ニュージーランド首相、日本とニュージーランドの商業関係を強化

ニュージーランド首相、日本とニュージーランドの商業関係を強化
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クリストファー・ラクソン ニュージーランド首相は本日、3日間にわたる日本への公式訪問を成功裏に終了しました。今回の訪日には、トッド・マクレー ニュージーランド貿易大臣をはじめ、30社におよぶニュージーランド輸出企業の代表団が同行しました。代表団はニュージーランドの誉を余すところなく披露し、日本のパートナーとさらに緊密な関係を構築しました。


ニュージーランド首相、日本とニュージーランドの商業関係を強化


今回の外交訪問中、ラクソン首相は、ニュージーランド企業と日本企業の間で締結された複数の協定の調印に立ち会いました。これらの協定は、ニュージーランドと日本両国の協力と相互理解の永続的な礎になることが期待されています。

イーストランド グループ (


Eastland Group


) が、ニュージーランドにおける持続可能なエネルギー開発と技術革新のさらなる成長を推進するため、日本の大林組がEastland Generation社の株式50%を取得する投資契約に調印。


ロケット ラボ社 (


Rocket Lab


) が、衛星データのソリューションを提供する日本のSynspective社と、ロケット ラボ社史上最大となる単独打ち上げ契約を締結。本契約に基づき、ロケット ラボのニュージーランドにある発射場から、Synspective専用の単独打ち上げが10回実施される。


炭素排出量ゼロへの移行技術において、世界的なリーダーであるファブラム社 (


Fabrum


) が、世界中で取り組んでいるグリーン水素事業の一環として、トヨタ自動車に液体水素貯蔵システムを供給する契約を締結。


日本の


戸田建設


が、オークランドに本社を置くCoherent Hotel社を通じて、ニュージーランドの高級ホテル業界に投資し、クイーンズタウン近郊にレジデンスタイプの宿泊施設11棟を建設する計画を発表。


ゼスプリ社 (


Zespri


) が、より良い食生活を通じて、人々が健康上の課題に取り組み、生活を向上させることに焦点を当てたグローバルキャンペーンを立ち上げ。同キャンペーンは、日本の内閣総理大臣、日本栄養士会および日本最大の青果卸売業者である東京青果社の支援により実現。


ニュージーランド航空 (


Air New Zealand


)が、日本のインバウンド観光を促進するため、今年11月から3月にかけて日本路線の座席数を3万席増加すると発表。今回の増便は、同航空の需要および観光を促進するという目標を反映したもの。

代表団はまた、ニュージーランドが誇るスポーツ、製品、サービスなどを紹介するため、複数のイベントに出席し、主要分野において意見交換するなど、新規そして既存の協力関係を推進する基盤を提供しました。今回主催されたイベントには以下が含まれます:


「ニュージーランドのスポーツとビジネスにおけるリーダーシップ イベント


(New Zealand Sports and Leadership Luncheon)」:

本イベントは、ニュージーランドと日本のスポーツの絆、そしてラグビーをはじめ、スポーツがいかに両国の絆を深めるために重要な役割を果たしているかを確認する機会を提供。特別ゲストとして、オールブラックスの伝説的ラグビー選手であるジョン・カーワン卿 (Sir John Kirwan)とラグビーワールドカップ優勝経験者であるコンラッド・スミス氏 (Conrad Smith) が参加。



ニュージーランド産食品・飲料展示会



(New Zealand Food and Beverage Showcase):

日本の消費者の嗜好に合った世界最高級品を生産する国としてニュージーランドをアピールするため、同国の高級食品・飲料製品を日本で紹介。展示に参加したニュージーランド企業は以下の通り: アンズコフーズ (ANZCO)、シルバーファーン・ファームス (Silver Fern Farms)、ゼスプリ (Zespri)、フォンテラ (Fonterra)、フレッシュ・フルーツ・カンパニー・オブ・NZ(FreshCo)、コンビタ (Comvita)、マヌカヘルス (Manuka Health)、タリーズ・アイスクリーム (Talleys Ice cream)、ショット・ビバレッジズ (Shott Beverages)、コノ・ワインズ (Kono Wines)、モア・ビール (Moa Beer)。



「See Tomorrow First – ニュージーランド・イノベーション・フォーラム



(See Tomorrow First – New Zealand Innovation Forum)」:

科学技術、クリーンテック、再生可能エネルギー、フィンテック、宇宙分野におけるニュージーランドの世界クラスのイノベーションと新興グローバルリーダーとしての役割を紹介。GNSサイエンス (GNS) 、ファブラム (Fabrum)、オークランド・ユニサービス (Auckland Uni Services)、ロケット ラボ (Rocket Lab) などニュージーランド企業の代表がパネルディスカッションに参加。


ニュージーランド首相、日本とニュージーランドの商業関係を強化


ニュージーランド首相、日本とニュージーランドの商業関係を強化



ニュージーランド首相クリストファー・ラクソン閣下 (The Right Honourable Christopher Luxon)

は次のように述べています。「今回の訪日におけるミッションをこのように成功裏に導けたことを嬉しく思います。ビジネス代表団は、日本の一流企業、業界リーダー、政府関係者の皆様と、両国の相互成長と繁栄につながる強力かつ長期的な絆を構築することができました」。


トッド・マクレー ニュージーランド貿易大臣 (The Honourable Todd McClay, Minister for Trade, New Zealand)

は次のように述べています。「我が国のビジネス代表団は、再生可能エネルギー、科学とイノベーション、航空宇宙といったニュージーランドの新しい分野や、高品質かつ安全な食品・飲料といった伝統的な産業分野を合わせて紹介させていただきました。今回の使節団は、真摯な努力と戦略的計画の賜物として、今後10年間で輸出額の倍増をもたらすような新規および永続的なパートナーシップを獲得することができました」。

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