研究・イノベーション学会プロデュース研究分科会とNPO法人ZESDAは、7月8日(月)に
プロデュース人材育成講座vol.12『逆算で選挙戦をプロデュース ~ みんなの一票が明日をつくる ~』
を開催します。今回は、選挙プランナーとして活躍される株式会社アノン代表取締役の野澤 髙一(のざわ こういち)さんをお招きし、選挙における有権者・候補者・支援者と選挙プランナーの関係性を考察しながら、効果的な「プロデューサーシップ」発揮の要点に迫ります。
■選挙プランナーの目に映るもの
「選挙イヤー」とも呼ばれる2024年。1月台湾総統選に始まり、11月の米大統領・連邦議会選挙など世界各地で注目の選挙が行われます。日本でも7月には東京都知事選が控えており(6月17日現在)、選挙戦の動向を取り上げるメディアも熱を帯びています。
もちろんその中心には常に候補者の姿があります。その一方、選挙戦の成功(当選)に向けてあらゆる戦略立案と兵站(へいたん)実務を支え、当選請負人とも呼ばれる「選挙プランナー」の存在が取り上げられる機会はまだそれほど多くはありません。
政治学(選挙制度や政党政治)、社会学(市民参画や社会運動)、経済学(ゲーム理論や行動経済学)、法学(公職選挙法)、データサイエンスと統計学(選挙データ分析と予測ロジック)、マーケティングコミュニケーション(キャンペーンやデジタルメディアの影響)など、私たちにとって身近な「選挙」が関わる領域は驚くほど多岐にわたります。選挙プランナーはこうした領域に幅広いマルチな見識を持ち、候補者の戦略参謀・当選指南役として選挙戦を総合プロデュースしているとも言えるでしょう。
https://www.itmedia.co.jp/makoto/articles/1306/12/news016.html
■「まずは投票所に来てもらう」から逆算で考える
また近年では、最新マーケティング技術やビッグデータ解析といった科学的手法や、SNSなどの新しいメディア活用が積極的に取り入れられることで、選挙戦はより効果的かつ革新的なものになっています。
今回お話しを伺う野澤さんは、広告業や流通業などを経てテレマーケティング会社営業調査部門に転職、その後コンサルティング会社を立ち上げた異色の経歴を持つ選挙プランナー。俗に選挙の三バンとも呼ばれる「地盤(支援組織力)」「看板(知名度)」「鞄(資金力)」の3つの資本をどのように組み合わせ、緻密な勝利の方程式を描いているのでしょうか。
https://www.heibonsha.co.jp/book/b623042.html
■今回のプロデュース人材育成講座は、次のような関心がある方におすすめです。
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有権者を動かすためのマーケティング思考
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チームづくりの重要性と人的ネットワーク基盤の作り方、活かし方
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知識と経験でヨコにつながる「知価社会」の時代とは
今回のプロデュース人材育成講座は、会場のみの開催となります。ゲストの方に直接質問ができる絶好の機会ですので、ぜひ会場まで足までお運びいただけますと幸いです。
参加費は無料です。
皆様のご参加をお待ちしています。
■イベント:
プロデュース人材育成講座vol.12『逆算で選挙戦をプロデュース ~ みんなの一票が明日をつくる ~』
■登壇者(敬称略)
・野澤 髙一(のざわ こういち):リサーチ&コンサルティング 株式会社アノン 代表取締役、中央大学経済研究所 客員研究員
■モデレーター(敬称略)
・大野 秀敏(おおの ひでとし):横浜国立大学 総合学術高等研究院 特任講師
■開催日時:2024年7月8日(月)18:30~20:30 (18:00から受付を開始します)
■会場:TKP神田ビジネスセンター カンファレンスルーム701(東京都千代田区神田美土代町3−2)
※会場の都合上、先着20名様限定とさせていただきます。
■料金:無料
■参加申込:
https://zesda.jp/psri012/
※申し込みの際は、メールアドレスの誤入力にご注意ください。
■主催:研究・イノベーション学会プロデュース研究分科会
■共催:NPO法人ZESDA