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第14回衛星放送協会オリジナル番組アワードにおいて、3作品が最優秀賞と審査員奨励賞を同時受賞!

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株式会社WOWOW(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員 山本 均、以下「WOWOW」)が制作し、放送・配信した「生中継!新しい学校のリーダーズの初武道館『青春襲来』 」が、第14回衛星放送協会オリジナル番組アワード番組部門「中継」 において最優秀賞を、「東京貧困女子。-貧困なんて他人事だと思ってた- 」が、番組部門「ドラマ」 において最優秀賞を受賞しました。また「連続ドラマW OZU ~小津安二郎が描いた物語~」が、コンテンツ展開部門 において、審査員奨励賞を受賞しました。こちらは、ドラマ単体のみならず、オリジナル版の映画と合わせた特集「映画とドラマで観る小津安二郎の世界」での取り組みが評価されての受賞となりました。

衛星放送協会オリジナル番組アワードは、衛星放送協会の会員社が制作する優れたオリジナル作品を多くの視聴者に紹介し、有料・多チャンネル放送の魅力を広く伝えることを目的に2011年に創設され、今年で14回目を迎えました。各受賞番組に対する審査員の講評、および番組詳細は以下の通りです。


■「生中継!新しい学校のリーダーズの初武道館『青春襲来』 」概要





審査員 講評


(朝日新聞東京本社 編集局 編集委員 後藤洋平氏)

注目度の高いイベントを、余念のない準備と工夫によって、WOWOWが持つ技術を余すところなく駆使した生中継だった。37台の有人カメラによる「目」も素晴らしかったが、特に印象的だったのはステージ上を浮遊するマイクロドローンカメラ。そうした多くの「目」から何を流すかを瞬時に判断するスイッチャーの能力の高さを強く感じた。メンバー4人は今年4月に「コーチェラ」、6月に「プリマヴェーラ」と世界最大規模の音楽フェスに出演した。その中継を眺めながら、「これを、あのWOWOWの中継技術で視聴できたら…」と何度も感じた。


初回放送・配信


2024年1月9日(火) 午後6:30~ [WOWOWライブ] [WOWOWオンデマンド]


再放送・配信


2024年6月17日(月) 午後2:00~ [WOWOWライブ] [WOWOWオンデマンド]

※放送終了後~[WOWOWオンデマンド]で1カ月間アーカイブ配信あり


番組概要


今大注目の4人組ダンスボーカルユニット、新しい学校のリーダーズ。彼女たちのキャリア初となる日本武道館公演の模様をWOWOWで独占生中継した。

2023年のエンタメシーンに大旋風を巻き起こした4人組ダンスボーカルユニット、新しい学校のリーダーズ。セーラー服に腕章、上履きといういでたち、足元に”青春日本代表”と記したソックスを着用して繰り出すパフォーマンスは、唯一無二の存在感を放つ。大ブレイクのきっかけとなった「オトナブルー」は2020年の配信ながら、2023年初頭からSNSで話題となり、TikTok関連動画の総再生数が33億回超えを記録。扇情的な歌詞、ポップさと妖しさを昭和歌謡のレトロさでコーティングしたかのようなメロディー、そして一度見たら忘れない”首振りダンス”は「新語・流行語大賞2023」にもノミネートされ、国内外を席巻した。

楽曲、パフォーマンス、キャラクターのすべてがそろい、まさに”2023年の顔”となった新しい学校のリーダーズ。2024年、そんな彼女たちが行なう記念すべき初の日本武道館公演をWOWOWで独占生中継した。


収録日


2024年1月9日(火)


収録場所


東京 日本武道館


出演


新しい学校のリーダーズ


楽曲情報


Tokyo Calling、Giri Giri、Toryanse、Pineapple Kryptonite(Yohji Igarashi Remix)、試験前夜、席替えガットゥーゾ、透明ボーイ、恋ゲバ、毒花、知りたい、FREAKS、NAINAINAI、Fantastico、Pineapple Kryptonite、Intergalactic、最終人類、じゃないんだよ、BORN TO BE FREE!!!!、青春を切り裂く波動、オトナブルー、ケセラセラ、迷えば尊し


