【就任の背景】
弊社は、現代の事業成長の必須条件である①エンジニアの充足②組織のダイバーシティ化の両方を叶えるため、プラットフォーム・プロダクトであるTech Japan Hubを構築し、インド高度人材と日本企業のリエゾンとして、従来では獲得が難しかったIIT人材を効果的に採用できる仕組みを提供しています。
上記したインド=日本間のリエゾン機能を更に①プロダクト面②インドに関する知見面で成長させるために、若狹氏を技術アドバイザーに迎えます。
①プロダクト面
若狹氏からテクノロジーに関するアドバイスを受けることで、プロダクト上での生成AI等を活用した人材マッチングの最適化を実現したいと考えています。プロダクトが提供する人材マッチングの精度化が高まることで、より効果的に、クライアント企業の組織戦略を支援していくことが可能になります。また、開発組織の観点からプロダクトおよびエンジニアリング体制を強化することにより、開発力の向上に繋げていきます。
②インドに関する知見面
多くの日本企業にとってインド人材獲得が挑戦である今日、そのようなチャレンジを弊社がサポートさせていただく中で、インドに開発拠点を構えたメルカリ社の名前が顧客から先駆者・ベンチマークとしてあげられることがしばしばありました。
若狹氏は、テクノロジー領域におけるグローバルなご経験を豊富に持ち、メルカリ社のインド開発組織作りの挑戦を企画・立案から実施にいたるまで率いた方です。若狹氏の実際の経験を共有いただき、クライアント企業がインド人材を活用する際に弊社が提供しているコンサルテーションやノウハウの貢献度を高めたいと考えています。
【若狹建氏からのメッセージ】
Tech Japanの技術アドバイザーに就任し、日本企業のデジタルプロダクト開発力強化を支援できることを光栄に思います。特に、技術力の向上と開発組織の強化を通じて、プロダクト強化と将来の事業拡大に貢献していく所存です。人材マッチングの最適化やプロダクトの精度向上、そしてデータ基盤整備に取り組むことで、企業の採用戦略と組織戦略をより効果的に支援できます。また、Tech Japanのプロダクトおよびエンジニアリング体制を強化することで、プラットフォーム化を見据えたスケーラブルな設計・開発体制の推進も図りたいと考えています。Tech Japanのビジョンを共有し、インドの高度人材を効果的に活用することで、より多くの企業がグローバルな舞台で成長し、成功を収めるための新たな道を切り拓く一助となることを楽しみにしています。
【Tech Japanについて】
Tech Japanは、「ダイバーシティの力でデジタル化を加速させ 豊かな社会をつくる」をミッションに、テクノロジー分野における高度インド人材に特化した採用プラットフォーム事業を展開するHRテックベンチャー企業です。経済産業省、在日本インド大使館と共に”India-Japan Placement Working Group”会議を継続的に行い、2019年にはインド工科大学(IIT)ハイデラバード校とのMoU(基本合意書)を締結することによって、日本企業がIITの学生をワンストップで採用するためのダッシュボードを世界で初めてIIT大学就職課に提供し、現在IIT7大学の就職学年学生3人に1人以上に利用されています(昨年度比900%増)。
日本企業は、このダッシュボードを介してインターンシップ(採用直結型トライアル)プロセスを通じたIITへの新卒採用申し込みや選考プロセスが効率化され、学生の開発実績やオファー内容の比較なども可能になります。
上記を背景に、Tech JapanはIITを中心にIIM(インド経営大学院)などのインド主要大学出身者も加わった高度インドデジタル人材で構成されるデータベースを保有しているため、成⻑段階のスタートアップ企業から大手企業まで、多様な日本企業のグローバル組織構築およびDX人材獲得に貢献でき、インドを活用したイノベーション戦略構築や研究開発の支援も可能です。