【新刊案内】EV用リチウムイオン電池のリユース&リサイクル ~ 電池材料のサプライ、諸規制とビジネス対応 …

【新刊案内】EV用リチウムイオン電池のリユース&リサイクル ~ 電池材料のサプライ、諸規制とビジネス対応 ...
出版物
記事の購読時間: < 1


【新刊案内】EV用リチウムイオン電池のリユース&リサイクル


~ 電池材料のサプライ、諸規制とビジネス対応 ~



★2030(通年)世界主要域のBEV搭載電池は約700GWh/年、全電動車で800GWh/年!



ほぼ10年後には800GWh相当がリサイクルに投入、元素資源回収の備えはいかに?


【本書の特徴】

・ 2030(通年)世界主要域のBEV搭載電池は約700GWh/年、全電動車で800GWh/年!

・ ほぼ10年後には800GWh相当がリサイクルに投入、元素資源回収の備えはいかに?

・ EV電池のリユース、初期の取り組みは成功し、以降は状況に応じて計画か?

・ Ni、Coのリサイクルは日本企業を中心に、高い技術レベルに到達、あとは実証次第!

・ 正極材の“水平リサイクル”、初期段階の開発は終了し、多元系での実証へ!

・ リチウムのリサイクルが完成すれば、LFPはリサイクル不要の合理的な選択肢!

・ 車載用リチウムイオン電池の資源循環とリサイクル技術開発動向を掲載!(所氏による)

◎今回の改訂と調査・解析の要点

リチウムイオン電池(セル)のリサイクル技術も進展し、主要企業の技術は高いレベルにある。その背景となるEVのグローバルな拡大も、2030年あるいは2035年を目標に、歩を進めている。一方でリサイクル自体は、現状では対象となる廃電池の、絶対量が少ないので、実稼働にはほど遠く足踏み状態にある。

この2年程の間に、この分野に関して新たな動きが見られる。キーワードとしては、電池パスポート/EU電池規制/カーボン・フットプリント/などである。左記に付随して、ブロック・チェーン/トレーサビリィテーなどが論じられている。これらは何れも、リサイクルする回収元素であるNi、CoとLiなどの、数値を含むリサイクル率が数値目標となっている。これらの実施には、数値的な元素資源の把握が不可避である。

リサイクルはNi、Co、Li元素資源の、A.鉱産>B.精錬>C.前駆体(硫酸Niなど)>D.正極材合成>E.電池製造>F.EV走行>G.リユース>H.リサイクル>J.元素資源回収>K.B.又はC.への接続...という長いパスである。この間には、異業種の連系があり、業界それぞれの得意と不得意が存在する。

技術面から見ても、鉱産・精錬関係企業の技術者と、合成化学担当と電池設計担当では、(金属)元素と見るか、前駆体化合物と見るか、電気化学の活物質見るか...かなり見方が異なる。目的は電池の化学資源の、リサイクルではあるが、アプローチは業界や技術者によってかなり異なる。上記の様な背景もあって、本書では「リサイクルの物理化学」の項目なども入れで、リサイクルを多面的に理解する為の一助とした。

今回も、この分野の第一人者である、早稲田大学の所千晴教授に、「特別寄稿」をお願いし、グローバルに見た、リサイクルの方向付けなどに、ご教示をいただいた。本書が、脱炭素とEVシフトの流れの、リサイクル面からの、一助になることを願いたい。

調査・執筆:菅原 秀一/企画・編集:シーエムシー・リサーチ

■ EV用リチウムイオン電池のリユース&リサイクル ~ 電池材料のサプライ、諸規制とビジネス対応 ~

■ 発 刊:2024年6月24日発行

■ 調査・執筆:菅原 秀一

■ 定 価:本体価格 90,000円(税込 99,000円)

本体 + CD セット   110,000円(税込 121,000円)

■ 体 裁:A4判・並製・298頁

■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ

ISBN 978-4-910581-55-2

詳細、お申し込みはこちらから!↓

EV用リチウムイオン電池のリユース&リサイクル



【新刊案内】EV用リチウムイオン電池のリユース&リサイクル ~ 電池材料のサプライ、諸規制とビジネス対応 ...



