接力出版社は、中国国内で200万部超の絵本『100万回生きたねこ』(佐野洋子)、「にじいろのさかな」シリーズ(マーカス・フィスター)などのロングセラー作品を翻訳出版している名門出版社です。2024年に交流30周年を迎えた記念企画として、接力出版社と講談社の絵本新人賞作品をそれぞれ出版するという企画が実現しました。
第1弾として、中国でも人気の作家・小川 糸さんによる翻訳絵本『トウモロコシの おもいで』を、当社より出版いたします。小川 糸さんによる繊細でゆきとどいた翻訳は、原作者である早秋 丸さんも絶賛。夏の読み聞かせ絵本にもぴったりです。
欧米の児童向け作品が数多く出版されていますが、身近なアジア圏の絵本の翻訳はまだまだ少ない状況です。ぜひ、この機会に手に取ってご覧ください。
トウモロコシの おもいで
作:早秋 丸
訳:小川 糸
発売日:2024年6月20日
定価:1870円(税込)
AB判 32ページ
ISBN:978-4-06-535774-3
講談社
原作 早秋 丸(ザオチウ ワン)
絵本作家、イラストレーター。
大学では広告学を専攻。在学中から独学でイラストの製作を始める。2021年に自らの祖母との思い出を描いた本作『QU BAI YUMI XIAWU』で接力出版社の絵本新人賞を受賞し、絵本作家デビュー。
翻訳 小川 糸(おがわ いと)
作家。1973年生まれ。
デビュー作 『食堂かたつむり』(2008年)以来30冊以上の本を出版。
作品は英語、韓国語、中国語、ベトナム語、フランス語、スペイン語、イタリア語など様々な言語に翻訳され、様々な国で出版されている。
『食堂かたつむり』は、2011年にイタリアのバンカレッラ賞、2013年にフランスのウジェニー・ブラジエ賞を受賞した。
またこの作品は、2010年に映画化され、2012年には『つるかめ助産院』が、2017年には『ツバキ文具店』、2020年には『ライオンのおやつ』がNHKでテレビドラマ化された。
『ツバキ文具店』『キラキラ共和国』そして『ライオンのおやつ』は、日本全国の書店員が主催する「本屋大賞」候補となった。
最新作は、『椿ノ恋文』(幻冬舎)。
講談社 幼児図書編集チーム
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