株式会社IDEABLE WORKS(京都府京都市、代表取締役:寺本大修)は、「アートと社会がより良く結びつき、アーティストが価値を提供し続けられる社会インフラとなる」ことをミッションに、リアルとデジタルを融合したギャラリープラットフォーム「HACKK TAG(ハックタグ)」を提供しています。
すべてのアート作品の展示機能を社会インフラとして構築し、アート市場のポテンシャルを開放することを目的に、第三者割当増資による資金調達を2024年5月に実施したことを発表いたします。
アート活動をするほとんどの人にとって、作品を作ること自体が生きがいです。一方でその活動を発表する方法には多くの困難があります。私たちは、スマホ画面を超えて、人が行き交う「場」にデジタルギャラリーを作ることで発表する「機会」をつくり、社会全体が一体となってアート活動を続けるすべての人を応援する仕組みを目指します。
1.本件のポイント
・シードラウンド3,600万円の第三者割当増資を実施しました。
・アート作品の表現機会を最大化する壁面ギャラリーを全国都市圏に順次展開します。
・パークホテル東京26階に「soshare digital GALLERY」を7月1日にオープンすることに伴い、アートコンテストを開催します。
2.資金調達の目的と背景
HACKK TAGでは、アマチュアからプロに至るすべてのアーティストの表現機会を最大化させるため、アート専用デジタル額縁(2.5GALLERY)を活用した配信型の壁面ギャラリーサービスを展開しています。地域や企業が一体となってつくるボーダレスなギャラリーを社会インフラとしてさらに拡大するため、今回調達した資金を東京、大阪、名古屋、京都などの主要都市圏を中心に壁面ギャラリーを整備することに充当し、アート市場のポテンシャルを開放し、日本の豊かな経済活動を生み出すことを目指します。
このビジョンに共感いただけるメンバーやパートナー企業の皆さまを随時募集しています。
3.HACKK TAG(ハックタグ)について
■サービスURL:
https://hackktag.com/
アーティスト向けに提供している「ブランディングサイト」は基本無料で運用でき、アーティストの創作活動に特化したサービスとして、すでに800名を超えるアーティストにご利用いただいており、約5,000作品を管理しています。また、法人向けに提供している「アート専用デジタル額縁(2.5GALLERY)」は、コンテンツ配信型の壁面ギャラリーサービスで、社会全体でボーダレスなギャラリーインフラを構築する仕組みを提供しています。
アーティストにとっては、アート作品を発表する機会を持つことができ、商業施設やホテル、鉄道などの壁面オーナーにとっては、簡単にデジタルギャラリーを運営することができ、空間価値を向上させるだけでなく、ギャラリーとして収益を上げる仕組みを実装することができます。また、施設等の利用者にとっては、アート作品を日常生活の中で体感でき、アート作品やアーティスト情報にアクセスすることでコメントを送ったり購入したりすることも可能です。
HACKK TAGが目指す新しいギャラリーのあり方は、地域や企業などが一体となってつくり上げるソーシャルな仕組みです。”独り”ではなく、”みんな”で共生・共有することで、社会と繋がるギャラリーのあり方を再定義していきます。
4.投資家からのコメント
■ライトアップベンチャーズ株式会社 代表取締役 中村忠嗣氏
代表の寺本さんに初めてお会いし、これまでのキャリアや家業での原体験、起業に至ったストーリーをお聞きした時から起業家として魅力を感じておりました。
「アートと社会が結びつき、創作活動の社会インフラとなる」というビジョンのもと、アマチュアからプロに至るすべてのアーティストにとっての表現市場の開拓や、アートを起点とした関連事業の実現に向けてディスカッションを重ねてきた結果、リード投資家として伴走させて頂けることになり、私自身も非常にワクワクしております。
■株式会社Subtitle 代表取締役 加藤厚史氏
寺本さんとは実証実験を通してお会いしました。何度もミーティングをし、お食事をご一緒させて頂く中で、ビジネスパーソンとしてのレベルの高さはもちろんのこと、その実直で人間味のある人柄に惹かれ、これから先も一緒に仕事をしていきたい、応援したいなと思っていました。アートという、ビジネスの世界(とりわけ日本国内)では、なかなか難しく手強い領域ですが、寺本さんのアイデア力と実行力なら、突破口を開くことができると確信しています。これからも一歩一歩着実に、でも時には焦りながら、一緒にヒリヒリ感を楽しんで成長していきましょう。
