第1部講演
■挨拶 日本美腸協会 代表理事 北川睦子
本講演のテーマでもある「発酵性食物繊維」は、腸内環境をサポートするアイテムが益々充実していくなかでも、食物繊維の存在なくてはより良い腸内環境へ導いていけないことが判ってきた。その重要性を理解いただくために著名な先生方から直接学べる場が本イベントであることを紹介。今日の料理、買い物から行動が変わるような機会にしていただきたいと述べた。(要約)
■挨拶 日本美腸協会 常務理事 山村康子
日本美腸協会の腸活コンテンツを活かした企業の健康経営サポートやイベント、催事の実施案件を紹介。企業、民間、官公庁など多方面とのコラボレーションを実施。法人向け健康セミナー総受講者数は5,030名に上る(10期2022年11月~2024年4月)。
■挨拶 日本美腸協会 理事 八重樫香代子
日本美腸協会が勧める腸活のひとつ、「腸もみ」の技術を習得できる「美腸セラピスト®」講座について紹介。腸もみとは直接アプローチすることで腸を癒し、腸の環境を理想の状態に導くことができる技術であると解説。現在約100名の美腸セラピストが全国で活躍していることを紹介した。(要約)
■協力企業様による発表
馬場悠平氏
江崎グリコ株式会社 乳業事業部 商品開発部 タンサ脂肪酸プロジェクト 抗肥満研究担当
講演テーマ「江崎グリコのタンサ脂肪酸研究とタンサ活の提唱」
江崎グリコは、人々の健康寿命を延伸することをひとつの使命と考え、腸の健康と腸内細菌の研究に力を注いでいることを紹介。近年、肥満と密接に結びついた様々な疾病が人々の健康課題となる中、ビフィズス菌とタンサ脂肪酸の研究と啓発活動によって健康寿命の延伸に寄与したいと考え、2022年6月より「タンサ脂肪酸プロジェクト」を立ち上げた経緯を紹介いただきました。「タンサ脂肪酸」とカタカナで表記することにより親近感を抱けると会場からも共感の声が聞かれました。「
血管の柔軟性改善
」「
認知機能の改善
」「
体脂肪・内臓脂肪の低減
」について3つの研究発表を解説。3㎏の脂肪の模型に実際触れる体験もあり、短鎖脂肪酸の抗肥満作用に注目が集まっていました。また、腸内でタンサ脂肪酸を生み出すための活動として「
タンサ活
」を提唱。ビフィズス菌入りヨーグルト100gと ビフィズス菌のエサとなり短鎖脂肪酸を産生する水溶性食物繊維2g以上を1食で摂取できるタンサ活レシピの紹介も大変好評でした。
■エグゼクティブ認定講師による「しくじり人生の逆転劇」エピソードに共感!
画像左より山村常務理事、岩崎恵子さん、須本愛子さん
エグゼクティブ認定講師による「しくじり人生の逆転劇!」をテーマにトークセッションを開催。医師からも見放され、人生100年時代と言われるなか、不調を抱え続けてこの先も生きていくのか……と諦めかけた時、腸活との出会いにより逆転劇が始まった。「腸が変われば人生が変わる」。その体験を果たしたメッセージが印象的でした。
■エグゼクティブ認定講師 須本愛子さんのエピソード
39歳の時に、なんとなく行った検診でいきなりがん告知を受ける。幸い初期での発見だったが、術後便秘や下痢を繰り返すなど体調不良に。「美腸プランナー講座®」で学んだ自分の腸のタイプに応じた食事改善やセルフ腸もみを実践後、「排便=痛い」から一転、快適に排便できるように。20年来の花粉症の症状が出なくなり、息子の花粉症状も改善。夫は半年で体重が16㎏減。その日の便をみて食事を決めるように「うんちをデザインする」。自分と同じように原因不明の体調不良で悩んでいる方に、腸の大切さや腸から変わる体験を伝えたい。日本美腸協会は、各分野の専門家の先生方から新しく信頼できる知識を学べ、常に自分をバージョンアップできるところが良いところ。(要約)
「須本愛子さんのプロフィール」
■エグゼクティブ認定講師 岩崎恵子さんのエピソード
同じく39歳の時に、過敏性腸症候群が悪化し虚血性大腸炎になる。大腸カメラを担当した医師から「仕方がないね、上手に付き合うしかない」と言われ、人生100年時代、残り60年も下痢と出血を続けながら生きていくのかと思い、腸と向き合うきっかけに。当時副鼻腔炎で抗生物質を頻繁に内服していたことが腸内環境を悪化させていた原因のひとつと「美腸プランナー講座®」で学び衝撃を受ける。腸活を始めて3ヶ月で20年来の下痢症状が軽減し、1年後16㎏減量に成功。夫も腸活で自律神経が整いイライラが軽減し、職場の人間関係や夫婦関係が良好に。家族の健康管理は「おなら」。臭いで食事をアレンジしている。腸活のサポートは人の身体をお預かりすることでもあるので、日本美腸協会は正確な知識を提供できる安心感があります。
「岩崎恵子さんのプロフィール」
AP東京八重洲会場から同時オンデマンド配信
第2部講演
■特別ゲスト講師
青江誠一郎氏
大妻女子大学家政学部食物学科教授
