佐藤愛子『九十歳。何がめでたい』ついにシリーズ累計180万部突破! 映画キャスト&監督からコメント到着!!

佐藤愛子『九十歳。何がめでたい』ついにシリーズ累計180万部突破! 映画キャスト&監督からコメント到着!!
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佐藤愛子『九十歳。何がめでたい』ついにシリーズ累計180万部突破! 映画キャスト&監督からコメント到着!!

2015年4月に小学館より単行本が発売された佐藤愛子さんのエッセイ集「九十歳。何がめでたい」とその続編「九十八歳。戦いやまず日は暮れず」のシリーズ累計発行部数がついに180万部を突破しました。本シリーズは、現在90歳の女優・草笛光子さんが佐藤愛子さんを演じた公開中の映画「九十歳。何がめでたい」の原作でもあります。

このたび、映画キャストと前田哲監督より原作についての感想をいただきましたので、お届けします。


佐藤愛子『九十歳。何がめでたい』ついにシリーズ累計180万部突破! 映画キャスト&監督からコメント到着!!

著者は、直木賞をはじめ数々の賞を受賞し、昨年の11月5日に100歳を迎えた作家・佐藤愛子さん。最後の小説「晩鐘」を書き上げ、断筆宣言をした佐藤さんが、再び筆をとって2015年4月より1年間、「女性セブン」に綴ったエッセイを2016年8月に単行本化するやベストセラーとなりました。2019年には続編となる「九十八歳。戦いやまず日は暮れず」(連載時のタイトルは「毎日が天中殺」)の連載を「女性セブン」でスタート。「九十歳。何がめでたい」がバカ売れして、狂瀾怒濤の毎日を過ごすうちにヘトヘトになって・・・・・・という九十八歳の日常をユーモアたっぷりに描いて、2021年に単行本化しています。

そして2023年に草笛光子さんを主演にした映画化が決定。6月21日の公開後も大反響!このたびシリーズ累計180万部を迎えました。

映画では、断筆宣言をしてのんびり暮らしているうちに鬱々とする愛子が、冴えない中年編集者・吉川の連載依頼に応えて再び筆をとることで元気になっていく――という国民的ベストセラー誕生までが描かれています。原作とあわせて映画をご覧になることで、より一層楽しんでいただけること請け合いです。


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書籍「九十歳。何がめでたい」特設サイト



https://www.shogakukan.co.jp/pr/medetai/


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  • 映画キャスト&監督からコメント到着!


◎草笛光子

スパスパッとお好きなことを歯に衣着せずに書きながら、人を傷つけず面白がらせてしまう。気の利いたことを言おうとか言葉を飾ろうとなどとせず、ポンポンと小気味いいぐらいにストレート。世間に対するモノの見方も、青空へ抜けるような書き方も、すべてが潔くて気持ちいい。


◎唐沢寿明

著書を読むと、小さな怒りが自分の中にたくさんある。怒りがなくなると、生きる望みもなくなっちゃうけど、何か起きれば、グワッと怒って、それが生きる糧になる。そしてそれを読む読者が生きる糧をもらえる。


◎真矢ミキ

愛子先生に凄みある生き方のようなものを感じています。あるがままに飾らないことは如何に粋かと。そして、前に進む原動力は人との関係から生まれること、周りの人とわちゃわちゃと関わっていくことが人生の楽しみであり、人として前進できる力が鍛えられるのだと教えていただきました。


◎藤間爽子

今、言いたいことも言いづらい世の中ですが、愛子先生は言いづらいことをバシバシ切ってくれる。叱るのって、パワーも要りますし、何となく他人事で、人と真正面から関わることを避けるように感じますが、そうした中で、愛子先生はユーモアに包みつつ、はっきりと叱ってくれる。そうした人を私も大切にしたいですね。


◎片岡千之助

年齢は76歳ぐらい違いますが、佐藤さんの言葉に違和感がないというか、とても共感して、そうだそうだって思いながら読みました。大変な時代を生き抜いてきた人の言葉や生き様をちゃんと受け継いで学んでいかないと、この先、社会が続いていかないんじゃないかって思います。


◎前田哲監督

草笛さんに「九十歳。何がめでたい」を原作に映画にしたいと言われてすぐに読んだのですが、すべてのエピソードが面白かった。みんながなかなか言えないことをズバッと鋭く突いて、ユーモアに包んで書いている。何としても映画にしたいと思いました。お目にかかったときに佐藤先生は「エッセイを映画にするなんて無理」とおっしゃいましたが、エッセイ誕生までの裏側も描くことによって、原作の面白さを120%伝える映画にもなりました。映画を見て原作を読むのも、原作を読んで映画を見るのも、どちらも楽しいと思います。



  • 著者紹介

佐藤愛子(さとう・あいこ)

1923年大阪府生まれ。甲南高等女学校卒業。69年『戦いすんで日が暮れて』で第61回直木賞、79年『幸福の絵』で第18回女流文学賞、2000年『血脈』の完成により第48回菊池寛賞、15年『晩鐘』で第25回紫式部文学賞を受賞。17年旭日小綬章を受章。



  • 書誌情報・映画公開を記念した、特別カバーで販売中


佐藤愛子『九十歳。何がめでたい』ついにシリーズ累計180万部突破! 映画キャスト&監督からコメント到着!!

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小学館文庫

増補版

九十歳。何がめでたい

著者:

佐藤愛子

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定価:660円(税込)

発売日:2021年8月6日

判型:文庫版

頁数:304ページ

ISBN:978-409-406766-8

発行:小学館


https://www.shogakukan.co.jp/books/09406766


佐藤愛子『九十歳。何がめでたい』ついにシリーズ累計180万部突破! 映画キャスト&監督からコメント到着!!

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小学館文庫

増補版

九十八歳。戦いやまず日は暮れず

著者:

佐藤愛子

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定価:803円(税込)

発売日:2024年5月2日

判型:文庫版

頁数:352ページ

ISBN:978-409-408372-9

発行:小学館


https://www.shogakukan.co.jp/books/09408372

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