カンフェティにて6月27日(木) 10:00~チケット発売
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企画主旨
児童が舞台芸術に触れることで期待されることのひとつは、表現教育・コミュニケーション能力の育成です。「メープル農場のどうぶつたち」では、多様な個性を持つ登場動物たちの特徴や、そのコミュニケーションに焦点を当てた演出を採用することで、児童に生の舞台演劇の本当の魅力を提示していきます。また、農場の動物達が、各々の欲望や願いと向き合いながら今生きていることの価値に気が付いていく様子を通して、ありのままの自分と向き合いながら豊かに生きることの価値を伝えていきます。 我が国で上演される人形劇作品にオリジナル創作戯曲の割合が5%もない実情に対してひとみ座では、人形劇ジャンルにおけるオリジナル創作の可能性を追求してきました。そこから更に踏み込んで、人形を駆使した自由で豊かな表現の可能性追求のために、スタッフ・キャストによるインプロ(即興劇)を通して物語制作・演出プラン・美術デザイン等を同時並行で行い、国際演劇祭で招聘される海外人形劇作品群に多く見られる「人形劇にのみ可能な独創的演劇作品」の制作を目指します。
<STORY>
メープル農場では動物たちが穏やかに暮らしていた。みんなそれなりに幸せだった。でもそれぞれに叶わぬ願いをもっていた。美しくなりたい、違う世界を見てみたい…。そんな中ひとつのウワサが流れる。「青い月に願えば、その願いはかなう」。果たして夢見る動物たちの運命は!?
チェコの国際人形劇フェスティバルでグランプリを受賞した人形劇屈指の演出家くすのき燕と、ひとみ座の初めてのタッグで創るオリジナルパペットショー!
<上演予定時間 休憩込 約80分>
演出家 くすのき燕プロフィール
NPO法人日本ウニマ副会長。人形劇俳優・演出家。エツコ・ワールドでは人形劇の上演、演出から海外劇団の日本公演の企画制作を務める。現在は、人形芝居燕屋として、ひとり人形芝居などで全国を巡演。一方、各地の人形劇団などで演出を手掛ける。『シアタートライアングル』でチェコの国際人形劇フェスティバルマテジンカでグランプリを受賞。また、日本とポ―ランドの共同作品の演出をするなど、視覚的な作品は国内外の評価も高い。
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人形劇団ひとみ座 とは
人形劇団ひとみ座は、創立76年目を迎える、神奈川県川崎市の人形劇団です。1948年の創立以来、幼稚園・保育園・小学校・中学校、公立文化施設や子ども劇場での公演など、全国の子ども達を対象に公演活動を続けています。また、児童演劇や人形劇の各フェスティバルにも積極的に参加、豊富で多様性に富んだ作品群を生かした主催公演も頻繁に行うなど、全国の皆様に人形劇を観ていただくため活動を展開、アメリカ、アジア、ヨーロッパなど海外での公演でも大きな賞賛をいただいています。
更に、大人に向けた人形劇作品の公演も数多く行ってきました。シェイクスピア戯曲にも果敢に挑戦し、「リア王」「マクベス」「テンペスト」の『シェイクスピアシリーズ三部作』を発表してきました。
70周年記念では、様々な分野の人形劇を作るべく、「まっぷたつの子爵(原作・カルヴィーノ/岩波文庫)」「どろろ(原作・手塚治虫/小学館)」「みつあみの神様(原作・今日マチ子/集英社)」などに取り組みました。
2023年3月には75周年記念プレ公演として「モモ」「どんぐりくらぶ」というお互いに関連しあった2作品を池袋のシアターグリーンの2会場を使って同時期に上演するという新しい挑戦に挑みました。今年3月には75周年記念公演としてコロナ禍にあるとある劇団の劇中劇として人形劇を上演するという構造で演出された劇団員総出演の「花田少年史」を上演しました。
また、日生劇場プロデュースの人形劇公演に、2005年より出演や人形製作で継続的に参加するなど、人形劇の新しい表現に挑戦し続けています。多様性に富んだひとみ座の作品は、人形のデザインや動きによって、観客の想像力をかきたてます。人形劇にすることで、より作品がわかりやすく、より楽しく、より深く堪能できるように、総勢約50名の劇団員により活動を続けています。
テレビ「ひょっこりひょうたん島」「伊賀の影丸」「ネコジャラ市の11人」など
映画「おおあなむちの冒険」など
舞台「リア王」「夏の夜の夢」「マクベス」「ロミオとジュリエット」「テンペスト」「ズッコケ時間漂流記」「大どろぼうホッツェンプロッツ」「美女と野獣」「弥次さん喜多さんトンちんカン珍道中」「賢治のカバン」「岸辺のヤービ」「オズの魔法使い」「マウイ・チキチキ」「長くつしたのピッピ」「ふたりはともだち」「はれときどきぶた」「どろろ」「9月0日大冒険」「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」「シュレミールと小さな潜水艦」など
受賞:神奈川文化賞(1983年)、川崎市文化賞(1983年)
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公演概要
『メープル農場のどうぶつたち』
公演期間:2024年8月21日 (水) 〜 2024年8月25日 (日)
会場:県民共済みらいホール(神奈川県 横浜市中区 桜木町 1-1-8-2)
■出演者
篠崎亜紀・齋藤俊輔・森下勝史・田川陽香・佐藤綾奈・照屋七瀬・金子優子・深澤まりあ・齋藤実弥
■スタッフ
◇ 脚本・演出/くすのき燕(人形芝居燕屋)
◇ 舞台美術・人形美術・衣装デザイン/若狭博子
◇ 作曲/やなせけいこ
◇ 音響プラン/遠藤宏志(アコルト)
◇ 照明プラン/吉嗣敬介
◇ 舞台監督/森下勝史
◇ 演出助手/石川哲次
◇ 舞台監督助手/松下生子
◇ 美術進行/小倉悦子
◇ 制作/Team“White Sketchbook”
〈後援〉 神奈川県・川崎市・川崎市教育委員会・横浜市教育委員会・公益財団法人横浜市芸術文化振興財団
〈助成〉 文化庁文化芸術振興費補助金 (舞台芸術等総合支援事業(公演創造活動)) 独立行政法人日本芸術文化振興会
■公演スケジュール
8月21日(水) 14:00
8月22日(木) 10:30/14:00
8月23日(金) 10:30/14:00
8月24日(土) 休演日
8月25日(日) 10:30/14:00
※開場は、開演の30分前です。
※上演時間は約80分です。
■チケット料金
大人2,800円 子ども2,200円 (子ども料金は4才~高校生)
団体(10名以上):大人2,200円 子ども1,800円
※当日は各500円増 全席指定
※カンフェティからの購入 各券種300円割引
【当日】
大人:3,300円 子ども:2,700円
団体(10名以上) 大人:2,200円 子ども:1,800円
(全席指定・税込)