株式会社リクルート(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:北村 吉弘)のより良い就職・採用の在り方を追究するための研究機関・就職みらい研究所(所長:栗田 貴祥)は、就職みらい研究所学生調査モニターの大学生・大学院生を対象に「就職プロセス調査」を実施いたしました。このたび調査結果がまとまりましたので、一部を抜粋してご報告申し上げます。
内定取得に向け就職活動を続ける学生からは、面接に悩む声も。周囲の力も借りながら活動を進めましょう
6月12日時点の大学生(大学院生除く)の就職内定率※1は、84.8%(+4.8ポイント)※2と引き続き高い水準となりました。内定率を地域別に見ると、「関東」85.8%(+2.1ポイント)、「中部」84.4%(+3.2ポイント)、「近畿」86.8%(+5.7ポイント)、「その他地域」81.2%(+10.8ポイント)とどの地域も高い数値になっています。特に「その他地域」は前年同月に比べて大きく上昇しており、地域差が縮まっている様子が見てとれます。
また、内定取得企業数の平均社数は前年に比べて増加していますが、内定辞退企業数も同様に増加しているため、内定保有企業数は前年同水準となっています。「就職活動」で困っていること・悩んでいることについて聞いたところ、現時点で内定取得に向けて活動を継続している学生からは、「面接が思うように通らないこと」「面接で緊張してしまい、今まで準備していたことが何も思い出せなくなって、うまく伝えることができません」など、面接に関する声が目立ちました。面接でどのように対話すると良いのか、自分が考えていることをどのように伝えると良いのか、信頼できる第三者から客観的なアドバイスをもらうなど周囲の力も借りながら、納得できる一社に出合えるようぜひ前向きに就職活動を進めていただきたいです。
※1 内々定を含む ※2 ( )内数値は前年同月差
調査概要
調査方法:インターネット調査
調査対象:2025年卒業予定の大学生および大学院生に対して、『リクナビ2025』にて調査モニターを募集し、モニターに登録した学生3,929人(内訳:大学生3,070人/大学院生859人)
有効回答数:大学生 922人/大学院生 376人
調査実施期間:2024年6月12日~6月18日
調査機関:就職みらい研究所
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