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まど・みちおさん没後10年。園で大人気の手遊び歌「ころころたまご」が初の絵本に!
約50年にわたり、幼稚園や保育園で親しまれている手遊び歌「ころころたまご」。原詩は「ぞうさん」や「やぎさんゆうびん」など、誰もが知る童謡を多く発表してきたまど・みちおさん(原題:ころりんたまご)。長年親しまれてきたこの手遊び歌が、このたび『りんご ごろごろ』『いちといちで』でおなじみの、もぎあきこさんと森あさ子さんのタッグにより、あたたかな絵本作品となって登場します。
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もぎあきこさんの保育の現場から生まれた手遊び歌&カラフルな切り絵で、わくわくする一冊
♪ころころたまごは おりこうさん/ころころしてたら ひよこに なっちゃった/ぴよぴよひよこは おりこうさん/ぴよぴよしてたら こけこに なっちゃった
「ころころたまご」は、やさしく頭をなでるようなしぐさが可愛い手遊び歌。子どもたちと一緒に手遊びをしながら絵本を読むと、とても愛おしい気持ちになります。現役の保育士でもある、作家もぎあきこさんの保育のなかから生まれた、リズミカルで心地いいフレーズと森あさ子さんのカラフルな切り絵に、小さな子どもたちは釘付けに。園やご家庭で、「たまごから何が生まれるのかな?」と、ワクワクしながら楽しめる一冊です。
作者のもぎあさこさん(写真左)と0歳の赤ちゃん。保育の現場で、0~3歳の子どもたちの反応を見ながら絵本制作に取り組まれました。
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手遊び歌「ころころたまご」の動画も公開!
カバーにあるQRコードを読み込むと、「ころころたまご」の遊び方を紹介する公式動画を見ることができます。手遊びを知らないかたでも絵本を楽しめるひと工夫です。
▼『ころころたまご』みんなで手遊びしよう!公式動画
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作者プロフィール
まど・みちお●原詩
1909年山口県生まれ。詩人。25歳ごろから創作をはじめ、北原白秋に詩・童謡を学ぶ。代表作に「ぞうさん」「やぎさんゆうびん」などがある。著書に『てんぷらぴりぴり』(大日本図書)、『まめつぶうた』『まど・みちお全詩集』(理論社)、『ぞうのこバナ』(世界文化社)など多数。1994年に日本人初の「国際アンデルセン賞作家賞」を受賞。2014年逝去、享年104歳。
もぎ あきこ●文
1977年埼玉県生まれ。武蔵野女子大学(現:武蔵野大学)文学部卒業。作家、保育士、元地方局アナウンサー。こどもアナウンス発声協会代表。著書に『こどもアナウンスブック』(子どもの未来社:共著/常世晶子)、絵本作品に『りんご ごろごろ』『いちといちで』(世界文化社)、『はやくちレストラン』(金の星社)などがある。
森 あさ子●絵
1975年東京都生まれ。女子美術大学卒業。映画・ミュージックビデオなどの映像美術にたずさわったのち、絵本作家として活動。作品に『ぱかっ』『くるっ』『ぞぞぞ』(ポプラ社)、『さかながはねて』『うんたろう たびものがたり』(世界文化社)、『ぎゅぎゅぎゅのぎゅー』(ひかりのくに)などがある。味わい深い、独特な切り絵が魅力。
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刊行概要
『ころころたまご』
■発売日 : 2024年6年27日(木)
■定価:1,210円(税込)
■原詩:まど・みちお 文:もぎ あきこ 絵:森 あさ子
■仕様: B5変型判/ 24ページ
■発行・発売:株式会社世界文化社
https://www.sekaibunka.com/book/exec/cs/24811.html
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刊行記念 パネル展も開催!
本書の刊行を記念して、パネル展を開催いたします。
●日程:2024年6月27日(木)~8月31日(土)
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