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広上淳一指揮、日本フィルハーモニー交響楽団によるセミ・ステージ形式オペラ《仮面舞踏会》 2025年4月上演決定

広上淳一指揮、日本フィルハーモニー交響楽団によるセミ・ステージ形式オペラ《仮面舞踏会》 2025年4月上演決定
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広上淳一指揮、日本フィルハーモニー交響楽団によるセミ・ステージ形式オペラ《仮面舞踏会》 2025年4月上演決定

第752回東京定期演奏会(2023年7月7日) レオンカヴァッロ:《道化師》 舞台前方左より池内響、竹多倫子、広上淳一

公益財団法人日本フィルハーモニー交響楽団(東京都杉並区、理事長:平井俊邦)は、2025年4月26日(土)、27日(日)東京・サントリーホールで<広上淳一&日本フィル「オペラの旅」Vol.1>ヴェルディ:オペラ《仮面舞踏会》を上演します。

指揮の広上淳一は、かつて日本フィルの正指揮者として(1991年9月-2000年8月)、そしてその後も毎年、定期演奏会へ出演するなど継続的かつ緊密な繋がりを続け、2021年よりフレンド・オブ・JPO(芸術顧問)として活躍。2023年7月の東京定期演奏会では当シリーズの前身ともいえる演奏会形式のオペラ《道化師》を大成功に導きました。

2025年4月、広上のオペラへの情熱や、教育者として若手音楽家への支援といった思いを受けて、日本フィルとしても新たな挑戦<広上淳一&日本フィル「オペラの旅」>を始動します。このシリーズは演出に高島勲を迎え、ホールの舞台空間を活かした演出や衣裳等を取り入れたセミ・ステージ形式での上演を特徴とします。記念すべき第1弾はヴェルディの音楽と物語が融合された中期の傑作、《仮面舞踏会》を取り上げます。1989年、シドニー・オペラハウスで広上がはじめて指揮をした、思い出のオペラでもあります。ソリスト陣にはアメーリア役の中村恵理をはじめ、世界で活躍する新しい世代の日本の歌手陣がならびます。


広上淳一よりコメント

僕は死ぬまでに1、2年に一度くらいのペースで、オペラをゆっくりやってみたいと思っていました。このシリーズが僕の日本フィルでの最後の大きな仕事になるのではないかと思います。《仮面舞踏会》は、2023年に30年以上ぶりに取り上げ、最後にもう一度、日本フィルときちっとやりたいと思い、第1弾にもってきました。三角関係、恨み、ジェンダー、純愛など、いろいろな題材の入った傑作です。響きの良いサントリーホールで音楽を存分に楽しんでいただけると思います。オペラのように長い作品を俯瞰して、大きな波をつかんで作っていくことは日本フィルにとっても良い経験になりますし、日本の若い歌手を紹介する場にもしていきたいと思っています。また、日本フィルのお客様にも総合芸術の醍醐味を味わっていただけたらと思います。


《仮面舞踏会》あらすじ

舞台は17世紀末のボストン。ボストン総督リッカルドと、リッカルドの腹心の部下・レナートの妻アメーリアは、互いに秘めた想いを抱いている。ある日リッカルドは身分を隠して預言者ウルリカのもとを訪れると、そこへアメ―リアが現れ、自分への恋心に苦しんでいることを知る。ウルリカはリッカルドを占い、「これから最初に握手する者によって殺される」と告げる。そこへ何も知らずに現れたレナートが、リッカルドと握手をし…

広上淳一指揮、日本フィルハーモニー交響楽団によるセミ・ステージ形式オペラ《仮面舞踏会》 2025年4月上演決定

特別公演


広上淳一&日本フィル「オペラの旅」Vol.1


ヴェルディ:オペラ《仮面舞踏会》

(セミ・ステージ形式/全3幕/字幕つき)

2025年4月26日(土)17:00開演

2025年4月27日(日)17:00開演

サントリーホール

指揮:広上淳一[フレンド・オブ・JPO(芸術顧問)]

演出:高島勲

アメーリア:中村恵理

リッカルド:宮里直樹

レナート:池内響

ウルリカ:福原寿美枝

オスカル:盛田麻央

シルヴァーノ:高橋宏典

サムエル:田中大輝

トム:杉尾真吾

合唱:東京音楽大学

管弦楽:日本フィルハーモニー交響楽団

<発売日>

2024年12月11日(水)10:00

<料金>

SS ¥12,000 S¥9,500 A¥8,000 B¥6,500 C¥5,000 D¥3,000※一部見切れあり/電話のみ

Ys(25歳以下)¥4,000* Gs(70歳以上)¥5,000*  *SS,S,D除く

<購入・お問い合わせ>

日本フィル・サービスセンター

TEL:03-5378-5911(平日10-17時)


https://eticket.japanphil.or.jp/

広上淳一指揮、日本フィルハーモニー交響楽団によるセミ・ステージ形式オペラ《仮面舞踏会》 2025年4月上演決定

指揮:広上淳一 (c)Masaaki Tomitori
広上淳一指揮、日本フィルハーモニー交響楽団によるセミ・ステージ形式オペラ《仮面舞踏会》 2025年4月上演決定

演出:高島勲

広上淳一指揮、日本フィルハーモニー交響楽団によるセミ・ステージ形式オペラ《仮面舞踏会》 2025年4月上演決定

アメーリア:中村恵理
広上淳一指揮、日本フィルハーモニー交響楽団によるセミ・ステージ形式オペラ《仮面舞踏会》 2025年4月上演決定

リッカルド:宮里直樹 (c)FUKAYA Yoshinobu/auraY2
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レナート:池内響 (c)T.Tairadate

広上淳一指揮、日本フィルハーモニー交響楽団によるセミ・ステージ形式オペラ《仮面舞踏会》 2025年4月上演決定

ウルリカ:福原寿美枝
広上淳一指揮、日本フィルハーモニー交響楽団によるセミ・ステージ形式オペラ《仮面舞踏会》 2025年4月上演決定

オスカル:盛田麻央 (c)FUKAYA Yoshinobu/auraY2
広上淳一指揮、日本フィルハーモニー交響楽団によるセミ・ステージ形式オペラ《仮面舞踏会》 2025年4月上演決定

シルヴァーノ:高橋宏典 (c)hiro.photo


日本フィルハーモニー交響楽団

1956年6月創立。質の高い音楽を届ける「オーケストラ・コンサート」、音楽との出会いを広げる「エデュケーション・プログラム」、音楽の力で様々なコミュニティに貢献する「リージョナル・アクティビティ(地域活動)」という三つの柱に加え、2011年の東日本大震災以来「被災地に音楽を」届ける活動を継続している。これらの活動は高い評価を受け、第16回後藤新平賞を受賞。

2023年9月より首席指揮者にカーチュン・ウォンを迎え、桂冠名誉指揮者小林研一郎、桂冠指揮者兼芸術顧問アレクサンドル・ラザレフ、フレンド・オブ・JPO(芸術顧問)広上淳一という指揮者陣を中心に年間150回を超えるオーケストラ公演を行う。

2026年の70周年に向け、芸術性と社会性を両輪とし、「温かさ」「人に寄り添う」土壌を大切にしながら、あらゆる人々へ、世代へ、地域へ、音楽の持つ様々な力を社会に活かしていくことを目指している。1994年に杉並区と友好提携を結び、本拠地とする。毎週水曜日22時54分~23時、BS朝日『Welcomeクラシック』出演中。

オフィシャル・ウェブサイト

https://japanphil.or.jp

X(旧Twitter)@Japanphil

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