[大阪版]【最新オフィスマーケットレポート発表】オフィス空室率 前月から低下

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三幸エステート株式会社(本社:東京都中央区、取締役社長:武井重夫)は、2024年5月度の大阪市オフィス賃貸状況(空室率&現空面積:大規模、募集賃料&募集面積:大規模、規模別空室率、主要3区※1空室率:大規模)および全国6大都市(東京・札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡)の大規模ビルのマーケットデータをまとめた「オフィスマーケット2024年6月号大阪」を公表します。

※1:主要3区=大阪市北区・中央区・西区

※調査時点:2024年5月末現在および各年12月31日時点





※本リリース・公表データは次のURLからもご覧いただけます https://www.sanko-e.co.jp/data/


支店長の視点


11月竣工予定のJR大阪駅北側の再開発「グラングリーン大阪 パークタワー」は、クボタの本社移転が発表され、他にも複数のテナントが内定している。今年の新規供給は約8.6万坪と大量供給の予定で、マーケットでは供給過剰を懸念する声があるものの、移転を検討するテナントにとっては選択肢が多く、好機と捉える向きもある。新築ビルは注目を集めており、オフィス需要の一層の活発化が期待される。(大阪支店長 齊藤典弘)


大阪市 大規模ビル 空室率&潜在空室率



空室率 前月から低下 「北区」が0.5ポイントの大幅な低下


空室率は前月比マイナス0.26ポイントの3.44%となり、前月から低下した。ビルグレード改善を目的とした移転等により新築・築浅ビルを中心に空室消化が進み、主な低下要因となっている。エリア別では「北区」が前月比マイナス0.5ポイントの大幅な低下となった。潜在空室率は前月比マイナス0.36ポイントの5.29%だった。

幅広い業種で拡張移転やビルグレード改善といった前向きな移転需要の割合が高い状態が継続している。


<空室率&潜在空室率>




大阪市 大規模ビル 募集賃料&募集面積



募集賃料 小幅な上昇 18,000円/坪台前半での横ばい傾向


募集賃料は前月比プラス109円/坪の18,371円/坪となった。前月から小幅に上昇したものの、募集賃料は18,000円/坪台前半での横ばい傾向が継続している。


<募集賃料&募集面積>





<大阪市 規模別 空室率>





<大阪市 大規模ビル 主要3区 空室率>




<空室率の推移(6大都市 大規模ビル)>




<募集賃料の推移(6大都市 大規模ビル・主要駅前地区)>





三幸エステートHP:https://www.sanko-e.co.jp/



三幸エステート株式会社について



三幸エステート株式会社(1977年5月17日設立)は、企業のオフィス戦略を総合的にサポートしています。最適なワークプレイスの検証・提案から、賃貸オフィスビルの選定サポートと仲介、プロジェクト遂行に不可欠なマネジネント機能の提供まで、オフィスに関するあらゆるニーズに幅広くお応えしています。

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