英国発祥のスキューバダイビングの指導機関BSACの日本支部
BSAC Japan
(株式会社BSAC)が、
喜界島サンゴ礁科学研究所
と共同で、シュノーケリングやスキンダイビング(素潜り)をしながらサンゴ礁保全について学ぶことが出来る、Coral Snorkeller(コーラルスノーケラー)、Coral Skin Diver(コーラルスキンダイバー)のプログラムを開発しました。
国際的にサンゴ礁がダメージを受けて減少傾向にある中、BSAC Japanでは日本全国で活動しているインストラクター100名にアンケート調査を行い、事業者側から本プログラムの必要性を確認しました。これまでスキューバダイビングには、一般のダイバーが参加できるサンゴのモニタリング調査や、サンゴの移植などの保全活動がありますが、シュノーケリングやスキンダイビングには、一般の方がサンゴ礁保全に関わるプログラムの存在が確認できなかった為、喜界島サンゴ科学研究所の研究者と共同で同プログラムを開発する事を決定しました。そして、昨年度11月に開催された一般社団法人日本サンゴ礁学会第26回大会の会場にて、その概要のポスターを発表してプログラムの開発を開始し、この度リリースする事になりました。今年4月には、全国でBSACのインストラクター資格を保有する約40名に対して、同プログラム提供ができるインストラクターの育成コースも開催しました。
本プログラムでは、近年人気が高まっているシュノーケリングやスキンダイビングを楽しみながら、サンゴ礁保全を学ぶことができるプログラムで、サンゴ礁保全に興味がある方だけでなく、生態としてサンゴに興味のある方や、これからシュノーケリングやスキンダイビングを楽しみたいと考えている方、学校や会社での教育プログラムとして導入したいと考えている方などにお勧めです。本プログラムに興味のある方は以下のお問い合わせ先までお問い合わせ下さい。
《コーラルスノーケラー・スキンダイバー紹介記事》
ダイビングと海の総合サイト オーシャナ
https://oceana.ne.jp/diving/diving-news/143288
■本プログラムのお問い合わせ先
株式会社BSAC
https://www.bsac.co.jp/contact/
(その他をご選択下さい。)
TEL:03-5297-5656