★各種次世代二次電池について、現状と課題、電解質材料設計に着目した最新の研究開発動向を解説。
【セミナーで得られる知識】
1 二次電池に関する基礎知識
2 リチウムイオン電池の課題と全固体化のメリット
3 全固体リチウム二次電池の構成部材,設計,可能性
【セミナー対象者】
1 電池および電池部材の開発に携わっている方
2 新しい電池に興味がある方
3 セラミック材料および技術の新展開に興味がある方
〈セミナー趣旨〉
リチウムイオン電池は様々な電子機器のモバイル化はもちろんのこと、ドローンに代表される新たなデバイスの創出にも大きく貢献している。最近では平準化電源や電気自動車用電源へ応用され、二酸化炭素の排出削減を担う重要な役割も担っている。このような用途拡大に伴って電池に要求される要望も多様化・高度化している。現行のリチウムイオン電池では対応が難しいものも多いため、リチウムイオン電池の次の世代を担うポストリチウムイオン電池の実現が求められている。本講演では、二次電池の基礎からリチウムイオン電池の現状と課題をはじめに解説し、その後にポストリチウムイオン電池と呼ばれる各次世代二次電池の開発状況と課題を述べる。ここでは、次世代二次電池の実現に大きな役割を担う電解質材料の設計に注目し、どのような研究開発が進められているかを解説する。
1)セミナーテーマ及び開催日時
テーマ:次世代二次電池の研究開発、展望と課題 キーマテリアルとしての電解質設計 ~ 液体から固体へ ~
開催日時:2024年7月23日(火)13:00~16:30
参 加 費:47,300円(税込) ※ 資料付
* メルマガ登録者は 41,800円(税込)
* アカデミック価格は 26,400円(税込)
講 師:棟方 裕一 氏 東京都立大学 大学院都市環境科学研究科 助教
※本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。推奨環境は当該ツールをご参照ください。後日、視聴用のURLを別途メールにてご連絡いたします。
★受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。
2)申し込み方法
シーエムシー・リサーチの当該セミナーサイト
からお申し込みください。
折り返し、 視聴用のURLを別途メールにてご連絡いたします。
詳細はURLをご覧ください。
3)セミナープログラムの紹介
1. 二次電池の基礎
(1) 電池の基本構成
(2) 充放電反応
(3) エネルギー密度と出力密度
(4) リチウムイオン電池の現状と課題
2. 次世代二次電池
(1) 次世代二次電池の必要性
(2) 各次世代二次電池の開発状況、課題
3. Li系次世代二次電池のための高容量正極、負極
(1) 正極材料
(2) 負極材料
4. Li系次世代二次電池のための電解質設計
(1) 電解質設計の重要性
(2) 難燃性電解質
(3) 固体電解質
5. 電極-電解質界面の設計
(1) 界面反応
(2) 添加剤の利用
(3) 表面修飾
(4) 固体電池における界面設計
6. 次世代二次電池の用途展開
(1) モバイル・小型/薄型
(2) 自動車用・大型
7. まとめ
4)講師紹介
【講師経歴】
平成16年3月 大阪大学大学院 工学研究科 博士課程 修了 博士(工学)取得
平成16年4月~ 科学技術振興機構 博士研究員(JST-CREST)
平成20年4月~ 首都大学東京 都市環境学部 特任助教
平成20年9月~ 首都大学東京大学院 都市環境科学研究科 助教(都市環境学部兼任)
令和2年4月~ 東京都立大学大学院 都市環境科学研究科 助教(都市環境学部兼任); 大学名称変更による
・ 蓄電池、燃料電池の研究開発に従事。
【活 動】
★ 研 究
構造化技術を用いた蓄電池、燃料電池の開発
★ 学会等
日本化学会、電気化学会、高分子学会、日本セラミックス協会、無機マテリアル学会、日本無機リン化学会、日本エネルギー学会、Electrochemical Society
★ 著 書
棟方裕一, ハイブリッド自動車用リチウムイオン電池 (日刊工業新聞), 第II部 セパレータ, 2015
棟方裕一, 粉体・微粒子分析 テクニック事例集 (技術情報協会), 第9章 電池用粉体・微粒,スラリーペーストの測定・観察事例, 第1節 単粒子測定による電池用粒子の評価, 2015 など
☆詳細とお申し込みはこちらから↓
5)近日開催ウェビナー(オンライン配信セミナー)のご案内
