな年齢の人が、楽しみながら学ぶことができるブースが盛りだくさん。例えば、飲み込む力測定やカムカムチェック、お口で綱引き、親子で歯の健康教室などが体験できます。さらに、高齢者の歯と口の健康を守るための企画も用意しています。「噛めないものが増えた」「滑舌が悪くなってきた」など、口の中のささいな衰えを放置することで口腔機能の低下、さらには心身機能にまで影響を及ぼす、という考え方をオーラルフレイルと呼びます。イベントではその啓発も行います。老化のはじまりを示すサインを見過ごさないように、ぜひ知識を身につけましょう。会場では、むし歯や歯周病以外にも、食育の視点や口腔ケアについても情報発信する予定です。
「歯の健康フェスティバル2024」
日 時:2024年6月9日(日) 午前9時から正午(受付終了・午前11時30分)
場 所:豊橋市保健所・保健センターほいっぷ
住 所:愛知県豊橋市中野町中原100
参加費:無料
▼詳しくはコチラ
https://www.city.toyohashi.lg.jp/item/83299.htm
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歯と口の健康週間とは?
「歯の健康フェスティバル2024」は、厚生労働省、文部科学省、日本歯科医師会、日本学校歯科医会が実施する「歯と口の健康週間」(6月4日〜10日)に合わせて行います。健康週間の目的は、歯と口の健康に関する正しい知識を広め、虫歯や歯周病などの歯科疾患の予防を習慣化し、早期発見・早期治療により歯の寿命を延ばすことで、皆さんの健康を維持することです。今年の標語は「歯を見せて 笑える今を 未来にも」。6月3日(月)〜10日(月)の間、ほいっぷではパネル展示を行います。ぜひ、この機会に歯の健康に関する正しい知識を学びましょう!
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