「京料理 × 備蓄食」 ~災害や非常時に留まらない「おいしさ」を維持した「“美蓄”食」へ~
※写真:開発する「“美蓄”食」イメージ
【京都料理芽生会】
1955(昭和30)年、日本料理の発展と、伝統と格式のある京都の食文化を次世代へ継承するために発足。2025年に創立70年を迎える。
https://www.kyoto-mebaekai.com/
備蓄食の研究開発 第一回「備蓄食に重要なこと」
【日時】 令和6年6月17日(月)14時~16時(受付:13時半~)
【場所】 京都経済センター 6-E 会議室(京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町78番地)
※京都市営地下鉄烏丸線「四条駅」北改札出てすぐ
阪急電車京都線「烏丸駅」26番出口直結
【講師】 池上紗織(いけがみ・さおり)氏
一般社団法人デイリーストックアクション代表理事、日本ソイフードマイスター協会代表理事。東日本大震災被災地で復興推進隊を務めていたセミナー受講者とともに「デイリーストックアクション実行委員会」を2018年に立ち上げる。二児の母の視点で、ストック食品の現実的な活用レシピが人気。デイリーストックアクション実行委員会(DSA)「DSAを始めよう。一般家庭での食料備蓄には日常的な常温保存食品を!」 楽天レシピ「デイリーストックアクション公式ファンページ」では、日常でもお役立ちのお手軽料理をご紹介中。
https://dailystockaction.com/
備蓄食の研究開発事業 【全体概要】
[社会背景]
大規模な災害が発生した際、食料品の確保が困難となるため、各省庁では食品の家庭備蓄の一層の普及を図るためさまざまなガイドライン等を発信されています。このような現状から、私たちは、災害時の外部ストレスから少しでも救われる、防災備蓄のための京料理の研究と開発を行うことにしました。
[目的・趣旨]
「日本の食文化」が災害時における心のケアの一助となる
こと、また、日本の豊かな農林水産物を利用した食品添加物等に頼らない新技術の展開と、「おいしさ」の維持を実現させ、食品ロス問題、SDGsにも取り組むことを目的としております。さらに、「みどりの食料システム戦略」の取り組みの一つともなり、
「心を癒やし、認識を変えることのできる食品提供」
の実現もあわせて目的としております。
-普段から買える
「保存期間が数週間~数か月の常温食品」を備蓄食品として捉える
と、備蓄食品の幅は広がり、非常時(大きな災い)対策だけでなく、日常のトラブル(小さな災い)を乗り切ることも可能になります。また、
「調達・ストック・消費」
を簡易にすることで、日々の生活に浸透しやすくなり、備蓄対策の常態化を可能にします。
[コンセプト]
「知る・考える・試みる・開発・展開」を基に事業を進めていきます。
「おいしくて、まてない」
をコンセプトに、
非常時に留まらない「美蓄食」を発信
することで、防災の認識、家庭内備蓄の必要性、廃棄問題に取り組んでまいります。
[事業展開スケジュール(予定)]
▼知る(6月~7月):
第一回のDAILY STOCK ACTIONのほか、フェーズフリー協会、メンタルケア専門家等を招聘し勉強会を開催
・備蓄食の研究開発 第二回「メンタルと食の重要性」(仮)
日時:7月12日(金) 14時~
・備蓄食の研究開発 第三回「日常と非日常をデザインするフェーズフリー」(仮)
日時:7月22日(月) 14時~
▼考える(7月~8月):
大阪ガス、クッキングラボ、カンナチュール等の現状技術を学び、新たな革新技術にするかの勉強会を開催
▼試みる(8月~9月):
サンプル商品開発。意見交換会を実施
パッケージの可能性検討(環境にやさしい脱プラ、バイオマスフィルム等)
▼開発(9月~10月):
商品開発に合わせ、外部検査および栄養・細菌検査も実施
詰め合わせのパッケージ等の選定
▼展開(10月~):
第70回全国芽生会連合会「京都大会」において発表(※)
(公社)京のふるさと産品協会の海外販売に賛同し、農林水産物・加工品輸出促進協議会と海外展開を実施。
※本事業は京都料理芽生会70周年事業として実施いたします。
京都料理芽生会 会長 髙橋義弘(瓢亭) 実行委員長 佐竹洋治(京料理美濃吉)
実施体制
【主催】 京都料理芽生会
【協賛】 竹本油脂株式会社
【協力】 京都府、京都市、(公社)京のふるさと産品協会
本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
京都料理芽生会 田中良典(京料理鳥米)
TEL:080-3278-2348 Mail:yoshinori@toriyone.com