味の素株式会社(社長:藤江 太郎 本社:東京都中央区)は、2023年11月、コロナ禍前後の生活者の価値観の変化についての調査を実施しました。その結果、日常生活において華やかさや派手さよりも、本質的な価値を有する堅実で地味なものを志向する人が増えていること、特に食においては、流行やSNSでの映えより、素材の味が活きた、安定して長く食べ続けられるメニューが人気であることがわかりました。
コロナ禍前後における価値観の意識調査:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000092524.html
料理・調味料に関する意識調査 :
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000038.000092524.html
当社はこれらの結果を受け、料理の中で目立つことはないものの、素材の味を引き立て料理の安定感をアップさせる、影の主役として縁の下の力持ちの役割を担っている調味料を「地味調味料」と命名し、2024年6月12日に「地味調味料」を使った料理と、その他の調味料を使った料理を食べ比べるイベントを開催。タレントのゆうちゃみさんが登壇し、料理の味の違いを体験しました。
左から、味の素㈱山﨑誠也、ゆうちゃみさん、もあいかすみさん
イベントでは、ゆうちゃみさんが「地味調味料」を使用した料理と、その他の調味料を使った料理を食べ比べ、「地味調味料」を使った料理を当てる格付けチャレンジに挑戦。さらに、インスタグラムで100万人のフォロワーを持つ、料理系インフルエンサーであり料理研究家・管理栄養士として活躍中のもあいかすみさんと、「地味調味料」を料理に活用するメリットやポイントについてトークセッションを行った後、もあいさん監修の「地味調味料」を使った時短レシピの調理にも挑戦しました。
生活者のトレンドは、コロナ禍を経て「映え」より「地味」 にシフト
イベントではまず、当社コミュニケーションデザイン部 企画グループ 山﨑誠也より、2023年11月の調査結果からわかった、生活者のトレンドの変化や食に関する重要視されている価値観、「地味調味料」の特徴について説明しました。
■コロナ前後で起こった生活者の価値観の変化
具体的には、コロナ禍を経て日用品を選ぶ基準として、見た目の華やかさや流行よりも、「暮らしに⽋かせないもの」や「⻑く使えるもの」を重視するという傾向があること、さらに「地味」という単語への印象が、ネガティブなものからポジティブな印象に転換され始めているという内容を説明しました。
■食のトレンドも「映え」より「地味に」
続いて、⾷に関するトレンドについても、⻑く⾷べ続けたいメニューとして「素材が活きるメニュー」や「定番メニュー」といった、安定していて落ち着く料理が挙げられていることを説明。そして、それらを簡単に、おいしく作るのに最適な調味料として、「地味調味料」があることや、「地味調味料」の7つの特徴などを紹介しました。
■「地味調味料」とは?~7つの特徴~
「地味調味料」とは、素材の味を引き立てるのが得意で、
料理への汎用性が高いといった7つの特徴を持った調味料です。
具体的には、下記のような調味料を指しています。
ゆうちゃみさん、味覚&嗅覚をフル活用!「地味調味料」を使った料理を当てる 格付けチャレンジ に挑戦
その後はゆうちゃみさんが「地味調味料」を使った料理を当てる 格付けチャレンジ に挑戦しました。
今回は「小松菜のお浸し」「チャーハン」の2品で、「地味調味料」を使ったものと、その他の調味料を使ったものの2種類を用意。それぞれ【A】と【B】として、「地味調味料」を使った料理はどちらかを当ててもらい、さらに料理研究家のもあいさんがポイントを解説しました。
■素材の風味が強いのはどっち?1問目「小松菜のお浸し」
結果:【正解】(ゆうちゃみさん回答【A】)
1問目は小松菜のお浸しで、小松菜の風味がより活きているのは【A】と【B】どちらかを出題しました。
