ポーラ・オルビスグループの研究・開発・生産を担うポーラ化成工業株式会社(本社:神奈川県横浜市、社長:片桐崇行)は、熱中症リスク判定AIカメラ 『カオカラ』を、暑さに対する課題解決を行うことに特化した専門展示会『第5回 九州猛暑対策展』へ出展します。展示会は2024年6月19日(水)~20日(木)にマリンメッセ福岡で開催されます。
ポーラ・オルビスグループでは、人や社会の well-being に広く貢献することを目指しています。研究・開発を担うポーラ化成工業では、顔は心身の状態を映す鏡であるとの考えから、カメラに顔をかざすことで熱中症リスクを判定(※1)できる熱中症予防システム『カオカラ』の開発を進めてきました(※2)。2023年夏にはプロトタイプを建設現場に導入し、社会実証試験を実施(※3)。その結果、本システムが熱中症リスクの把握に役立つことが示唆されるとともに、現場での運用上の課題・ニーズを把握することができました。これを元に改良を進め、今年3月からは当社の新規事業として受注を開始しました(※4)。
メディアでも注目を集めており、既に建設業・製造業の企業から多くの引き合いが寄せられています。学校や保育園・幼稚園などへの導入も期待されています。展示会では、実製品を用いて判定の簡便性を体験いただけます。
第5回 九州猛暑対策展
来場事前登録フォーム:
https://www.ult-thunder.jp/kyusyu-2024/visitor/fill
「来場事前登録フォーム」より来場事前登録後「来場登録証」メールを印刷し、当日会場へご持参ください。
熱中症リスク判定AIカメラ『カオカラ』
カメラに顔をかざすことで、表情を含む顔の要素から熱中症リスクを検出するタブレット型機器です。熱中症リスクが高いと判定された人に色でお知らせすることで、建設現場の健康管理に役立ちます。
カオカラ3つの特徴
1) 精度
専用に学習したAIにより顔画像から体調不良状態を解析し、外気温や湿度などの外的リスク情報と統合して熱中症リスクを推定できます。
2) 使用性
専用タブレットを設置し起動すれば使用可能で、簡便な管理運用が期待できます。カメラに顔をかざし、判定ボタンを押すと約3秒で結果が表示されます。リスクは4段階の色で示されるため、直感的で分かりやすいとの声をお客様からいただいています。
3) 現場での一元管理
リスク結果は一元集約され、現場管理者はパソコンなどで結果履歴を確認できます。リスクが高いと判定された作業員に優先して声掛けができるなど、効果的な対策に役立てることが期待されます。
第5回 九州猛暑対策展 概要
ー 展示会名称: 第5回九州猛暑対策展(
https://www.jma-stt.com/exhibition/kyushu.html
)
ー 会 期: 2024年6月19日(水)~20日(木)10:00~16:00
ー 会 場: マリンメッセ福岡 B館 福岡県福岡市博多区沖浜町2-1(
https://www.marinemesse.or.jp/messe-b/access/
)
ー
当社ブース番号: D-09
※1 熱中症リスクとは、熱中症につながる可能性のある体調不良状態を指します。本製品は熱中症を診断する装置(医療機器等)ではありません。
※2 参考リリース: 『熱中症リスク判定AIの社会実証試験へ 建設現場においての有用性検証で建設事業者の連携先を募集』 (2023年2月1日)
https://ir.po-holdings.co.jp/news/news/news-7273735601273491569/main/0/link/20230201_AI_s.pdf
※3 参考リリース: 『熱中症リスク判定 AI カメラの社会実証試験を開始』(2023 年6月26日)
https://ir.po-holdings.co.jp/news/news/news-43668325159156815/main/0/link/20230626_AI.pdf
※4 参考リリース: 『熱中症リスク判定 AI カメラ『カオカラ』の受注開始』(2024 年3月27日)
https://ir.po-holdings.co.jp/news/news/news-2332781343935506601/main/0/link/20240327_kaokara.pdf