TODAビル開業までに2回の開催を予定しているトークセッションの第2弾にあたる今回は、昨年12月に開催した第1弾で議論したアートによる新しい「公共性」を軸に、都市における「ART POWER」を生み出すための新たな仕組みや方法について、アーティストや建築家等による様々な実践から議論を深めます。
本トークセッションでは、東京大学生産技術研究所で特任教授を務める建築家で、ART POWER KYOBASHIのアドバイザリーコミッティメンバーでもある豊田啓介氏、ジェネラティブアート振興財団代表理事でアーティストの高尾俊介氏、アーティスト・コレクティブのSIDE COREを迎え、シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]の廣田ふみ氏によるモデレーションで、私たちに新たな公共圏をもたらすアートが育むこれからのコミュニティについて共に考えていきます。
実施概要
ART POWER KYOBASHIプレイベント トークセッションVol.2
「ART POWERを生み出すしくみとは」
日時:2024年7月27日(土)13:30~16:00(開場13:00)
会場:東京ミッドタウン八重洲カンファレンス5Fイベントスペース
(中央区八重洲2-2-1)
定員:100 名(事前申込制・先着順)※定員に達し次第受付終了
参加費:無料
主催:戸田建設株式会社
参加方法:Peatixからお申込みください。
https://art-power-kyobashi-20240727.peatix.com
登壇者・モデレーター
◆登壇者
豊田 啓介
東京大学生産技術研究所 特任教授、建築家
2007年より東京と台北をベースに建築デザイン事務所noizを、スマートシティのコンサルティング会社gluonを、それぞれ共同で立ち上げて活動。建築や都市デザインを軸にデジタル技術を応用したデザイン、インスタレーション、アドバイザリーなどを国内外で行う。2021年より現職。ART POWERKYOBASHIアドバイザリーコミッティメンバー。
高尾 俊介
アーティスト、ジェネラティブアート振興財団代表理事
2019年より日記のように毎日プログラムコードを公開する活動として、デイリーコーディングを実践。2021年NFTアートプロジェクト「Generativemasks」を発表。1万点の生成される仮面のNFTが世界的に注目を集め、1万個が完売した。このアーティスト収益からジェネラティブアート振興財団を設立し、作家活動と並行して普及活動に従事している。
SIDE CORE
アーティスト・コレクティブ
2012年より活動を開始。メンバーは高須咲恵、松下徹、西広太志。公共空間におけるルールを紐解き、思考の転換、隙間への介入、表現やアクションの拡張を目的に、ストリートカルチャーを切り口として屋内・野外を問わず活動。
◆モデレーター
廣田 ふみ
プロデューサー、シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]
IAMAS メディア文化センター、山口情報芸術センター[YCAM]を経て、2012年より文化庁にてメディア芸術の振興施策に従事。2015年より国際交流基金にて、日本と東南アジアの文化交流事業の一環としてメディア文化、メディアアートをテーマとした事業を企画。2020年より現職。2022年渋谷のシビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]の開設に参画。
TODA BUILDINGについて
当社は、京橋一丁目で本社建替えを含む大規模開発を進めており、2024年9月に「TODA BUILDING」を竣工し街区が生まれ変わります。都市再生特別地区、土地区画整理事業などの開発制度を活用し、建物低層部に京橋エリアの地域特性を活かした“新たな芸術文化の拠点”を形成します。上層部はテナント専用ビジネスサポート施設を有するオフィスフロアで構成し、来街者や働く人がアートに出会う場を創出します。
詳細リリース:
https://www.toda.co.jp/news/2023/20230403_003193.html
戸田建設のアート事業「ART POWER KYOBASHI」
ART POWER KYOBASHIとは、2024年11月TODAビルの開業とともにはじまる新たなアートプログラムの総称です。当社が東京・京橋で社業をはじめて100年余り、次の100年に向けて、TODAビルの建替を契機に、アートによる新たなまちの価値づくりをはじめます。この場所から様々なアーティストが育ち、発信し、評価され、その仕組みの中でアートが人々の生活の生きる源となる。そんなアートによるまちのエコシステムの構築を目指し、都市を更新し続けるアートの力を育んでいきます。
ART POWER KYOBASHI公式WEBサイト:
https://apk.todabuilding.com/