【本書の構成および目次概要】



☆本書の詳細な目次はこちらから!



EV用リチウムイオン電池のリユース&リサイクル




第1章 EVの拡大と電池のGWh総量

第2章 EV用電池の特性(kWh、kW、サイクルXとライフ√X)

第3章 新たな正・負極材の拡大とリサイクルの対応

第4章 電池の廃棄とリサイクルに関する法規制と諸規定

第5章 EV用電池のリユース、該当分野とビジネス展開

第6章 EV用電池のリサイクル、企業動向と新たな展開

第7章 リサイクル元素資源と正極材合成のリンク、水平展開と効果

第8章 リサイクルとサプライに関する諸規制とSDGs

第9章 (特別寄稿)リチウムイオン電池のリサイクル技術開発動向

早稲田大学教授 所 千晴

第10章 リサイクル関連の特許出願と技術解析

第11章 元素リサイクルの物理化学

参考資料一覧

☆目次の詳細とお申し込みはこちらをご覧ください↓

EV用リチウムイオン電池のリユース&リサイクル



◎CMCリサーチ刊行関連書籍のご案内

(1) リチウムイオン電池の安全性確保 ~ 関連する規制・規格と表示ルール 2023 ~

リチウムイオン電池の安全性確保 ~ 関連する規制・規格と表示ルール 2023 ~


■ 発 行:2023年7月14日

■ 調査・執筆:菅原 秀一

■ 定 価:本体(冊子版) 90,000 円(税込 99,000 円)

本体 + CD(PDF版) 110,000 円(税込 121,000 円)

★ メルマガ会員:定価の10%引き!

(2) 車載用リチウムイオン電池リサイクル:技術・ビジネス・法制度

車載用リチウムイオン電池リサイクル:技術・ビジネス・法制度


■ 発 行:2023年6月14日

■ 監 修:福代 和宏(山口大学大学院 教授)

■ 定 価:本体(白黒) 80,000 円(税込 88,000 円)

本体+CD(カラー) 100,000 円(税込 110,000 円)

★ メルマガ会員:定価の10%引き!

(3) 電池の回収・リユース・リサイクルの動向 およびそのための評価・診断・認証

電池の回収・リユース・リサイクルの動向 およびそのための評価・診断・認証


■ 発 刊:2023年4月6日

■ 定 価:冊子版 90,000円(税込 99,000円)

セット(冊子 + CD) 100,000 円(税込 110,000円)

★ メルマガ会員:定価の10%引き!

(4)リチウムイオン電池の製造プロセス&コスト総合技術2022(進歩編)

リチウムイオン電池の製造プロセス&コスト総合技術2022(進歩編)


■ 発 行:2022年9月14日

■ 調査・執筆:菅原 秀一

■ 定 価:本体 90,000 円(税込 99,000 円)

本体 + CD 100,000 円(税込 110,000 円)

★ メルマガ会員:定価の10%引き!

(5)リチウムイオン電池の製造プロセス&コスト総合技術2022(基礎編)

リチウムイオン電池の製造プロセス&コスト総合技術2022(基礎編)


■ 発 行:2022年9月8日

■ 調査・執筆:菅原 秀一

■ 定 価:本体価格 130,000円(税込 143,000円)

本体 + CD 150,000円(税込 165,000円)

★ メルマガ会員:定価の10%引き!


☆書籍の詳細一覧、ご購入はこちらから!↓


https://cmcre.com/archives/category/cmc_all/

☆続々追加中!


☆開催予定のウェビナー一覧はこちらから!↓


https://cmcre.com/archives/category/seminar/semi_cmcr_f/

ピックアップ記事

関連記事一覧

記事一覧

カテゴリー