株式会社M&Aグローバルキャピタル(本社:東京都港区、代表取締役:目等 雄大)は、全国の税理士事務所・会計事務所との提携を全国へ拡大することを発表した。これまでは5大都市圏での提携を行ってきたが、全国地方自治体からの問い合わせが相次ぎ、提携範囲を全国へ拡大することを決定した。
背景には、後継者不在問題に伴う事業承継の需要がある。中小企業庁の調査報告によると、2025年までに70歳(平均引退年齢)を超える中堅・中小企業の経営者は245万人にものぼり、そのうち約半数にあたる127万人が後継者未定である。
深刻な後継者不在の時代だが、後継者候補を探しているが見つからない理由として、「適切な相談相手が見つからない」という理由が一番多くあがる。(中小企業白書より)
経営者が相談する先は複数あるが、その中でも一番多く相談が持ち込まれる先は税理士事務所・会計事務所であり、後継者未決定企業のうち半数以上が過去に顧問の税理士に相談しており、相談先として一番多く選ばれている。
一方で、その課題を必ずしも解決出来ていない現状がある。税理士事務所・会計事務所では日々多くの仕事を抱えるため、本来の業務外で事業承継の候補先探しにまで手が回らず、事業承継の候補先として自らの顧問する顧客内のみにしかアプローチすることが出来ていないことが多い。
結果として、候補先が見つからずに承継の話が止まってしまっている間に廃業を迎えることになる中堅・中小企業もあり、中堅・中小企業の顧客を多く抱える税理士にとってもこの問題は深刻なものとなっている。
既に提携を開始した税理士法人からは、「(中小企業の社長に)ご相談をいただく中でも、自分たちではどうにも出来なかった。ご紹介する先が出来て良かったです。今後のお付き合いが楽しみです。」という声も聞かれた。
同様の相談がM&Aグローバルキャピタルに対して、複数の税理士事務所・会計事務所から持ち込まれており、同社はこれを受けて正式な提携開始を発表した。
営業本部責任者は、「事業承継を支援してほしいという潜在的なニーズは強く、今回の提携開始によって、後継者不在に悩む中堅・中小企業の経営者や税理士事務所・税理士法人にお力添えさせていただき、マッチング先が見つからないという現状を打破していきたい。」と語る。
M&Aグローバルキャピタルによる事業承継の支援は、中堅・中小企業にとって希望の光となり得るか。同社の今後にますます期待感が高まるばかりだ。
M&Aグローバルキャピタルについて
【人間の命は有限であり、企業の命は無限である。】という企業理念を掲げ、1件でも多くのM&Aを成約させることで、日本経済・世界経済に貢献することを目指す。
会社名:株式会社M&Aグローバルキャピタル
所在地:東京都港区芝浦3-12-2
代表取締役:目等 雄大
【お問い合わせ先】
管理本部 経営企画課
電話番号 03-6722-6375(代表)
メールアドレス info@magc.co.jp