○高周波対応プリント配線板(PWB)作成に求められる回路形成・材料技術
開催日時:2024年7月2日(火)13:30~16:30
○「バイオ医用高分子」入門
~ バイオ医薬・遺伝子治療・DDS・人工臓器・再生医療等への応用展開 ~
開催日時:2024年7月3日(水)10:30~16:30
※ 当該セミナーは、会場でのセミナーとライブ配信のウェビナー
(オンラインセミナー)のハイブリッドを予定しております。
・セミナー(会場)申込ページ
・ウェビナー(Zoom)申込ページ
○材料開発のためのデータ解析入門
~ マテリアルズインフォマティクス、ケモインフォマティクス、
プロセスインフォマティクス ~
開催日時:2024年7月4日(木)10:00~17:00
○グリーン水素・ブルー水素の経済性分析とグリーン水素製造の低コスト化の方法
開催日時:2024年7月5日(金)10:30~12:30
https://cmcre.com/archives/122893/
○環境視点の事業開発入門
~ 今求められる環境への理解と取り組み方 ~
開催日時:2024年7月5日(金)13:30~15:30
〇EVにおける車載機器の熱対策
開催日時:2024年7月10日(水)10:30~16:30
○車載ディスプレイの大型・曲面化及びフレキシブル端末に求められる材料技術の動向
~ UTGの進化を踏まえて ~
開催日時:2024年7月11日(木)13:30~16:30
https://cmcre.com/archives/121584/
○工業触媒の基礎とスケールアップへの応用
~ 触媒劣化対策・触媒プロセス開発と企業化例・CO2削減技術 ~
開催日時:2024年7月12日(金)10:30~16:30
○ポリ乳酸の生分解機構から理解する耐久性と抗菌・防カビ性の発現機序
― 生分解性からスマートプラスチックへ ―
開催日時:2024年7月17日(水)10:30~16:30
☆開催予定のウェビナー一覧はこちらから!↓
https://cmcre.com/archives/category/cmc_all/
6)関連書籍のご案内
(1) EV用リチウムイオン電池のリユース&リサイクル
~ 電池材料のサプライ、諸規制とビジネス対応 ~
■ 発 行:2024年6月24日
■ 調査・執筆:菅原 秀一
■ 定 価:本体(冊子版) 90,000円(税込 99,000円)
本体 + CD(PDF版) 110,000円(税込 121,000円)
★ メルマガ会員:定価の10%引き!
(2) リチウムイオン電池の製造プロセス&コスト総合技術2022(進歩編)
■ 発 刊:2022年9月14日発行
■ 著 者:菅原 秀一
■ 定 価:本体価格 90,000 円(税込 99,000 円)
本体 + CD セット 100,000 円(税込 110,000 円)
★ メルマガ会員:定価の10%引き!
(3)リチウムイオン電池の製造プロセス&コスト総合技術2022(基礎編)
■ 発 刊:2022年9月8日発行
■ 著 者:菅原 秀一
■ 定 価:本体価格 130,000円(税込 143,000円)
本体 + CD セット 150,000円(税込 165,000円)
★ メルマガ会員:定価の10%引き!
(4)AI・MI・計算科学を活用した蓄電池研究開発動向
■ 発 行:2021年6月28日
■ 監 修:森分 博紀
(非営利・一般財団法人 ファインセラミックスセンター (JFCC))
■ 定 価:本体(白黒) 90,000 円(税込 99,000 円)
本体 + CD(カラー) 100,000 円(税込 110,000 円)
★ メルマガ会員:定価の10%引き!
(5)リチウムイオン電池&全固体電池製造技術
■ 発 行:2019年6月30日
■ 監 修:向井 孝志
ATTACCATO合同会社、産業技術総合研究所
■ 定 価:本体(白黒) 90,000 円(税込 99,000 円)
本体 + CD(カラー) 100,000 円(税込 110,000 円)
★ メルマガ会員:定価の10%引き!
(6)全固体電池の基礎理論と開発最前線
■ 発 刊:2018年7月31日
■ 監 修:菅野了次(東京工業大学)
■ 定 価:本体(白黒) 90,000円 + 消費税
本体 + CD(カラー) 100,000円 + 消費税
★ メルマガ会員:定価の10%引き!
☆発行書籍の一覧はこちらから↓
https://cmcre.com/archives/category/cmc_all/
以上