愛媛県西条市(市長:玉井敏久)は地域医療支援事業を展開する株式会社ジェイエムインテグラル(東京都港区 代表:和泉大志)と連携して、2024年5月1日より医師確保に向け、新たに医師の移住促進に関する取り組みを開始いたしました。
■医師確保に向けた新たな医師の移住施策を推進する背景
愛媛県西条市は医療施設に従事する人口10万人当たりの医師数が、愛媛県内11市中9位と医師が少ないことに加え、医師の高齢化も進むなど医療人材の不足が課題となっています。
そのため、従来の医師確保奨学金貸付制度に加え、新たな医師確保施策として、プロモーションや移住体験ツアーの実施など医師の移住促進施策を実施することになりました。
■西条市に移住した先輩医師のインタビュー
『わたしが西条で医師をする理由』
西条は今までで一番住みやすいまちです。
また、西条の患者さんはおっとりしてて、穏やかな方が多いという印象です。
入職して5ヶ月くらい経ったとき、大学から来ていた先生が大学に帰ることになって、もう一人の先生も高齢で非常勤としてたまに来るくらいでした。そのため、医師が私一人になりました。その時、お産をどうしようとなったのですが、ここで止めたらもう、再開できなくなるからと、できる範囲で続けようと思いました。
まずは年間60件のお産を目標に頑張りました。その時、一番大きかったのが、助産師さんの存在です。当時5人いたのですが、皆さんとても優秀で、本当に助けられました。5年後にお産が年間80件ほどになって、その後も徐々に増えて、今では130件から140件くらいになっています。助産師さんも9人に増えました。
現在の病院では、自分で仕事の量を調節できるし、休暇も取りたいとどんどん言えるのが良いところだと思います。そのため、家族で過ごす時間もたくさんあっていい感じです。
現在の病院では、院長先生が頑張ってくれていて、自分のやりたいことに対して、周りが
しっかり意見を聴いてくれて後押ししてくれる雰囲気があります。
※吉田望先生のインタビュー全文はこちら
https://www.e-doctor.ne.jp/c/special/saijo-city/img/interview.pdf
■愛媛県西条市 市長 玉井敏久 コメント
西条市においては、「次代に繋ぐ、未来(あす)へ繋ぐ」を令和6年度の市政のキャッチフレーズとして掲げ、高校生(18歳)までの医療費無償化や「西条市がん対策推進条例」に基づき、医療用補整具購入費支援の拡充を図るなど、医療や福祉の充実に向けて各種施策に取り組んでいるところです。
しかしながら、本市は医療施設に従事する人口10万人当たりの医師数が、愛媛県内11市中9位と医師が少ないことに加え、医師の高齢化も進むなど医師の不足が喫緊の課題となっています。
そこで、本市が推進する移住施策のノウハウを地域医療を守るために活用できないかというところから、西条市に移住して地域医療に携わる医師に来ていただこうと、「医師の移住施策」に取り組むこととなりました。
取り組みを通じて、本市の医療課題の解消および地域医療の充実を進め、より良いまちづくりに邁進して参ります。
■愛媛県西条市で医師として働くことにご興味を持たれた方々へ
西条市は、南は西日本最高峰の石鎚山、北はおだやかな瀬戸内海に抱かれ、豊かな自然と清らかな水の恵みに育まれた歴史と伝統が息づくまちです。
株式会社宝島社が発行する「田舎暮らしの本」で、「住みたい田舎ベストランキング」(若者世代が住みたい田舎部門)においては、3連覇を達成。
いい部屋ネット(大東建託株式会社)の「住み続けたい街ランキング&街の幸福度ランキング」では、愛媛県版で2年連続1位を獲得しています。
■西条市の病院への入職までの流れ
入職までの流れは以下の通りです。
■医師の方で少しでもご興味を持たれた方は以下のフォームにご登録をお願いいたします。
https://www.city.saijo.ehime.jp/soshiki/kenkoiryo/doctor-ijyuu.html
【本件に関するお問合せ】
西条市委託事業者:株式会社ジェイエムインテグラル 地域医療支援部(担当:春山)
所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂1-14-14 第35興和ビル5F
設立:2021年6月
事業内容:地域医療支援
E-mail:furusato-shinryo@jmintegral.com
Tel: 03-4500-7155
※メディアの皆様へ
西条市の病院などに取材を希望なさる場合は、弊社担当までご連絡をいただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。