マーケティングとテクノロジーに強みを持つ中小企業診断士事務所「ハッシュタグ」(東京都)の代表である居戸和由貴が、都内で行われたポーカー日本大会「JOPT(Japan Open Poker Tour)2024 Grand Final NLH WSOP Challenge」で優勝しました。
ポーカーといえば、ギャンブルのイメージが強い方も多いと思います。
しかし居戸は、ポーカーを「マインドスポーツ」と捉え、それをコミュニケーションツールの1つとして活用しています。
一体なぜ、中小企業診断士である居戸はポーカーに魅了されたのか?
どうして、短期間で日本大会を制覇するほど熱中しているのか?
そこには、ポーカーのイメージを覆す「魅力」が隠されていたのです。
※優勝インタビュー記事はこちらでご覧いただけます。
(写真中央・居戸氏)
■ポーカー歴9ヶ月で優勝!
私は、2023年9月にポーカーを始めました。友人と食事をした後に立ち寄ったポーカー店で、ポーカーの面白さに魅了されたのがきっかけです。その後、ポーカーの勉強を続け、ルールや戦略を学びました。
大会当日は、およそ400名が参加する大規模なトーナメント形式の勝負でした。試合は難しい場面が続く展開となりましたが、何とかチャンスを掴み、優勝することができました。
優勝後は、たくさんの人に声をかけられるようになり、公私ともに新しいつながりもできました。
■そもそも「ポーカー」とは?
日本では「ドローポーカー」がよく知られています。ドローポーカーとは、各プレイヤーに5枚カードが配られ、 1回だけカードを交換して役を作り競うゲームです。
これに対し、世界では「テキサスホールデム」と呼ばれる競技スタイルが主流となっています。テキサスホールデムは、ドローポーカーより運やスキルも必要になるため、初級者から上級者まで誰でも楽しむことができます。今や、世界中で1億人以上がプレイしているともいわれており、世界大会も催されています。
■マインドスポーツとしてのポーカー
私は、ポーカーをギャンブルとしてではなく、マインドスポーツの1つとして捉えています。マインドスポーツとは、記憶・判断能力などの「脳」の身体能力を使うスポーツのことです。代表的なものに、囲碁・将棋・チェス・オセロ・麻雀などがあり、競技の特性に応じてゲーム要素に違いがあります。たとえば、囲碁や将棋は盤面にすべての情報が出揃っており、対戦相手と同じ情報で戦います。一方、麻雀やポーカーは、相手の手札や牌が分からないことから、お互いに異なる情報を持ちながら戦う特徴があります。
日本国内におけるポーカーのマインドスポーツとしての認知度は、未だ低い状況にあると思います。しかし、ポーカーの魅力や面白さに気づく方が増えてきたことで、日本国内でもポーカーの店舗や大会が増加し、競技として普及しつつあるのです。
■ポーカーの魅力と面白さ
ポーカーの魅力と面白さは、大きく分けて2つあります。1つ目は「スキルを磨くゲームとしての奥深さ」です。ポーカーは、戦略力、ストレス耐性、リスク管理、決断力、忍耐力、そしてコミュニケーション力など、たくさんのスキルが要求される頭脳戦です。ビジネスにも通じるスキルを、ゲームで楽しみながら磨くことができます。2つ目は「社交的な要素」です。ポーカーは、ゲーム中の会話や駆け引きを通じて、自然とコミュニケーションが生まれるゲームです。初対面の人とも気軽に交流でき、新たな人脈形成やビジネスチャンスにつながる可能性も秘めています。
こうした魅力や面白さから、私はポーカーを、ビジネスコミュニケーションの1つとして取り入れています。
■ビジネスに活用されているポーカー
最近では、ポーカーを採用活動に活用する企業も出てきています。「スターティア株式会社」では、2025年卒の学生を対象とした日本初の「ポーカー採用イベント」を企画しました。同社によれば、ポーカーには戦略的思考、論理的思考、社交スキルなど営業にも通ずる要素があるため、採用活動に取り入れたとしています。このように、ポーカーは単なるゲームとしてだけでなく、ビジネスにおける採用ツールの1つとしても、取り入れる企業が出始めているのです。
■健康・福祉分野にも浸透しつつあるポーカー
ポーカーは、健康・福祉の分野にも取り入れられています。
デイサービスの介護事業を営む「デイサービス ラスベガス」では、高齢者がより健康的な生活を送るために必要な「認知機能向上」や「脳機能活性化」のきっかけづくりとして、施設内のコミュニケーションにカジノやカードゲームを取り入れています。介護事業の視察でアメリカに赴いたときに、介護施設内で、高齢者が笑顔でポーカーに取り組む姿にヒントを得たといいます。
このようにポーカーは、先にお伝えしたビジネス面も含め、さまざまなシーンで普及しつつあるのです。
以上のことから、ポーカーのようなマインドスポーツの魅力や面白さを深く知り、ビジネス・社会の促進に取り入れることは、ますます注目されることでしょう。
■ラスベガスの世界大会へ
私は次なる挑戦として、ラスベガスで2024年に開催されるポーカーの世界大会「WSOP(World Series of Poker)」に挑戦します。私がWSOPに挑戦する理由は、ポーカーが持つ魅力をより大きな舞台で体感し、その魅力をギャンブルとしてではなく、ビジネスコミュニケーションの1つとして国内に広げていきたいからです。
ポーカーを通じた交流は、士業と中小企業、あるいは中小企業同士の新たな関係性を築くきっかけになり得ます。そこから生まれる人間関係や人脈は、ビジネスチャンスや人材獲得につながり、ひいては中小企業や地域の活性化にも貢献しうると考えています。
ハッシュタグでは、こうした目標を実現する1つのサービスとして、ポーカー体験型の社内研修や、福祉業界におけるレクリエーション支援を行っています。
ご興味のある方は、ぜひ当事務所にお問い合わせください。
■ハッシュタグについて
事業所名:中小企業診断士事務所 ハッシュタグ
所在地:〒135-0016 東京都江東区東陽3-4-10-1201
代表:居戸 和由貴 (おりと・かずゆき)
Webサイト:
https://hashtag-jp.com/
メール:orito.kazuyuki@hashtag-jp.com
≪利用条件≫
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