和菓子製造販売の株式会社 鶴屋吉信(つるやよしのぶ)(本社:京都市上京区、代表取締役社長:稲田慎一郎)は、2024年6月1日(土)より、環境保全取り組みの一環として、全店舗で紙袋(手さげ袋)を有料にてご提供する運びとなりました。また同時に、本店・百貨店店頭で使用する紙袋・包装紙を、鶴屋吉信のブランドコンセプトをさらに表現した新デザインへとリニューアルいたしましたので、お知らせいたします。
【1】紙袋有料化の目的
【2】紙袋 新デザインのコンセプト
【3】包装紙 新デザインのコンセプト
【4】継続デザインのご紹介
【1】紙袋有料化の目的
鶴屋吉信では環境に対する取り組みの一環として、資源保全を目的に、商品のお持ち帰りにご使用いただく紙袋(手さげ袋)を全店にて有料化し、使用数を削減する取り組みとさせていただくことになりました。
お客様にはご不便、ご迷惑をおかけし恐縮ではございますが、限りある資源を保護し持続可能な社会づくりに貢献するとともに、和菓子づくりには欠かせない自然の恵みに感謝し、より美味しく豊かなお菓子をお客様へご提供できるよう精進してまいります。
●実施店舗
鶴屋吉信全店舗
・本店、百貨店、公式オンラインショップ(新デザイン)
・IRODORIブランド取扱店(専用デザイン継続)
・TOKYO MISE、虎ノ門ヒルズ店(専用デザイン継続)
●紙袋の種類と価格
商品ご購入の際、紙袋の要不要と、サイズをおたずねさせていただきます。
詳細は店頭でのご説明・公式サイトのご案内ページをご覧ください。
https://www.tsuruyayoshinobu.jp/news/information/2788
【2】紙袋 新デザインのコンセプト
新デザインの紙袋(1号〜6号サイズ展開)は、爽やかな白色をベースに、本店や直営店に掲げ守ってきた「暖簾(のれん)」の紺色をもって、鶴屋吉信の会社ロゴマーク「鶴丸」を大きく配し、暖簾のスリットを抽象的なデザインであしらったものといたしました。創業より220余年守り続けてきた「伝統」をあらわす紺色と、常に新しい挑戦を惜しまない「革新」をあらわす白色をあわせて、京菓子文化を広く後世へ伝えていきたいというブランドコンセプトを表現しています。
●本店・公式オンラインショップ限定(4号サイズのみ)
また、京都西陣の本店、および公式オンラインショップでは、4号サイズのみを限定の紺色デザインにてご提供いたします。より暖簾本来のデザインを思わせる紺色ベースに、白色で鶴丸とスリットをデザインいたしました。きりっと引き締まった印象で、京都本店でのお買い物の雰囲気をより引き立てるものとなっております。
【3】包装紙 新デザインのコンセプト
新デザインの包装紙は、やわらかな印象の自然な白色をベースに、日本画家・上村淳之先生(令和4 年 文化勲章受章)作の「丹頂鶴」をアレンジしたデザインへと生まれ変わりました。本作品は1992年、京都本店の社屋竣工記念してお描きいただきました、本店1階の大きな杉戸絵になります。屋号をあらわす丹頂鶴の群れが仲睦まじく描かれ、伝統を大切に守る志、安心と信頼のお菓子づくりへの想いを表しております。
格式高いデザインで、慶弔を問わずご使用いただけます。
【4】継続デザインのご紹介
●IRODORIブランド取扱店専用
京都駅などで展開するブランド「IRODORI」お取扱店では従来通りの紙袋を有料にて継続使用いたします。時代に合わせて「いろとりどり」に変化していく和菓子とその楽しみ方をお届けするコンセプトを表現した、カラフルなデザインです。
●TOKYO MISE、虎ノ門ヒルズ店専用
東京地区直営店のTOKYO MISE、虎ノ門ヒルズ店では紙袋のデザインを統一し、有料にて継続使用いたします。ニューヨーク在住の画家、マッツ・グスタフソン氏による丹頂鶴の水彩画を配し、鶴屋吉信とIRODORI、伝統と革新がゆるやかに、かつ、凛とした気品をもって引き立て合う様を表現しています。
1803年(享和3年)京都・西陣で初代鶴屋伊兵衛により創業。220余年の歴史を刻む、京都の老舗京菓子司。「ヨキモノを創る」を家訓とし伝統の技を守りながら、現代の感覚をとりいれた新しい和菓子やカフェを考案。各種コラボレーション企画にも取り組む等、歴史ある京菓子の魅力のすそ野を広げてゆくとともに、和菓子の新たな価値を日々追求しています。
■会社概要
社 名:株式会社鶴屋吉信
代表者:代表取締役社長 稲田慎一郎
所在地:〒602-8434 京都府京都市上京区西船橋町340−1
創 業:享和3年(1803年)
H P:https://www.tsuruyayoshinobu.jp/
X(旧Twitter):https://twitter.com/tsuruya1803
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