ダウン症のタレントあべけん太が12月8日に開催されるホノルルマラソンに出走することが決まりました。そして、大会翌日12月9日、障がい者週間(12/3~12/9)最終日に”共生社会の実現”をテーマとしたトークイベントの開催を計画しています。
マラソン未経験だったあべけん太は、昨年末からパーソナルトレーナーの加藤準也氏と共にトレーニングを行ない、1kmも走れなかった状態から、現在約10kmまで走れるようになり、10月開催のレガシーマラソンにてハーフマラソンに挑戦する予定です。
現在このプロジェクトを成功させるため、実兄 安部俊和氏が運営するあべけん太個人事務所、Down Up株式会社ではスポンサーを募集しています。
今回、なぜこのような機会を作ったのか?
“ダウン症だってやればなんでもできる”
今まであべけん太は”無限の可能性”を求め様々なチャレンジをし続けてきました。
運転免許試験も最終学科試験で落ち続けたが55回目で受かり、就職も11社落ちたが諦めず、IT企業、株式会社クレオの総務部にて就労することができ現在では勤続14年目。2020年には一人暮らしにもチャレンジし、4年目を迎えます。
そんなあべけん太が常に感じていることがあります。それは障がいのある人たちの活躍の場の少なさです。”もっとダウン症のことを知ってほしい”、”もっと障がいのある人たちに社会進出してほしい” という強い想いがあべけん太にはあります。
年々障がい者雇用率は上がり改善の傾向が見られる一方で、「職場に適応できるのか?」「定着できるのか?」など、本人はもちろん、ご家族や企業側にも懸念点があり、問題が解決されていない現状もまだまだあります。
定着率の低下には、職場環境の整備不足や適切な支援体制の欠如が一因とされています。また、職場でのサポートが不十分であったり、仕事内容が適合しない場合、長期間の就業が難しい状況が生じることも影響しています。企業側の支援体制の充実や職場環境の改善が求められています。
【参考資料】厚生労働省『雇用動向調査結果の概要』、賃金構造基本統計調査の資料など。
このような現状を打破すべく、あべけん太は人生初のフルマラソンを走り、
身をもって「みんな無限の可能性がある」と発信するため今回ホノルルマラソンに挑戦することに決めました。また奇しくもホノルルマラソン大会翌日が障がい者週間最終日ということもあり、より多くの人にこの挑戦をアピールし、障がい者週間の目的である共生社会の実現に繋げるべくトークイベントまで開催しようと企画することに至りました。
【障がい者週間とは】
障がい者週間とは、内閣府が「障がい者基本法」を基に、毎年12月3日~12月9日までをその期間と定められました。全国各地でワークショップやセミナー、ポスター展、作文コンクールなどが実施され、障がい者への理解と支援を深めています。
特に12月3日は国連が定めた「国際障がい者デー」として世界的にも障がい者の権利に焦点を当てた企画が行われています。
(参考)障害者基本法
第9条 国民の間に広く基本原則に関する関心と理解を深めるとともに、障害者が社会、経済、文化その他あらゆる分野の活動に参加することを促進するため、障害者週間を設ける。
2 障害者週間は、12月3日から12月9日までの1週間とする。
3 国及び地方公共団体は、障害者の自立及び社会参加の支援等に関する活動を行う民間の団体等と相互に緊密な連携協力を 図りながら、障害者週間の趣旨にふさわしい事業を実施するよう努めなければならない。
現在、マラソン完走、そして、トークイベント設立に向けて実行中です。このプロジェクトにご興味がございましたら、詳しい資料をお送りいたします。
スポンサーも随時募集しております。是非ご協賛のご検討を宜しくお願い致します。
【あべけんた(プロフィール)】
2013年・世界ダウン症の日記念イベントのスピーチで脚光を浴び、2014年にはNHK
Eテレ バリバラ 出生前検査の回にメインで出演し月間ギャラクシー賞を受賞。
ダウン症のイケメンの愛称で親しまれ、 2017年初エッセイ集「今日も一日楽しかった」を出版。現在、株式会社クレオに勤務の傍ら、ダウン症啓発活動のため多くの
メディアや講演会にて活躍中。
SNS総フォロワー数 は25000人
(YouTube:6000 Instagram:8200
TikTok:11000)
【お問合せ先】
Down Up 株式会社 プロモーション事業部 担当 宮内
email: info@downup.jp までご連絡ください。