番組スタッフ


撮影監督:藤本誠司

スイッチャー:野藁宗好

テクニカルディレクター:木村陽輝

スクリプター:一柳正子

レコーディング&ミキシングエンジニア:岡部賢太郎

レコーディングオペレーター:河野哲朗

プロダクションマネージャー:カンハイユン

アシスタントプロデューサー:井口いづみ

プロデューサー:鈴木敦

チーフプロデューサー:丸山明澄

総合演出:小松莊一良


制作協力


利休、WOWOWエンタテインメント


製作著作


WOWOW


番組オフィシャルサイト



https://www.wowow.co.jp/detail/196430


■「東京貧困女子。-貧困なんて他人事だと思ってた- 」(全6話)概要





審査員 講評


(毎日新聞社 学芸部 記者 丸山 進氏)

死にたい、ではなくて「消えたい」。「差別される側なんて気付きたくなかったなぁ」。生々しい言葉の数々が心に刺さる。取材で聞いた話が、取材する側にも跳ね返ってくる重層的な作りに人ごとではない問題という工夫が感じられる。地上波なら取材側が男女だと恋愛要素を盛り込みがちだが、そこには見向きもせず、風俗の生々しい話を盛り込みつつ真面目にとことん貧困を掘り下げた。有料放送だからこその作品と言える。


初回放送・配信


2023年11月17日(金)午後11:00~[WOWOWプライム][WOWOWオンデマンド]


WOWOWオンデマンド


配信中


https://wod.wowow.co.jp/content/143624


番組内容


<ストーリー>

シングルマザーの雁矢摩子(趣里)は、離婚を機に経済誌の契約編集者に復職し、”女性の貧困”をテーマにした連載を担当。だが、紹介されたフリーライター﨑田祐二(三浦貴大)の取材態度にいらだち、衝突してしまう。

そんな中、国立大学医学部に通うため風俗で働く広田優花(田辺桃子)へのインタビュー記事が炎上。摩子は祐二の反対を押し切り謝罪と記事の削除を優花に申し出るが、本人からの思わぬ言葉に自身の浅はかさと偏見を痛感する。そしてライターとしての祐二の覚悟を感じた摩子は、肉親の介護、親からの性的虐待、パワハラ・モラハラ被害、再雇用の実情、戸籍と就学の問題など、生きることに困難を抱える当事者への取材を重ねていく。それは同時に、不安定雇用のもと子育てに奮闘する摩子自身も、”貧困”が他人事ではないという自覚につながり……。

<スタッフ・キャスト>

原作:中村淳彦『東京貧困女子。彼女たちはなぜ躓いたのか』(東洋経済新報社刊)

脚本:高羽彩

監督:青木達也 遠藤光貴

音楽:田渕夏海

出演:趣里 三浦貴大

霧島れいか 宮澤エマ 田辺桃子 安斉星来 東風万智子

金澤美穂 高田夏帆 樋井明日香 三浦獠太 梅舟惟永 川島潤哉 柿丸美智恵

淵上泰史 / 高橋ひとみ

企画・プロデュース:大木綾子

プロデューサー:小髙史織 遠藤光貴 高橋優子

制作協力:ザ・ワークス

製作著作:WOWOW



「連続ドラマW OZU ~小津安二郎が描いた物語~」(全6話)概要





審査員 講評


(スカパーJSAT 株式会社 プラットフォーム編成部 アシスタントマネージャー 伊田千恵実氏)

小津安二郎監督の初期作品に着目した斬新な企画であり、ドラマの随所に小津監督作品へのリスペクトが感じられる。時代が変われども普遍的な価値や社会問題が丁寧に描かれており、ドラマを通して映画がより楽しめる企画である。

(株式会社角川アスキー総合研究所 コンテンツ制作2部 部長 片岡 研氏)

小津安二郎の、初期サイレント映画に光を当てた企画性が秀逸。しかも6作品のシリーズで理解がしっかり深まる仕掛け。ドラマ自体も、現代が舞台になってはいるが小津作品らしい空気感は保たれ、元の作品と見比べたいと思わせる良作だった。

