電子計測器の製造および販売を展開する株式会社小野測器(社長 大越 祐史)は、国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)より、H3ロケットの開発と、試験機2号機の打ち上げ成功に大きく貢献したとして、感謝状を受領しました。
5月8日、ホテル日航つくば(茨城県つくば市)にて、国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)主催の「H3ロケット開発および試験機2号機打ち上げ成功への貢献に関する感謝状贈呈式」が行われ、当社も出席いたしました。本式典において、当社が開発に貢献したターボポンプ用回転計が、H3ロケット試験機2号機の打ち上げ成功に寄与したことが評価され、感謝状を受領しました。
小野測器は今後も日本の宇宙開発を後押し
H3ロケットは、JAXAと三菱重工業株式会社が共同で開発を進めている日本の次世代大型基幹ロケットです。日本が宇宙への輸送手段を持ち続けられるよう、主に衛星打ち上げを目的として現在運用中の、「H-IIAロケット」の後継機として開発されています。年間6機の打ち上げを目指しており、今後の安定した運用が期待されています。
次の3号機打ち上げは、本年6月30日(金)に鹿児島県の種子島宇宙センターで予定されており、本機にも当社が開発に貢献したターボポンプ用回転計が搭載されています。今後も、「はかる・わかる・つながる」技術を通じて持続可能な社会への貢献と、日本の宇宙開発を後押ししてまいります。
【小野測器について】
1954年創業。電子計測機器の製造、販売ならびに各種エンジニアリングサービス事業を展開。創業同年には、 国内初となるジェットエンジンの回転数を計測する回転計を開発。自動車産業では二輪・四輪車、自動車部品、 その他建設機械、食品や医療検査等、幅広い分野において研究開発のサポートから製造工程での測定技術を提供。自動車メーカーHondaの第二期(1983-1992)F1レース活動において、V6ターボエンジンのベンチ試験用の操作システムを特注制作するなど、同社の優勝に技術面でサポート。その他、近年では電動車両(EV)開発支援 など、カーボンニュートラル社会実現のために新たなビジネス領域への参入を行っている。