農学博士
日本食物繊維学会 理事長
令和4年度日本栄養・食糧学会「学会賞」を受賞
日本人の穀物由来の食物繊維摂取量の増加を促す栄養指導・教育に寄与し、生活習慣病の予防と健康寿命の延伸に貢献
小林弘幸氏
順天堂大学医学部教授
自律神経研究の第一人者として、トップアスリートやアーティスト、文化人のコンディショニング、パフォーマンス向上指導にも携わる。順天堂大学に日本初の便秘外来を開設した“腸のスペシャリスト”としても有名
■青江誠一郎教授より「発酵性食物繊維の健康効果」について研究データを元に解説
第1弾(2022年1月29日)、第2弾(2022年11月26日)に続き第3弾となる今回の講演では、これまでのアンケートを再集計し発酵性食物繊維についてより学びを深めることができる講演に発展。「日本人はどのくらい食物繊維摂取を目指せば良いのか?」について根拠を元に解説いただきました。また発酵性食物繊維の発酵速度と腸内での発酵部位の違いを解説。腸は全長約9メートルにも上る大変長い臓器であり、1000種類、100兆個も存在する多種多様な腸内細菌を活かす為の食事方法についても具体的な食品例を紹介いただきました。
■小林弘幸教授の鋭い質問力が会場を沸かせる場面も
画像左より小林弘幸教授、青江誠一郎教授
巷では、腸活といえばヨーグルトを思い浮かべる人が多いため乳製品についても解説。小林教授いはく「ヨーグルトは転校生。学生の頃、転校生が来るとクラスに見に行ったよね!」と会場が湧く場面も。青江教授も転校生理論になぞらえてヨーグルトの菌は素通りしているだけだが、その際に色々な良いことをしてくれることを解説。菌を補充する考え方や、乳酸菌の表面を識別して免疫力をアップさせるなど腸の驚くべきメカニズムに驚きの声が上がっていました。また、「善玉菌ばかりがもてはやされるが悪玉菌の存在意義は?」との質問に政治に例えて解説。思わず納得!してしまう楽しく分かりやすいあっという間のトークセッションは有意義な学びとなりました。
■日本美腸協会オリジナル「美腸食リスト」を青江誠一郎教授が監修
厚生労働省が推奨する食物繊維目標摂取量は、男性21g、女性18gと言われています。しかし整腸を考えるうえでは十分な量とはいえず健康への利益を考えた場合1日あたり24g以上の摂取を推奨しています。1日あたりの食物繊維摂取量が可視化できる方法として「日本美腸協会オリジナル美腸食リスト」を青江誠一郎教授に監修をいただき、講演パンフレットに掲載。トークセッションでは「食物繊維は主食で摂ると良い」といったアドバイスも。参加者の方々からも「早速ダウンロードして買い物のときに参考にしています」といった声も。今後、美腸食リストの活用・普及によって「食物繊維1日プラス6g」の意識の波及を推進致します。
<日本美腸協会オリジナル美腸食リストのダウンロードはこちら>
https://prtimes.jp/a/?f=d125758-3-2c5a821861e68cb9f3df80486fe6b3d6.pdf
■協力・協賛企業
江崎グリコ「タンサ脂肪酸プロジェクト」
https://cp.glico.com/tansa/
美腸とエステの美しい関係 セラピストの為のサロンサポート総合商社
https://crete-japan.com/
米ぬかde快調 稲穂の恵プレミアム
https://presswalker.jp/press/12398
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一般社団法人日本美腸協会とは
一般社団法人日本美腸協会(東京都渋谷区 代表理事 北川 睦子)は、ストレスの多い現代において、多くの人々が抱えているお腹の悩みサポートするため、腸に関する専門的な知識や正しい腸もみ技術を使って、セミナーやイベント、資格取得講座を開催しております。
企業、民間、官公庁など多方面とのコラボレーションも実施中。健康経営サポートやイベント、催事など腸活コンテンツを活かしたご相談を承っております。
団体名:一般社団法人日本美腸協会
設立:2013年11月11日
〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西1丁目3-11
事業所:〒108-0023 東京都港区芝浦3-14-6
代表理事:北川 睦子
公式URL:
Instagram:
https://www.instagram.com/bicho_kyoukai/
YouTube 美腸チャンネル:
https://www.youtube.com/channel/UCH9pOz6XNTJq069iq4LRxoA
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