他2名
5.アドバイザーからのコメント
■学校法人瓜生山学園京都芸術大学 理事長
公益財団法人日本文化藝術財団 理事長 德山豊氏
寺本さんには、京都芸術大学でアート・アントレプレナーシップ教育プログラムのディレクターを務めていただいており、そこから起業をめざす学生たちが育っています。
アーティスト、クリエーターが創作活動を持続していくためには、かれらが生み出す創造的価値を社会に還元させる仕組みが不可欠です。
IDEABLE WORKSの考える「アートと社会がより良く結びつくことのできる環境をつくりたい」という思いに共感し、応援しています。
■学校法人瓜生山学園京都芸術大学 理事
クルツジャパン株式会社 代表取締役 中根章夫氏
寺本さんとの出会いは2019年に遡ります。起業の初期段階から寺本さんの熱い想いをお聞きし、それが徐々に具現化されていくプロセスをご一緒してきました。
IDEABLE WORKSが掲げる「アーティストが価値を提供し続けられる社会インフラを作る」というビジョンに深く共感しています。私自身のこれまでの経験や知識を活かし、さらなる発展に貢献できるよう努めてまいります。最後に、IDEABLE WORKSのサービスをご利用される全てのアーティストの皆様にメッセージを送ります。皆様のクリエイティブな活動を支援し、一緒に素晴らしい未来を築いていけることを楽しみにしています。
6.アートコンテストの概要
■募集URL:
https://hackktag.com/event/1718014493694×329332489854124000
■企画名:
Corridorアートコンテスト
■企画内容:
soshare digital GALLERYのオープンのお披露目として、アートコンテストを開催します。一般公募したアート作品の中から25作品程度を配信展示し、同時に人気作品を決める応援投票企画も実施します。応援投票で選ばれた上位10作品についてはパークホテル東京内の回廊展示(コリドーギャラリー)での原画展示の機会を提供させていただきます。
(原画展示は2024年10月以降)
■募集要項:
1.コンテスト応募について
・対象者:国籍、地域、プロ、アマ不問で、アート制作活動をされている方
・応募期間:2024年6月15日(土)~7月5日(金)23:59まで
・応募方法:HACKK TAGのギャラリー機能で作品を登録し、エントリーより申請
※HACKK TAGへの登録(無料)が必要となります。
・選考通知:2024年7月12日(金)予定で結果をメールにて通知します。
<↓選考を通過された場合↓>
2.作品展示について
・展示時期:2024年8月1日(木)~9月30日(月)
・投票期間:2024年8月1日(木)~8月31日(土)23:59
・展示場所:soshare digital GALLERY|パークホテル東京26階
・展示方法:デジタル額縁(2.5GALLERY)にて配信展示
7.soshare digital GALLERYについて
アートを取り入れた「日本の美意識が体感できる時空間」がコンセプトのパークホテル東京の26階にsoshare digital GALLERYを2024年7月1日にオープンします。「100人のARTノート」プロジェクト主催など、さまざまな企画運営、プロデュースに従事するNPO法人soshare(ソーシェア)とコラボした壁面ギャラリーで、より多くのアーティストにとって新たな表現機会となるギャラリーとして運営します。
8.株式会社IDEABLE WORKSについて
会社名:株式会社IDEABLE WORKS(アイデアブルワークス)
代表者:寺本大修(テラモトダイスケ)
本社所在地:京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2 京都芸術センター北館3階
設立年月日:2020年7月1日
事業内容:「HACKK TAG(ハックタグ)」事業及びアートエデュケーション事業
メンバー:
代表取締役 寺本大修
取締役 大矢和輝
取締役 加藤厚史
Design & Marketing Director 伊藤崇
Customer Success Manager 平野幸子
Art Director 松岡裕喜
【本件に関するお問合せ先】
株式会社IDEABLE WORKS
担当:寺本、平野
E-mail:info@ideableworks.com