調査隊長は熊本県立大学の堤学長!
熊本のアサリの現状を学び、アサリの復活のためにどのような活動や研究をしているのか等を専門家から学ぶイベントを小学5・6年生を対象に8月20日(火)~22日(木)に開催します。
調査隊長は、熊本県立大学の堤学長。アサリの人工種苗作成技術の開発、干潟におけるアサリ高密度集団の再生のための技術開発などを研究している熊本アサリ界の第一人者です。堤学長からアサリが減少した原因や生態、アサリを守る方法を学びます。座学だけではなく、干潟に行ってのアサリ調査や、大学の実験室でのアサリ実験などを行い、より専門的にアサリについて学びましょう。そして、アサリが暮らす海を守っていくために何ができるのかを考えてみましょう。
熊本のアサリが減少している!?
熊本県近海では、淡水化による環境悪化や食害などの理由でアサリの漁獲量が減る問題が起きています。熊本県はかつて国内生産量の4割を占めるアサリの一大産地で、1977年は約6万6000トンの漁獲量がありました。しかし、食害や豪雨による淡水化、砂質の劣化で環境は悪化。2021年に35トンまで落ち込みました。
学びの拡散
熊本県産のアサリを守るために自分たちにはどんなことができるのかを子どもたちが発信します。
①オリジナル商品パッケージ作り
アサリカレーのパッケージ制作で調整中。
②オンライン発表
熊本市教育委員会のICT教育プログラム「Kumamoto Education Week」で学んだことを発表。
<イベント概要>
<団体概要>
団体名称:一般社団法人くまもと海のミライ
URL:
https://kumamoto.uminohi.jp/
活動内容:一般社団法人くまもと海のミライは、海と日本プロジェクトinくまもとの事務局として熊本県の海の魅力を伝え、海と共生するムーブメントを起こすことを目的に活動しています。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。