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各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」沖縄県・竹富島にある滞在型リゾート「星のや竹富島」は、2024年7月22日に島の天・地・人が織りなす美食「島テロワール」夏のディナーコースの提供を開始します。今夏は、古くから島の食事に取り入れられてきた島胡椒やヤギを使用した料理のほか、島文化と馴染み深いタコと旬を迎えるマグロを沖縄ならではの調理法で仕立てたこだわりの料理が登場します。島に伝わる食文化と人々の営みをフレンチの技法で昇華させた特別な食体験で

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【星のや竹富島】島の天・地・人が織りなす美食「島テロワール」夏のディナーコースを提供開始｜開始日：2024... — 前菜「ヤギのタルタルとナスのクリーム」

島テロワールとは

星のや竹富島では「島テロワール」の料理コンセプトのもと、竹富島の天候や風土、人々の営み（テロワール）をフレンチの技法と共に表現しています。サンゴ礁が隆起してできた竹富島は一年中温暖な気候で平坦で痩せた土壌のため、特有の作物が育ちます。そして人々は山や川のない環境で支えあい、独特の文化を守り抜いてきました。料理ひとつひとつの優美さや上質な味わいの裏に隠された竹富島ならではのストーリーに思いを馳せながら楽しむ食事は、ここにしかない唯一無二の体験です。

＜メニューの一例＞

アミューズ：シークヮーサーとピーヤシのソルベ

シークヮーサーのソルベにピーヤシ（島胡椒）と島唐辛子を合わせた一品。甘酸っぱい果実の風味に、スパイスの爽やかな香りと辛味を加えました。軽やかな食感のソルベは、口に入れた瞬間に溶け、清涼感を与えると共に食欲をそそります。島の方言でピーヤシと呼ばれ、古くから親しまれてきた島胡椒を独創的な発想で表現し、次に続く料理への期待感を高めます。

プルミエ：ヤギのタルタルとナスのクリーム

沖縄で馴染み深い食材のヤギを、低温で調理し柔らかい食感に仕上げました。生産者が自ら栽培したヨモギ、月桃、グアバの葉などの島のハーブを餌にし、丁寧に育てた仔ヤギを使用しているため、特有の臭みを感じさせません。見た目を華やかに彩るのは、濃厚なキャビアとまろやかなナスのクリーム、トマトのピューレです。クリームとソースを混ぜ合わせることで、味の変化を楽しめる一品です。

ドゥジェーム：マグロとタコのアンサンブル　パプリカのムースを添えて

島で親しまれているタコと夏に旬を迎えるマグロにパプリカなどの野菜を合わせ、食材の調和を表現した一皿。タコは、八重山そばから着想を得た豚骨と魚介を合わせた出汁で長時間煮込み、柔らかい食感に仕上げました。ハイビスカスティーと魚醤でマリネをしたマグロは、表面にハイビスカスやグリーンペッパー、黒糖などを使用したラヴ（ミックススパイス）を纏わせて焼き上げています。夏を感じさせるスパイスの香りとパプリカムースのやわらかな風味が、それぞれの食材の旨味を引き立てます。

グランデセール：完熟マンゴーのショートケーキ

夏の王道の果物であるマンゴーを堪能できるデザートです。甘みの強い完熟マンゴーをふんだんに使用しています。ショートケーキを再構築した仕立てで、スポンジはパウダーで、クリームはエスプーマ（ムース）で表現しました。エスプーマにはジャスミンの香りを纏わせ、さらに上にミントを散らすことで、爽やかな香りを感じさせます。果実の恵みを存分に味わいながら、軽い口当たりで楽しめる一品です。

「島テロワール」夏のディナーコース概要

開始日：2024年7月22日

料金：1名 18,150円（税・サービス料込、宿泊料別）

予約：公式サイト (

https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/hoshinoyataketomijima/

) にて前日まで受付

対象：宿泊者

備考：仕入れ状況により、料理内容や食材が一部変更になる場合があります。

星のや竹富島総料理⻑中洲達郎(なかすたつお)プロフィール

1976年生まれ、東京都出身。国内有名レストランにて修行の後、軽井沢内のレストランにて副料理⻑、料理⻑として活躍。後に佐渡島に場所を移し、海の素材を扱い活躍。素材の豊富な山・海の近くで活躍した経験を活かし、地元食材を見極め、使用食材を自ら探す。素材を最大限活かす料理を最も得意とする。2011年、フランス料理界で最も権威ある大会「ボキューズ・ドール」国際料理コンクールにおいて日本代表、アジア代表として世界大会への出場経験を持つ。