ゆうちゃみさんは「地味調味料」の「ほんだし」を使った正解の【A】を選択することに成功。もあいさんは「地味調味料」が持つ、素材の風味をアップさせるという特徴について説明し、ゆうちゃみさんは「『地味調味料』は引きたて上手ってことですね!引きたて上手な人って憧れます。」とコメントしました。
■味のバランスが取れているのはどっち?2問目「チャーハン」
結果:【正解】(ゆうちゃみさん回答【A】)
2問目は適正量より調味料(【A】:地味調味料」の「丸鶏がらスープ」【B】塩)を2倍入れたチャーハンを作り、味のバランスがとれているのはどちらかを出題。この問題も正解したゆうちゃみさんに、もあいさんは「『地味調味料』は多めに入れてしまっても、味のバランスや統一感が損なわれにくいんです。料理に慣れていない方にもおすすめです。」とコメントしました。ゆうちゃみさんも「私も『丸鶏がらスープ』に助けられています。料理デビューする人にもめっちゃいい。」と共感。2問とも正解したゆうちゃみさんは、見事「地味調味料マスター」に認定されました。
ゆうちゃみさん&もあいかすみさんトークセッション~多種多様な料理を支える「地味調味料」~
トークセッションでは、格付けチャレンジを振り返りつつ、ゆうちゃみさんともあいさんが「地味調味料」の魅力について語っていただきました。
■格付けチャレンジを振り返って~調味料1つで料理は変わる~
ゆうちゃみさん「料理デビューの方や、忙しい方にとって『地味調味料』は良い料理のパートナーになるなと思いました。」
もあいさん「サッと使えて、味がキマる・失敗しづらいというのも『地味調味料』の良さですよね。料理初心者の方にはもちろん、時短できるので、忙しい社会人の皆さん、主婦の皆さんの強い味方です。」
■「地味調味料」はオールジャンルで活躍!
(MCに調味料の使い方について聞かれ)ゆうちゃみさん「『ほんだし』は煮物、『コンソメ』はハンバーグ、『丸鶏がらスープ』はスープとか…中華っぽいイメージです。」
もあいさん「そうですよね、私も昔はそう思ってました。でも、『地味調味料』は無限の可能性があるんですよ?お味噌汁やスープのような汁物だけじゃなくて、炒め料理や蒸し料理、どんな調理方法にも合いますし、和洋中問わずに使える万能アイテムなんです。」
ゆうちゃみさんが「地味調味料」を使った「材料4つ!?だしが決め⼿のチキンキーマカレー」に挑戦!
イベントの最後には、もあいかすみさんからゆうちゃみさんに、「地味調味料」の万能性を活かしたレシピ
「材料4つ!?だしが決め⼿のチキンキーマカレー」の作り方をレクチャーしていただきました。
■もあいさん解説:レシピのポイント
「『ほんだし』は3種のかつお節を使用した和風だしで、少ない材料でも素材の風味を引き出しておいしくできるんです!また、顆粒状で料理と混ざりやすいので味が均一に仕上がります。」
■ゆうちゃみさんの感想
「めっちゃくちゃおいしいです!今まで使ったことのない料理にも使えるので、『地味調味料』を料理の相棒にした方がいいです。マブダチ!」
■カオスマップについて
料理が出来上がるまでのあいだ、もあいさんに調味料のポジションを可視化した調味料カオスマップについて紹介していただきました。キャラクターのようにそれぞれの調味料の個性が紹介されるなか、ゆうちゃみさんはご自身を調味料で例えると「マヨネーズあたり」とし、妹のゆいちゃみさんについては「私よりしっかりしていて、地味スゴ感がある」として『地味調味料』の「コンソメ」と例えました。また、交友関係のある方は「縁の下の力持ちゾーンや個性派ゾーンが多く、特に長い付き合いのある友人は縁の下の力持ちゾーンタイプ」とお話しされ、カオスマップを通じて地味調味料の魅力を再認識いただきました。
「材料4つ!?だしが決め⼿のチキンキーマカレー」レシピ 調理時間:10分
▽材料(2人分)
鶏ひき肉…160g
玉ねぎ…1/4個
ご飯…2杯分
温泉卵…2個
A「ほんだし®」…小2
Aケチャップ…大2
Aカレー粉…大2
Aはちみつ…大1
A塩…ひとつまみ
A水…130ml
Aおろしにんにく…小1
パセリ…お好みで
▽作り方
①玉ねぎはみじん切りにする。
