株式会社Acompany(アカンパニー、愛知県名古屋市西区、代表取締役CEO 高橋亮祐、以下Acompany)は、Excelなどで作成した「個人情報管理台帳※」を、プライバシーガバナンス運用SaaS『AutoPrivacy Governance』へインポートする機能を追加しました。
これにより、『AutoPrivacy Governance』上でPIA(プライバシー影響評価)を実施するために必要な、個人情報管理台帳のデータ入力などの工数を削減。インポートされた個人情報管理台帳は、『AutoPrivacy Governance』のプラットフォーム上で管理できるようになり、個人情報のデータ入力からPIAまでをスムーズに実施することが可能となりました。
背景
PIAを実施するためには、すでに企業内で作成・管理している個人情報管理台帳や、過去に実施したPIAファイルを収集し、個人情報の所在や内容を洗い出し、データリストを作成する必要があります。
しかし現状は、個人情報管理台帳や過去のPIAプロジェクトをExcelで管理していることがほとんどであり、データを収集・整理し、データリストを作成することは、PIAの実務担当者の大きな作業負担となっていました。
概要
本機能では、これまでExcelなどで作成・管理していた個人情報管理台帳を、『AutoPrivacy Governance』にインポートすることができるようになりました。インポートされた個人情報管理台帳は、『AutoPrivacy Governance』のプラットフォーム上で管理することができ、Excelなどへエクスポートもできます。
また、『AutoPrivacy Governance』では、取り込んだ個人情報管理台帳を使ってスムーズにPIAを実施することが可能です。
これからもAcompanyでは、お客様のニーズにあわせて継続的に新機能のリリースを進めてまいります。
※ 個人情報台帳とは:個人情報を管理するために利用目的や保管場所などをまとめた台帳。 主に個人情報保護マネジメントシステム(PMS)の構築や運用に関わる個人情報保護管理責任者が管理を行う。
プライバシーガバナンス運用SaaS『AutoPrivacy Governance』
企業のプライバシーガバナンスを強みとする、プライバシーガバナンス運用SaaS『AutoPrivacy Governance』は、企業がプライバシーガバナンスを強化するために必要なPIA(プライバシー影響評価)機能を提供し、自社内で個人情報の一元管理を可能とします。トータルサポートとあわせて、PIAの内製化をサポートします。
PIAとは、個人情報などを取り扱うプロジェクトやシステムが、個人のプライバシーにどの程度影響するのかを評価するためのプロセスのことです。企業・組織間での個人情報を適切に管理、利活用するため、PIAに取り組む企業・行政機関は増加しています。
一方で実施例はまだ少なく、PIAの実施経験のある人材が不足しています。『AutoPrivacy Governance』は、専門的な知識や経験がなくても、個人情報保護委員会が公開している「PIAの取組の促進について―PIAの意義と実施⼿順に沿った留意点―」(
https://www.ppc.go.jp/files/pdf/pia_promotion.pdf
) で推奨されている手順でPIAを実施することができます。
プライバシーテックとは
プライバシーテックとは、個人のプライバシーを保護するための技術です。現代において、個人データが企業などにより大量に保有されている中、個人に対して安全なデータの保全や利活用が必要となってきています。このような課題を解決するため、プライバシーテックが開発されました。例えば、データを暗号化したまま高度な分析が可能な「秘密計算」や、元のデータから類似データを生成する「合成データ」、また個人の特定を困難にする「k-匿名化」といった技術があります。
プライバシーテック研究所:
https://acompany.tech/privacytechlab/
会社概要
社名 :株式会社Acompany
代表者 :代表取締役CEO 高橋亮祐
所在地 :愛知県名古屋市西区那古野2丁目14番1号なごのキャンパス
設立 :2018年6月
URL :
https://acompany.tech/
事業内容:データクリーンルーム運用SaaSの『AutoPrivacy DataCleanRoom』、プライバシーガバナンス運用SaaSの『AutoPrivacy Governance』、プライバシーコンサルティングサービスの提供
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