広域通信制高校のクラーク記念国際高等学校(本校:北海道深川市、校長:吉田洋一)の連携校である、専修学校クラーク高等学院 芦屋校(兵庫県芦屋市、以下、クラーク芦屋校)では、7月4日(木) 、兵庫県芦屋市の芦屋川において、特定外来生物「オオキンケイギク」(コレオプシス・ランケオラータ)の駆除活動を実施します。この活動は、高校生が地域の自然環境を守るために行う取り組みであり、環境問題に対する実践的な理解を促進するものです。
オオキンケイギクは、キク科の植物の一種。繁殖力が強いため日本の生態系に悪影響をおよぼすおそれがあり、平成18年に外来生物法による「特定外来生物」に指定され、栽培、運搬、販売、野外に放つことが禁止されています。
クラーク芦屋校に在籍する1年生の生徒たちは、理科の授業においてオオキンケイギクの問題について学び、芦屋川で生息していることを発見しました。「地域の自然環境を守りたい」という想いを持った生徒たちは、この問題に対処するため、河川の管理者である兵庫県に事前に報告し、法律に則った処分方法を確認しました。さらに、駆除後の個体処分を引き受けてくれる芦屋市の環境処理センターに連絡をしました。このようにして、生徒たちはオオキンケイギク除去のための準備を自ら整え、今回の活動を実現しました。
【活動の概要】
内容:オオキンケイギクの駆除活動
日時:2024年7月4日(木) 14:00~15:30
場所:阪急芦屋川駅、南側の芦屋川河川敷周辺
参加者:クラーク芦屋校1年生の生徒100名、教員
※注意事項
多少の雨の場合は予定通り実施します。強風、大雨、台風などの荒天時には中止します。
[メディア関係者の皆様へ]
取材をご希望の方は、事前にご連絡ください。
【今後の展望】
生徒たちは、自然環境を観察し、実際に問題解決に取り組むことで、理論だけでなく実践的なスキルや知識を身につけます。クラーク芦屋校では、今回の活動をきっかけに、引き続き芦屋川周辺の生態系保全活動に取り組む予定です。今後も継続的な観察や駆除活動を通じて、地域の自然環境保全に貢献し、生徒たちの環境意識を一層高めていきます。
■専修学校クラーク高等学院 芦屋校について
専修学校クラーク高等学院 芦屋校では特別進学コース、総合進学専攻、PCメディアミックス専攻、アートクリエイティブ専攻、コミュニケーション専攻で、自分の「好き」なことや「得意」なことを追求できる特化型教育を行なっています。その「好き」や「得意」をツールとし、社会で活躍するための認知能力・非認知能力を身につけ、自信を深めます。
「学びたい」と思う情熱、興味あるものに熱中する姿勢。この「好き」を追求するエネルギーこそが、未来社会を生き抜くために一番大切なものであると考え、一人ひとりの自発的な“学び”の実現を目指しています。広域通信制高校クラーク記念国際高等学校との併修(ダブルスクール)によるスケールメリットを組み合わせ、柔軟な学習カリキュラムを用いた、これまでにない新たな時代の「新しい教育」に取り組んでいます。
https://www.clark.ed.jp/campus/hyogo-ashiya/
■クラーク記念国際高等学校について
「Boys,Be Ambitious!」で知られるクラーク博士の精神を教育理念に受け継ぐ唯一の教育機関として1992年に開校。北海道深川に本校を設置し、全国60を超える教育拠点で12,000万人以上が学び、これまで約9万人の卒業生を輩出しています。通信制でありながら全日制と同様に毎日制服を着て通学して学ぶ「全日型教育」という新たな学びのスタイルを開発・導入。カリキュラムの柔軟性を生かし、生徒のニーズに合わせた様々な特徴ある授業を展開しています。毎年、海外大学や国公立、有名私立大学などへの進学者も多数輩出しています。2021年度からは場所、時間にとらわれず学習する「スマートスタディコース」が開講。幅広い教育ニーズに応える高校として高校生たちの「夢・挑戦・達成」を支えています。