-
トピックス
・染織テキスタイルを学ぶ学生と染物ブランド「ケイコロール」がコラボし、手ぬぐいを制作。オンライン販売を行います。
・最前線で活躍するクリエイターの指導によって、企画考案から制作、販売までを一貫して学ぶ実践的な芸術教育カリキュラムです。
・オンライン販売は6月25日(火)より開始。シルクスクリーン、藍染め、型友禅でつくられた21種類以上の伊勢木綿手ぬぐいをお届けします。
本プロジェクトは、単なる手ぬぐいの制作に終始するのではなく、最前線で活躍するクリエイターが指導し、企画考案から制作、販売までを一貫して学ぶ実践的なカリキュラムです。
今年度は本学の専任講師で、山元染工場四代目の妻である山元桂子氏が主催する「ケイコロール」とコラボし、山元桂子氏の指導のもと、美術工芸学科 染織テキスタイルコースの学生21名が手ぬぐいブランド「FUHAKU」を立ち上げ、「私の心が華やぐもの」をテーマに手ぬぐいを制作しました。デザインや染色はもちろん、オンラインショップの立ち上げや運営、パッケージング、SNS発信を学生自ら手掛けています。
-
伊勢木綿手染め手ぬぐい「FUHAKU」オンライン販売
ショップURL:
https://fuhakupj.base.shop
期間:2024年6月22日(木)~7月下旬手ぬぐい種類:シルクスクリーン、藍染め、型友禅 伊勢木綿手染め手ぬぐい 21種類以上
販売価格:1,600円(税込)
Instagram:
https://www.instagram.com/fuhaku_tenugui/
-
「私の心が華やぐもの」をテーマに手ぬぐいを制作
今年の手ぬぐいのテーマは「私の心が華やぐもの」。学生1人1人の自分の心を華やかにしてくれるモノやコトをデザインに落とし込みました。蝶や友達、おにぎりなどの身近なモチーフはもちろん、ユニコーンやお金などをモチーフにしたユニークなデザインもあります。染織テキスタイルコースの3年生それぞれが個性あふれる手ぬぐいを作りました。
学生が運営するInstagram(
https://www.instagram.com/fuhaku_tenugui/
)では、それぞれの手ぬぐいデザインの背景や想いをご紹介しています。
-
21種類以上の伊勢木綿手ぬぐい
今回お届けするのは、21種類の「伊勢木綿手染め手ぬぐい」。素材となる布は、かつて伊勢国(現在の三重県)で産出されていた縞木綿「伊勢木綿」です。古布のようなざっくりとした風合いを持ち、洗う度に布が柔らかくなっていくという特徴があります。
シルクスクリーン、藍染め、ケイコロール等の多様な染色技法を用い、各々が手作業で染めあげました。
-
ブランド「FUHAKU」について
https://www.instagram.com/fuhaku_tenugui/
ジャージ素材やニット素材ではない織物の総称として使われる「布帛」が名前の由来です。様々な色に染まり、バラバラな個性を全て受け入れてくれるように名付けました。
ロゴの文字の部分は、手ぬぐいの柔らかくてサラッとした手触りを表現しました。後ろの四角は左からケイコロール型友禅、シルクスクリーン、型藍染の3種の技法を表しています。
性別や年齢に関係なく親しんでもらえるようにシンプルなデザインにしました。
2024年夏のみの期間限定プロジェクト。
-
ケイコロール
https://www.keikoroll.com/
2016年4月、ケイコロールは京都壬生で本格的に始動しました。昭和5年創業である山元染工場の歴史や型友禅の技術、舞台衣裳制作で蓄積されたデザイン、山元桂子の感性と技術が入り混じって生まれた、唯一無二の染物を染めています。ケイコロールの商品は、ECサイトで購入出来る他、卸、BtoBでの企画なども承っています。
-
京都芸術大学 美術工芸学科 染織テキスタイルコース
本コースでは、友禅や西陣織の産地としても知られる染織の街・京都を舞台に、「伝統から先端までのものづくり」を学びます。「染め」や「織り」といった伝統的な技法を一から習得するほか、さまざまなジャンルを横断しながら技術を活かしたものづくりを行います。卒業後は産地や伝統工芸の技術を未来に継承する人、テキスタイルを用いて新たな表現を生み出す人になるなど、可能性は多方面に広がっています。
https://www.kyoto-art.ac.jp/art/department/finearts/textile/
-
京都芸術大学
https://www.kyoto-art.ac.jp/
京都芸術大学は、10学科24コースからなる国内最大規模の総合芸術大学です。芸術を通して社会で必要な力を育成しています。 芸術を学んだ学生が社会を変える「藝術立国」を教育目標に掲げ、通学課程では特に “社会と芸術”の関わりを重視した芸術教育を推進。企業や自治体などが抱える課題を、学生たちがアート・デザインの力で解決する「社会実装プロジェクト」が年間100件以上あります。学科を超えたグループワークや実際の仕事を通して、社会性を備えた表現者を育成しています。
住所:〒606-8271 京都府京都市左京区北白川瓜生山町2-116
学科編成:10学科24コース(美術工芸学科、キャラクターデザイン学科、情報デザイン学科、プロダクトデザイン学科、空間演出デザイン学科、環境デザイン学科、映画学科、舞台芸術学科、文芸表現学科、こども芸術学科)
在籍者数:4,114名(芸術学部 正科生、2024年5月現在)