(JCOM 株式会社 映像事業推進部 マネージャー 難波結花氏)

発掘の妙を体現した取り組み。「古いものを新しく見せる」という発想が素晴らしく、小津作品の魅力を知らない世代に対しても、訴求できていると感じた。


初回放送・配信


2023年11月12日(日)午後10:00~[WOWOWプライム][WOWOW4K][WOWOWオンデマンド]


WOWOWオンデマンド


配信中


https://wod.wowow.co.jp/program/185014


番組内容


映画監督・小津安二郎の生誕120年を記念し、初期サイレント映画をドラマリメイク!全6作品を気鋭の映画監督6人が現代設定に置き換え、オムニバスドラマ形式でお送りする。

“小津調”と称される独特かつ唯一無二の映像世界で、没後60年を超える今もなお国内外で高い評価を受け続ける”世界のOZU”。『東京物語』『晩春』など後期の代表作が注目されることが多いが、本作では初期の作品に焦点を当てる。第1話に取り上げるのは、下町の人情を描いた1933年公開の『出来ごころ』。田中圭が主演を務める。第2話は1932年公開の傑作『大人の見る繪本 生れてはみたけれど』を主演・柄本佑で、第3話はギャング映画『非常線の女』を主演・前田敦子でドラマリメイクする。また、第4話のコメディ映画『淑女と髯』は主演・成田凌、第5話のシリアスな映画『東京の女』は主演・石橋静河、最終話の青春映画『青春の夢いまいづこ』は主演・中川大志と、全6話で多彩なOZUの世界に迫る。

決して色あせることがない普遍性を持ち合わせた小津作品。豪華キャストによる新たな視点で描く名作の数々をお楽しみいただきたい。

<スタッフ・キャスト>

「第1話 出来ごころ」

原作:『出来ごころ』(原作:ジェームス・槇、脚色:池田忠雄、監督:小津安二郎)

脚本・監督:城定秀夫

出演:田中圭 渡邊圭祐 白石聖 森優理斗 渡辺真起子 /

長田成哉 行平あい佳 駒木根隆介 北村優衣 笠兼三 カトウシンスケ 小野了

「第2話 生れてはみたけれど」

原作:『大人の見る繪本 生れてはみたけれど』(原案:ゼェームス槙、脚色:伏見晁、監督:小津安二郎)

脚本・監督:吉田康弘

出演:柄本佑 国仲涼子 染谷将太 /

小山蒼海 白鳥廉 土村芳 渋川清彦

「第3話 非常線の女」

原作:『非常線の女』(原作:ゼームス槇、脚色:池田忠雄、監督:小津安二郎)

脚本:高田亮

監督:松本優作

出演:前田敦子 高良健吾 片山友希 前田旺志郎 渡辺いっけい /

田中俊介 中井友望 白鳥晴都 二ノ宮隆太郎 山本一賢 近藤芳正 吹越満

「第4話 淑女と髯」

原作:『淑女と髯』(原作・脚色:北村小松、監督:小津安二郎)

脚本:高田亮

監督:前田弘二

出演:成田凌 堀田真由 須賀健太 森田想 吉田羊 /

花瀬琴音 増田朋弥 山崎竜太郎 吉岡睦雄 宇野祥平

「第5話 東京の女」

原作:『東京の女』(原作:エルンスト・シュワルツ、脚色:野田高梧、池田忠雄、監督:小津安二郎)

脚本:狗飼恭子

監督:工藤梨穂

出演:石橋静河 南沙良 中島歩 金子大地 /

山本奈衣瑠 片山萌美 金子鈴幸 池田良 嶺豪一 森岡龍 斉藤陽一郎

「最終話 青春の夢いまいづこ」

原作:『青春の夢いまいづこ』(原作・脚色:野田高梧、監督:小津安二郎)

脚本・監督:近藤啓介

出演:中川大志 渡辺大知 成海璃子 池内博之 /

坂ノ上茜 森優作 大朏岳優 芹澤興人 篠原篤

音楽:遠藤浩二

企画・プロデュース:徳田雄久

プロデューサー:堤口敬太 原克子 勝木孝

製作:WOWOW 松竹

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