横浜市と神奈川中央交通株式会社(以下「神奈川中央交通」)は、戸塚区南西部におけるバス路線の維持・充実に向け、公民連携で取組を進めてまいりました。このたび、令和6年7月1日(月)より連節バス「ツインライナー」の運行を開始するとともに、バスネットワークの維持・充実を図ります。
1 連節バスの導入とバスネットワークの維持・充実について
神奈川中央交通が運行する、戸塚バスセンターからドリームハイツを結ぶ路線は、沿線に、横浜医療センター、横浜薬科大学、俣野公園などがあり、沿線住民の方や学生など利用者の多いバス路線です。
そこで、運行便数の多い当路線に連節バスを導入し、輸送力を確保しつつ、運行便数を効率化します。また、これにより生じるバス事業者の経営資源を他の路線に再配分し、戸塚区南西部のバスネットワークの維持・充実を図ります。
2 取組の実施日
令和6年7月1日(月)から
3 連節バスの運行概要について
連節バスは、通常の大型バスと比べ、全長約1.8倍、定員約1.5倍あり、輸送力を向上させることができます。
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※日立入口バス停(戸塚駅方面)、消防署前バス停(両方向)を通過する急行となります。 ※日立入口バス停は、令和6年7月1日より「八坂神社前」に名称変更します。 |
運賃は、通常の大型バス(現在の運賃)と同じです。
連節バスは、運行方面によって、支払方法、乗降方法が変わります。
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※戸塚駅西口、戸塚バスセンターの降車は、 前扉、中扉および後扉から |
※通常の大型バスは、両方向ともにこれまでと同じ「後払い方式」で、「乗車:中扉から 降車:前扉から」です。
[連節バスの支払方法と乗降方法]
【参考】取組実施の背景について
近年、少子高齢化やコロナ禍によるテレワーク等の生活スタイルの変化により、バスの利用者は減少しています。また、大型二種免許保有者の減少・高齢化により、バス運転士も不足しており、現在のバスネットワークのサービス水準を維持することが困難な状況となっています。
そこで横浜市と神奈川中央交通が連携して、運行効率化とそれにより生じる経営資源を再配分し、バスネットワークの維持・充実を図る取組を進めています。
【横浜市と神奈川中央交通の役割分担について】
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走行環境整備(道路整備)
連節バス運行のために必要となる道路整備(交差点拡幅、バスベイ施工及び拡幅、信号・照明・電柱・ガードレールの移設等)を19箇所で行いました。
本取組の詳細については、横浜市ウェブサイトからご覧いただけます。
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/machizukuri-kankyo/kotsu/bus_kotsu/soukou/soukoukankyou.html