【セミナー概要】
本学は2005年の開学以来、「実務家教員による実践型教育」を特徴として、多くの学生を産業界に送り出してきました。これらの実績をさらに高め、より多くの社会実装を日本ならびに世界で実現していくためには、教員の指導力の更なる向上が未来にとって不可欠です。そのために当センターが高等教育における情報のハブとして積極的に活動を行っています。
今回のセミナーでは、「実務家教員がもたらす教育イノベーション – 改革を成功へと導くためのカギを探る」と題して、実務家教員に期待される「既存の教育内容の改善」「教員の交流や活性化」といった役割や、それらを円滑に機能させるための「教員評価の実質化」を取り上げ議論します。
大学教職員、企業の方、デジタルハリウッド大学に興味がある方など、幅広い方々にご参加いただける内容となっています。ぜひこの機会にご参加ください。
【開催概要】
デジタルハリウッド大学 高等教育研究開発センター
「実務家教員がもたらす教育イノベーション – 改革を成功へと導くためのカギを探る」
日時 :2024年6月27日(木)13:00-14:00
形式 :Zoomウェビナー(お申込みいただいた方へ参加用URLをお送りいたします)
登壇者:小林 雄志氏(九州工業大学 准教授/デジタルハリウッド大学 客員准教授)
高橋 光輝 (デジタルハリウッド大学 デジタルコミュニケーション学部 学部長 教授/
同大 高等教育研究開発センター センター長)
参加 :無料(要予約)
主催 :デジタルハリウッド大学 高等教育研究開発センター
■セミナーに関するお問い合わせ
デジタルハリウッド大学 高等教育研究開発センター
【登壇者プロフィール】
小林 雄志
九州工業大学 教育高度化本部 学習教育センター 准教授
デジタルハリウッド大学 客員准教授
博士(科学)。国立スポーツ科学センター、熊本大学、立命館大学、岡山大学、東京大学を経て現在に至る。専門分野は高等教育開発、インストラクショナルデザイン、学習分析。現在の研究テーマは、インストラクショナルデザイン研究の知見を活用した授業改善や大学教員の能力開発、ティーチング&ラーニング・アナリティクスの推進による大学教育改革支援。
所属学協会は日本高等教育開発協会、大学教育学会、日本教育工学会、教育システム情報学会など。近年の主要論文に「日本の大学におけるシラバス作成ガイドラインの調査 ―Web公開された資料をもとに―」(2023)、「実験科目における非同期型口頭試問の実践と課題」(2022)などがある。
高橋 光輝
デジタルハリウッド大学 デジタルコミュニケーション学部 学部長 教授/デジタルハリウッド大学 高等教育研究開発センター センター長
アメリカの放送局にてディレクターとして製作業務に従事。デジタルテクノロジーを活用したメディアやコンテンツに関する調査・研究を行う。質的、量的データ分析を行い、「コンテンツ産業論」や「アニメ学」等の著書を発行。文化庁や外務省などの依頼で、世界各国で日本のコンテンツ産業の講演活動を続けている。私塾から専門学校、大学、専門職大学院と様々な現場にて教鞭の経験を持ち、「経験学習モデルを用いた実践型教育」をテーマに、デジタル人材や専門職教員など高度職業人養成を実践している。所属学会は日本マス・コミュニケーション学会、デザイン学会、情報処理学会、コンテンツ教育学会、日本教育社会学会、日本キャリアデザイン学会。
【デジタルハリウッド大学 高等教育研究開発センターについて】
デジタルハリウッド大学 高等教育研究開発センターは、デジタルハリウッド大学(4年制大学)およびデジタルハリウッド大学大学院(専門職大学院)の教育における質向上施策の方針を策定し、実装する機関として2021年3月に開設。教育指導力の向上などFDプログラムを企画、実施するために設置された組織である。
【デジタルハリウッド大学[DHU]】
2005年4月、文部科学省認可の株式会社立の大学として東京・秋葉原に開学(現在の所在地は東京・御茶ノ水)。デジタルコミュニケーション学部(4年制大学)とデジタルコンテンツ研究科(専門職大学院)を設置している。
デジタルコミュニケーション学部では、不確実で予測不能な未来を自分らしく生き抜く力を身につける。 デジタルコンテンツ(3DCG/VFX、VR/AR、ゲーム、映像、グラフィック、Webデザイン、メディアアート、プログラミング等)と企画・コミュニケーション(ビジネスプラン、マーケティング、広報PR等)を産業界の第一線で活躍する教員から幅広く学べる一学部一学科制を採用。さらにグローバル人材を育成するために外国語の重点的な学習プログラムを備え、留学を推進している。世界43か国・地域出身の学生が在籍し、御茶ノ水駅前で多様性に富むキャンパスを運営している。
デジタルコンテンツ研究科では、超高度情報化社会においてデジタルコミュニケーションを駆使し、社会に変革を起こすリーダーを輩出すべく、創発的学究領域 [SEAD(Science/Engineering/Art/Design)]の4要素をバランス良く身につけ融合し、理論と実務を架橋する人材育成を行う。新規事業プランニングとプロトタイピングなど、院生のアイデアの実装およびスタートアップ支援により、「令和5 年度大学発ベンチャー調査」(経済産業省)では全国大学中13位、私立大学中5位となっており、多数の起業家を輩出している。