②耐熱ボウルに①、ひき肉、Aを入れてよく混ぜ、ふんわりラップをしてレンジ600Wで5分加熱し、取り出して混ぜる。
③ご飯に②を盛り付けて、温泉卵、パセリをのせる。
★その他の「地味調味料」レシピ:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000038.000092524.html
格付けチャレンジ①「小松菜のお浸し」レシピ
▽材料(2人分)
小松菜…3株
A水…100mL
A塩…ひとつまみ
A「ほんだし」…小1
作り方
①小松菜を5㎝の長さに切って耐熱容器に入れる。
ラップをかけ、電子レンジ600Wで2分加熱し、水気をきる。
②ボウルにAを入れて混ぜ、①の小松菜を加えてあえる。
③器に盛りつける。
※画像はイメージです
格付けチャレンジ②「チャーハン」レシピ
▽材料(2人分)
ご飯…400g
溶き卵…2個分
塩…少々
こしょう…少々
(塩の1/4)
「丸鶏がらスープ」…小0.5
サラダ油…大1
▽作り方
①フライパンに油を熱し、溶き卵を流し入れ、半熟になったらご飯を加え、ほぐすように炒め合わせる。
②丸鶏がらスープ、こしょうを加えて、さらに炒め合わせる。
③全体がなじんだら、お皿に盛りつける。
※画像はイメージです
登壇者プロフィール
モデル・タレント・俳優 ゆうちゃみ
2001年9月8日生まれ/22歳/大阪府出身/モデル・タレント/SNS総フォロワー160万人超え。圧倒的な明るさと、こてこての大阪弁であらゆる場を盛り上げる新生代「令和の白ギャル」
「2022ブレイクタレント女性部門第一位選出」
モデルに加え、タレントとしてバラエティでも活躍中。幅広い層に支持を得ている
■ゆうちゃみさんのコメント
改めて、料理のなかでは目立たない調味料1つで、味ってこんなに違うんだ!と思いました。ここ数年、自分でも料理をするようになって、食材や味付けに対するこだわりが強くなってきて、見た目だけではなくて味のベースにこだわるようにもなってきましたが、今日のイベントを通じて、「地味調味料」の魅力をたくさん知ることが出来ました。新しい料理のパートナーとして、地味スゴな「ほんだし」「コンソメ」「丸鶏がらスープ」を使っていきたいと思います。“「地味調味料」マスター”の名に恥じぬよう、精一杯頑張ります!
料理研究家・管理栄養士 もあいかすみ
栄養系の大学を卒業後、食品メーカーに就職。全国チェーンのレストランや量販店など、幅広い業態のメニュー開発を手がける。後、食品領域の広告プランナーとして勤務。忙しく働きながら自炊してきた経験と、管理栄養士の資格を生かして、料理家研究家として独立。Instagramで紹介している“働く人の為の簡単時短レシピ”が大好評!Instagramフォロワー数100万人。
■もあいかすみさんのコメント
私は元々会社員として働いていたのですが、仕事が終わって家に帰ってくる頃にはヘトヘトで、カンタンに作れるおいしいものが食べたい!と思い、時短レシピにこだわるようになりました。
簡単に手軽においしくできるなら、頑張りすぎない地味ごはんだっていいと思うんです。そんな時に味をしっかりキメてくれる「地味調味料」は欠かせない存在ですね。料理初心者の方や、日々の生活を慌ただしく送っている方にこそ、どんな料理にも活用できて、頼りになる存在である「地味調味料」を使って、料理を楽しんでほしいです。
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「地味調味料」特別サイト
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味の素グループについて
味の素グループは、“Eat Well, Live Well.”をコーポレートスローガンに、アミノサイエンス®で、⼈・社会・地球のWell-beingに貢献し、さらなる成⻑を実現してまいります。
味の素グループの2023年度の売上⾼は1兆4,392億円。世界34の国・地域に拠点を置き、商品を販売している国・地域は130以上にのぼります(2024年現在)。詳しくは、www.ajinomoto.co.jpをご覧ください。