この夏、株式会社アメディアから新発売の音声読書器よむべえシリーズ“生成AI搭載モデル”は、GoogleのGemini 1.5の導入により、本や書類だけでなく、新聞、複雑なグラフの入った論文等の印刷物までも音読を可能とし、「よむべえ」にわからない部分の説明を求めれば、生成AIが速やかに説明する機能が備わりました。視覚障害者の「読めない」課題がほぼ解消されることで、情報へアクセスするためのバリアを大幅に低減し、社会参加の促進へ貢献します。
高精度な文字認識機能を搭載し、数年かけて作ってきた土台
搭載する生成AIの基本メニューは読み取った内容に対して行うもので、土台となる認識精度が重要です。弊社の読書器よむべえシリーズには、Googleのシステムを利用した高精度な文字認識をするクラウドサービスがあり、翻訳や通帳読み取りが使えるほか、高精度な文字認識「クラウド認識」を搭載しています。クラウド認識は手書き文字をも読める優れた認識精度を誇り、これまでは難しかった家族や友人との手書きのコミュニケーションを可能にしました。
非常に高い認識精度を有した読書器だからこそ、生成AI機能の結果も非常に満足できるものとなっています。
“わかりづらい”ものを”わかりやすく”する
視覚障害者の情報源には複雑なホームページよりも紙媒体を選ぶ方も少なくありません。
新聞もその一つで、今までは記事が入り組んでいるためわかりづらい内容で、聞き手の負担がありましたが、生成AIは、記事のまとまりごとにわかりやすく読めるようになり、スムーズな情報アクセスを実現します。また、グラフや画像からも簡単な操作で視覚的な情報を読み取れるようになるため、視覚障害者が新聞や教科書、資料を理解するためによむべえシリーズが今後も大いに役立ちます。
このほか、読み取った内容から気になるワードをその場で生成AIが解説する機能や知りたいことを直接質問することが出来る機能などを用意しています。
こうした目の代わりとなる各機能の高いクオリティを、複雑な情報処理能力を持つ最先端の生成AI Gemini 1.5の採用で実現しました。
生成AI機能を搭載する音声読書器
すでにクラウドサービスを利用できる、対象のよむべえシリーズをお持ちの方へも、アップデートにより機能を提供します。
視覚障害支援に特化したスピード感でiPhoneに先駆ける
全盲でもスマホ操作ができる画面読み上げ機能のボイスオーバーや弱視の見えづらい方々が読みやすくできる拡大文字などの視覚サポートのあるiPhoneは視覚障害者にとっても非常に便利です。
情報アクセスのバリアフリー促進としてiPhoneの進化にも期待するところではありますが、当事者が日常生活用具で手にしやすい音声読書器に、視覚障害者の使いやすい生成AIの形を考え、いち早く提供することで、目の不自由な人々の生活を豊かにする基盤を作ります。
テクノロジーで障碍者の自立支援!
弊社では創立当初から掲げる理念のもと、視覚障害者の利便性とアクセシビリティをさらに向上させることを目指しています。
<取材について>
視覚障害者の福祉機器について、外出やバリアフリーマップ、弊社への取材をお待ちしています。
代表取締役 望月優がインタビューにお答えします。
<リリース元>
株式会社アメディア
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