ニューヨークのリンカーン·センターで6月5日(現地時間)に開催されたフレグランス·ファンデーションの式典で、ルイ·ヴィトンのマスター·パフューマーであるジャック·キャヴァリエ·ベルトリュードが、名誉あるTFF生涯功労調香師賞を受賞しました。
フレグランス·ファンデーションのTFF 生涯功労調香師賞は、香水の方向性とエスプリを大きく形作った作品の制作者に授与されます。これは、彼らの芸術的な功績を讃えると共に、後世の香りのクリエイターたちに大きな影響を与えた証として贈られます。今年の受賞者として、ジャック·キャヴァリエ·ベルトリュードが、これまでにこの名誉ある賞を獲得した伝説の調香師たちの仲間入りを果たしました。この賞は、彼個人の卓越性を讃えるだけでなく、現代の香水を新たな高みに引き上げた彼の今に至るまでの功績をも讃えるものです。
この賞は、ジャック·キャヴァリエ·ベルトリュードの輝かしい45年間のキャリアを讃えるものであり、彼はそのキャリアを通じて、数々の明るくモダンな香水を生み出し、その創造性の幅広さを示し、香水業界で永続的な成功を収めてきました。2016年以来、彼はルイ·ヴィトンのフレグランスの全てを創り上げており、そのコレクションは年々充実するばかりで、その中にはベストセラーの「Ombre Nomade(オンブレ·ノマド)」、「Attrape-Rêves(アトラップ·レーヴ)」、「Imagination(イマジナシオン)」なども含まれています。
グラース出身のジャック·キャヴァリエ·ベルトリュードは代々調香師の家系に生まれ、幼少期から香りに触れてきました。世界的に著名な香料メーカーであるフィルメニッヒ社でパフューマー·クリエーター兼イノベーション·ディレクターとして22年のキャリアを重ねた後、ルイ·ヴィトンのマスター·パフューマーに就任しました。彼は、近代香水の首都であるグラースの中心部にある17 世紀に廃墟となったレ·フォンテーヌ·パルフュメの再建として、ルイ·ヴィトンのユニークなクリエイティブアトリエの創設に携わりました。彼は、グラースとの深いつながりから品質、創造性、官能性に基づいた嗅覚にまつわる語彙を開発し、彼の香水を構成するすべての貴重なエッセンスの信頼性と美しさから自然にインスピレーションを得ました。
長年の探求と革新を通じて、彼は「Spell On You(スペル オン ユー)」や「L’Immensité(リマンシテ)」など、彼のビジョンのひとつであるコントラストのある香りを体現したユニークなルイ·ヴィトンのフレグランスを生み出し、また、伝統的なトップノート、ハートノート、ベースノートを取り除いた調香によってエクストレ·ドゥ·パルファンのカテゴリーを再定義しました。さらに、ルイ·ヴィトン独自のナチュラルレザーから抽出したエッセンスやCO2抽出法を先駆的に使用することで、この分野での彼の仕事はさらに際立っています。ルイ·ヴィトンのために彼が手がけたフレグランスコレクションは、類まれな感情や親密なストーリーをとらえ、比類のない感覚の旅へと誘います。
ルイ·ヴィトンについて
1854年の創業以来、ルイ·ヴィトンは、革新とスタイルを組み合わせた独自のデザインを常に最高級な品質で提供し続けています。現在もトラベルラゲージ、バッグ、アクセサリーなどの製品を通じて、クリエイティブでありながらエレガントで実用的である、創業者ルイ·ヴィトンが生み出した「旅の真髄(こころ)」の精神を忠実に受け継いでいます。ルイ·ヴィトンというストーリーを作り上げたのは「大胆さ」でした。伝統を重んじ、歴史の中で建築家、アーティスト、デザイナーに門戸を開き、プレタポルテ、シューズ、アクセサリー、ウォッチ & ファインジュエリー、フレグランスなどの分野を開拓してきたのです。これらの丁寧に製作された製品は、ルイ·ヴィトンがクラフツマンシップにいかにこだわりを持ってきたかという証となっています。
詳細は、ルイ·ヴィトン 公式サイトhttps://www.louisvuitton.com をご覧ください。
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