双葉文庫から刊行されている『昔はおれと同い年だった田中さんとの友情』(椰月美智子著)が、8月にNHKでドラマ化されます!
主人公の拓人を演じるのは、映画「かくしごと」の演技でも注目を集める中須翔真さん。拓人と年の差を越えて友情を育む老人・田中さんを演じるのは岸部一徳さん。脚本は連続テレビ小説『ブギウギ』の櫻井剛さんが担当しています。
二人のコミカルで温かな交流、そしてじんわりと心に沁みるやり取りをどうぞお楽しみに! そして、この機会にぜひ原作をお手に取ってみてください。
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あらすじ
『昔はおれと同い年だった田中さんとの友情』双葉文庫
小6の拓人、忍、宇太佳はスケボーが大好きな仲良し三人組。新たに見つけた格好のスケボー練習場所で出会ったのが神社の管理人、田中さんだ。その日から、11歳と85歳の交流が始まった。いつも穏やかに話を聞いてくれる「マジで菩薩レベル」の優しい田中さん。だが田中さんは拓人たちと同じ11歳の頃、戦争で家族も家も失っていた。それを知った三人組は、ある行動を起こす――。
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著者プロフィール
椰月美智子(やづき みちこ)
1970年神奈川県生まれ。2002年『十二歳』で講談社児童文学新人賞を受賞しデビュー。07年『しずかな日々』で野間児童文芸賞、08年坪田譲治文学賞、17年『明日の食卓』で神奈川本大賞、20年『昔はおれと同い年だった田中さんとの友情』で小学館児童出版文化賞を受賞。その他の著書に『るり姉』『14歳の水平線』『純喫茶パオーン』『きときと夫婦旅』など多数。
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ドラマ情報
【放送】 8月放送予定(全国放送)
【脚本】 櫻井 剛
【音楽】 小山絵里奈
【出演】 中須翔真、岸部一徳、木村多江、森永悠希 ほか
【スタッフ】 制作統括:櫻井壮一 プロデューサー:鈴木 航 演出:川野秀昭