株式会社小田急SCディベロップメント(本社:東京都新宿区 代表取締役:細谷 和一郎 以下、「当社」)は、当社が掲げる地域共生ステートメント「エキチカは、マチチカ、ヒトチカへ。」を体現し地域の未来に貢献するプロジェクトの第2弾として、2024年1月9日(火)~2月29日(木)「マチチカ、ヒトチカ プロジェクト第2弾Re:born」を実施し、その結果、計7自治体に子育て応援に関するギフトを寄贈いたしましたのでお知らせします。
1.本プロジェクト開催の背景と概要
小田急グループは経営ビジョンとして、地域とともに成長する「地域価値創造型企業」を目指しています。ビジョン実現のため、当社は、地域共生ステートメントとして「エキチカは、マチチカ、ヒトチカへ。」を制定し、マチやヒトに近づき寄り添い、地域社会に貢献するため、地域の様々なステークホルダーと共創し新たな取り組みに挑戦しています。
本プロジェクトは、地域共生ステートメントを体現し地域の未来に貢献する取り組みの第2弾として、趣旨にご賛同いただいたブックオフコーポレーション株式会社・学生服リユースshopさくらや・株式会社REGATEの3社のパートナー企業とともに企画。ご家庭で不要となった衣類や本を回収し、集まった不要品を、ブックオフコーポレーション株式会社・学生服リユースshopさくらや・株式会社REGATEの3社のパートナー企業が査定・その査定額で「子育て応援」をテーマに地域が必要とする方法で不要品をギフトに変換し、当社の各商業施設が立地する7自治体に寄贈したものです。また、6つの商業施設(経堂コルティ、成城コルティ、相模大野ステーションスクエア、ビナウォーク、本厚木ミロード、ODAKYU 湘南 GATE)では、パートナー企業によるチャリティイベントを開催し、イベント参加費全額も地域の子どもたちへのギフトに充当しました。
プロジェクト概要:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000145.000063373.html
2.本プロジェクトの成果と振り返り
当社が運営する9つの商業施設において、2024年1月9日(火)~2月29日(木)のおよそ2か月間、不要品回収ボックスを設置しました。その結果、14,894点の不要品を回収し、3社のパートナー企業で査定したところ644,233円相当となりました。チャリティイベントの参加費を合わせた852,066円分を、「子育て応援」をテーマとしたギフト744点に変換し、この度7自治体へ寄贈いたしました。
なお、今回のプロジェクトには、リユース業界でビジネスを展開するブックオフコーポレーション株式会社・学生服リユースshopさくらや・株式会社REGATEとともに、限りある資源を効率的に活用し、持続可能な形で地域内で循環させられる仕組みのあり方を議論し、企画・実施いたしました。また、不要品を地域の中で循環させることで地域の子どもたちのギフトに変換するという点に賛同してくださったお客さまが多くいらっしゃったことで、多くの不要品回収に繋がったのではないかと考えています。
当社では今後も商業施設をご利用いただくお客さまとともに、地域課題の解決や地域活性化について考えていきたいと思っております。その先の課題解決においても、地元の行政や学校、企業など様々な地域のステークホルダーの皆さまと連携することで、真に求められる地域貢献を展開してまいります。
3.「マチチカ、ヒトチカ プロジェクト第2弾 Re:born」寄贈について
寄贈にあたっては、各自治体のご担当者様より感謝のコメントを頂きました。
(1) 新宿ミロード・新宿西口ハルクから新宿区へ
寄贈物品:絵本10冊
寄贈先:新宿区角筈図書館
寄贈に対して、新宿区角筈図書館長 久保田様からは、「このような素敵な取り組みの寄贈先として選定いただきありがとうございます。同じ新宿区に構えるもの同士、今後とも連携を図っていきたい。」というコメントを頂きました。
(2) 経堂コルティ・成城コルティから世田谷区へ
寄贈物品:絵本 330冊
寄贈先:世田谷区経堂図書館
寄贈に対して、世田谷区中央図書館長 齋藤様からは、「いただいた本は経堂コルティの最寄りの図書館であります、経堂図書館で大切に使わせていただきます。地元のお客さまに参加いただきながら、「地域での資源循環社会の実現」に貢献できる、大変すばらしい企画だと思います。」というコメントを頂戴しました。
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3) 新百合ヶ丘エルミロードから川崎市麻生区へ
寄贈物品:プレイランドブロック 2点、玩具 3点、DVD 3点、絵本 13点 計21点
寄贈先:麻生区役所児童家庭課
寄贈に対して、川崎市麻生区長 山本様からは、「本年も素敵な子どもへのギフトを寄贈いただきありがとうございます。保育所相談で区役所へお越しいただいた親子連れの待ち時間など、地域の方に楽しんでいただけると嬉しく思います。」というコメントを頂戴しました。
(4) 相模大野ステーションスクエアから相模原市南区へ
寄贈物品:図鑑42点
寄贈先:麻溝こどもセンターなど、南区内の児童厚生施設
寄贈に対して、相模原市南区長 加藤様からは、「ご家庭の不要品が未来を担う子どもたちへのギフトに変換するという、大変素晴らしい企画。本が大好きな子どもたちのために南区内の児童厚生施設に配架いたします。」というコメントを頂戴しました。
(5) ビナウォークから海老名市へ
寄贈物品:お子さま用遊具とその底面用ジョイント(ずれを防止するテープ)2点
寄贈先:海老名市子育て支援センター
寄贈に対して、海老名市長 内野様からは、「子育て支援センターへ遊具寄贈をありがとうございます。不要品回収やチャリティイベントを通して、お客さま自身が楽しみながら地域社会や身近なSDGsに目を向けるきっかけとなると思います。」というコメントを頂戴しました。
(6) 本厚木ミロードから厚木市へ
寄贈物品:子供用歯磨き粉 296点
寄贈先:厚木市こども家庭センター
寄贈に対して、厚木市長 山口様からは、「地域の方の協力なしでは成り立たない素晴らしい企画であり、本年も寄贈いただきありがとうございます。頂戴した歯磨き粉は歯科健診の際に配布して、厚木の子どもたちの歯の健康を守るために活用させていただきます。」というコメントを頂戴しました。
(7) ODAKYU 湘南 GATEから藤沢市へ
寄贈物品:絵本43冊
寄贈先:藤沢市南市民図書館、藤沢市総合市民図書館
寄贈に対して、藤沢市長 鈴木様からは、「デジタル化の中で本や絵本離れも進んでいますが、子どもたちには今回寄贈いただいた絵本や図鑑を手に取っていただき、実際の本に触れる良さを体験して欲しいと思います。」というコメントを頂戴しました。
参考
【参考1】 株式会社小田急SCディベロップメントについて
小田急グループにおける商業施設の運営・開発事業を一貫して担う会社として、2020年4月1日に設立されました。
URL:
https://www.odakyu-scd.co.jp/company/
【参考2】株式会社小田急SCディベロップメントの「地域共生ステートメント」について
当社では、より地域社会の発展に貢献していくことを目的に、2022年12月に地域共生ステートメント「エキチカは、マチチカ、ヒトチカへ。」を新たに制定いたしました。今後も、当社では小田急の商業施設がお客さまと地域をつなげる「接点」となることを目指し、様々な取り組みを展開してまいります。