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働くことに対して、少しだけ前向きになれるかもしれない
30代後半で会社員からフリーランスへ転身し、執筆業のほか「OSAJI」メイクアップコレクションを手掛け、文章講座「EMOTIONAL WRITING METHOD」を主宰するなど、柔軟な働き方をしているビューティライターのAYANA。インスタグラムで定期的に行うQ&Aでは、「働きかた」「生きかた」に関する相談が多く、高い支持を集めています。本書では、よく寄せられる質問のなかから25本をピックアップし、その回答としてエッセイを書き下ろし。仕事に行き詰まったとき、人生の選択に悩んだとき、手に取ると少し心が軽くなるかもしれません。
第1章/働くってなに?
第2章/個性を活かす
第3章/時代の変化
第4章/他者と働く
第5章/自分を知る
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寄せられた質問例
就活中なのに、やりたい仕事が見つからない / 職場で猫をかぶる自分に嫌気がさす / 仕事のできる同僚に嫉妬してしまうときは? / フリーランスと会社員、どっちがいい? / やりたいことが漠然としている / 子育てと仕事は両立できる?
and more…
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著者・AYANA氏より
「仕事にまつわる本を書きたい」と、あるとき思いました。私は今48歳、就職氷河期の初期世代です。若い頃は今よりも少しだけ、世の中の「これを目指せば幸福になれる」という定義がはっきりしていたように思います(愛されること、出世すること、幸せな家庭を築くことetc.)。しかし私はそれらの概念にあまり魅力を感じなかったため、特にそこに囚われることなく、自分の好みを優先して生きてきました。それでも、自分は自分だから!と自信たっぷりなわけではまったくなく、社会のなかでどう生きるのか、いつも悩み、私にとっての正解を探していたように思います。そんななかで、たくさんの「仕事のしかたを考える本」「生きかたを教えてくれる本」に出合い、励まされてきました。
今は少し時代が変わり、幸福の定義や仕事の定義も多様になりました。しかしかつての私と同じように、正解を探して迷い、悩んでいる方たちがいらっしゃるのだなと、SNSで質問を募るたびに思います。自分らしく生きる、自分らしく働く、それってどういうことなんだろう?その答えはきっと、人によって全然違います。だからこそ「こう考えてみるのはどうだろうか」「世の中にはこういう法則があると知っておくのもいいかもね」という対話がスタイルを形作ることもあると思うんです。そこで、自分の経験を通して培ったものを、誰かの疑問にお答えする形でエッセイに綴ってみました。
私の主観だけだと心許ないので、働きかたがまぶしい5名の賢者をお呼びして、仕事へのこだわりをたっぷりと伺いました。この本が、新たな視点のヒントや、ちょっとした気晴らしになったらとてもうれしいです。
AYANA
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さまざまなジャンルで活躍する5名との対談&三種の神器も収録!
小谷実由(モデル、文筆家)、石田真澄(写真家)、しいたけ.(占い師)、松浦美穂(TWIGGY.主宰・クリエイティブディレクター)、本島彩帆里(セルフケア美容家)と、AYANAと親交の深い5名の働き手との対談も収録。みなさんの仕事に欠かせない「三種の神器」の写真も公開。
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中目黒 蔦屋書店にて出版記念フェアが6月19日~7月12日まで開催!
本書『仕事美辞』と前作の『「美しい」のものさし』に加え、AYANAセレクトの「OSAJI」アイテム、さらには対談者のみなさんの著書やアイテムも並ぶ、出版記念フェアを中目黒 蔦屋書店にて開催いたします! ぜひお立ち寄りください。
「ビューティライターAYANA『仕事美辞』刊行記念フェア」
2024年6月19日(水)~2024年7月12日(金)
中目黒 蔦屋書店にて開催
https://store.tsite.jp/nakameguro/event/beauty-health/40642-1640400524.html
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著者プロフィール
AYANA
ビューティライター。コラム、エッセイ、インタビュー、ブランドカタログなど広く執筆。化粧品メーカー企画開発職の経験を活かし、ブランディングや商品開発にも関わる。2021年、エッセイ集『「美しい」のものさし』(双葉社)を上梓。文章講座EMOTIONAL WRITING METHOD(#エモ文)主宰、OSAJI メイクアップコレクションディレクター。
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書誌情報
書名:仕事美辞
著者:AYANA
発売日:2024年6月19日(水)
定価:1760円(税込)
仕様:四六変形判 168ページ
発行:双葉社
ISBNコード:9784575
https://www.futabasha.co.jp/book/97845753187150000000
※発売日は、地域、書店によっては前後する場合がございます