■開発背景
マツリカでは「創造性高く遊ぶように働ける環境を創る」というビジョンを掲げています。
このビジョンでは「人が人にしかできない業務に集中できるようにする」ことを重要視しており、テクノロジーを活用することで効率化し、それによって時間を作り出すことが大切だと考えています。
今回リリースしたCRMオートメーション機能は、自動化による業務効率の向上が期待できる機能で、SFA / CRMで営業データを活用するために必要な入力作業を、設定されたワークフローに沿って自動で登録 / 更新するものです。これにより、日々の業務で忙殺されている中だと後回しになってしまったり、漏れや人的なミスが発生しがちなデータの入力作業から開放されます。
■CRMオートメーション機能について
この機能は、営業データの登録や更新、条件による処理の分岐、Slack通知やTeams通知などを掛け合わせた、様々な処理の組み合わせを「1ユーザーあたり月額3,000円」で自動的に行うことができます。
以下のユースケースを叶えることができます。
・Case1:フェーズを自動更新するオートメーション
営業活動ではBANTと呼ばれる予算・決裁者・ニーズ・時期をヒアリングすることが非常に重要です。最初にオートメーションのトリガー条件を作成しておくことで、実際にヒアリングしたBANT情報を更新したとき、作成したオートメーションのトリガー条件である「条件を更新する」と一致するため処理が開始されます。
またBANTの項目とも条件が一致するため、「フェーズを” 案件化 ”に更新する」という命令が先程更新した案件のフェーズに対して自動的に実施されます。
このように情報をアップデートすることで、複数の情報を条件にあわせて自動的に更新することができ、顧客情報の管理・更新の手間を一気に減らせます。
・Case2:アクションを自動作成するオートメーション
仮に作成日が11月1日で案件の決算月が3月である場合、作成したオートメーションの条件である「決算月は実行日より120日前」に該当するため、処理が開始されます。すると、自動的に設定したアクション種目・目的・主担当者の内容通りに対象案件に対してアクションが作成されます。
この機能をうまく活用することで、決算月が近づいてるお客様に対して予算通りのタイミングに合わせた提案活動の実施が可能になります。
・Case3:フェーズの更新により別の案件タイプに自動登録するオートメーション
営業が持っている案件のフェーズを受注に更新すると、先ほど作成したトリガーの条件である「案件を更新する」と一致するため処理が開始されます。
また案件のフェーズが受注になった時の条件とも一致するので「案件タイプ” CS ”に登録する」という命令が先程の案件に対して自動的に行われます。
これにより案件フェーズが進んだとき、後工程の部門への連絡漏れを予防し、スムーズな連携が可能となります。
■ クラウド営業支援ツール「Mazrica」について
Mazricaは現場ファーストでビジネスの成長を支援するユーザーに選ばれるセールス・マーケティングプラットフォームです。蓄積された情報からAIが営業の成功・失敗事例を解析して、いつ・誰に・何を・どのように行うかを直接的に支援します。データ入力負荷の低さや、フェーズ別に個人の強み・弱み分析ができる特徴を用いて、情報蓄積の文化醸成やデータを活用した人材育成など、営業チーム変革へのアプローチを可能にします。
■ 会社概要
「創造性高く遊ぶように働ける環境を創る」をビジョンに掲げるマツリカは、人とテクノロジーの力を掛け合わせることで、もっと自由で、もっと創造的で、充実したワークライフをこの世の中に生み出していきます。現在は、属人化の解消が急務である営業現場のユーザーに向き合い、クラウド営業支援ツール「Mazrica」を開発・提供しています。
・社 名:株式会社マツリカ(
https://mazrica.com
)
・本 社:東京都中央区東日本橋2−7−1フロンティア東日本橋6F
・代表者:代表取締役CEO 黒佐英司
・設 立:2015年4月30日
・事業内容:クラウド営業支援ツールMazricaの運営、DealPodsの運営、営業活動におけるコンサルティング業務、その他インターネットインフラ事業の開発・運営