大阪府大阪市で1986年より印刷サービスを提供している株式会社高速オフセット(本社:大阪市西区、代表:橋本 伸一、以下高速オフセット)では、2008年より環境に配慮した用紙・機械・インキでの印刷を取り扱っています。FSC®認証紙をはじめ、近年ではアップサイクル用紙やフェアトレード用紙での印刷サービスに力を入れ、紙製品の開発・研究プロジェクト「紙研究所」を立ち上げました。
この度、紙研究所の第11弾プロジェクトとして、小豆殻CoCを使った社内啓発企画を行いました。
毎月1日の「
あずきの日
」にちなんだポスターを掲示することで、栄養たっぷりのあずきを食べる習慣とともに、廃棄される食材が紙となって生まれ変わる「
アップサイクル
」を意識してもらうことをねらいとしています。
プロジェクトの対象
高速オフセットの社員及び本社にご来社いただく企業様
プロジェクト第11弾のコンセプト
~あずきの日は、食べて健康&サステナブルを学ぼう~
①社内啓発用ポスターとして企画
ポスターはA4サイズで、高速オフセット本社の休憩スペースに掲示しました。
小豆殻CoCの用紙は特に紙質に特徴があるため、地色を生かしたデザインを意識。
クイズ口調の文言で注目を集め、用紙のもつ特徴に触れるような内容となっています。
毎月1日は「あずきの日」
毎月1日は「あずきの日」です。三重県津市に本社を構え、あずき製品を中心に菓子・食品・スイーツなどの事業を手掛ける、井村屋グループ株式会社によって制定されました。
日付は、古くから毎月1日・15日にあずきを食べる習慣があったとされる言い伝えにちなんでいます。利尿作用や便通改善の効果が期待できるあずきを毎月1日に食べて、健康になってもらうことが記念日制定の目的です。
(出典:PR TIMES MAGAZINE あずきの日(毎月1日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介 2024年6月18日閲覧)
https://prtimes.jp/magazine/today/adzuki-bean-day/
あずきの日にあずきを食べて健康を意識してもらうことに加え、廃棄されるあずきの殻が用紙として生まれ変わる「アップサイクル」を知ってもらうことが狙いです。
社内にポスターを貼ると
・紫色の紙のポスターって珍しいね!
・近寄るとつぶつぶ感が分かっておもしろい。
といった紙に関するコメントのほか、
・なんだかたい焼きが食べたくなる…!
・甘いものを食べて休憩しようかな、とリラックスモードになれますね。
といった声も。
あずきを食べる際に、ちょっとでもこのポスターのことを思い出す。そして、小豆殻CoCという紙を知ってもらう。日常のふとした瞬間にアップサイクル紙と触れ合う機会を創出することで、企業活動や普段の日常生活においてアップサイクル紙を選ぶきっかけにつながればと願います。
②ポストカードも同時制作。ノベルティやDMにオリジナルデザインのご発注も可能
ポスターと同時に、ポストカードのサンプル品も制作しました。
こちらは印刷サンプル品ですが、オリジナルデザインで小豆殻CoCポストカード印刷ご発注が可能です。用紙にインパクトがあるので、企画次第で目立つDMとしてもお使いいただけます。
ポストカードサイズ以外の仕様で印刷したい場合も、お気軽に高速オフセット公式サイトのお問い合わせフォームにご相談ください。
●お問い合わせフォーム
https://www.kousoku-offset.co.jp/contact-list/
※PRTimesを見てのセールスメールはお断りしております。あらかじめご了承ください。
小豆殻CoCの用紙サンプルがセットになった「SDGs用紙サンプル帳」を無料郵送いたします。
●無料郵送サービスはこちら
https://www.kousoku-offset.co.jp/documents/paper-sdgs/
※企業の方向けのサービスです。
③廃棄されるはずだった小豆の殻を混抄した紙
小豆殻CoCとは、本来廃棄されるはずだった小豆の殻と紙の原料になる木材パルプを混ぜ合わせて作られた用紙です。
「いつも廃棄してしまっているこの小豆殻を何かに再利用できないか」という声からこの用紙がつくられたとのこと。
サステナブルな社会を目指して作られたこの用紙ですが、なんといっても特徴的なのがその見た目。紫色に小豆の殻がランダムに入り、まさに「小豆っぽい」用紙となっています。
少しふわっとした質感があり、どことなく和のイメージも連想します。また、小豆の赤い色は、古くから魔除けの力があるとされてきたため、縁起物や魔除けを表す印刷商品にぴったりの用紙です。
●関連記事:【印刷プロが驚いた!】印刷では表現できない模様がおしゃれな用紙・小豆殻CoCとは?
https://www.kousoku-offset.co.jp/magazine/column-azukipaper/
紙研究所プロジェクトについて
高速オフセットでは、サステナブル紙の商品・サービスを通じて「
SDGs17番:パートナーシップで目標を達成しよう
」の達成を実現したいと思っております。
ざらざら、つるつる、でこぼこ、ふわふわ…。普段目にしたり、手に取ったりする紙製品。その見た目や手触りは1つ1つ異なり、アナログならではのあたたかみを私たちに届けてくれます。
SDGsへの取り組みが加速する昨今では、普段は捨てられる廃棄物を混ぜて作った用紙や、使うことで現地の支援につながる用紙など、フェアトレードやアップサイクルなどの観点に着目した用紙が増えています。
私たちは、用紙代理店様よりそれぞれの紙の想いやストーリーを聞き、企業様ともに新たな紙製品を作ることで、SDGsが掲げる様々な目標に貢献していきたいと思っています。「手に取る」というワクワクが生まれる紙製品だからこそ、作る人も、受け取る人も、みんなが楽しみながらSDGsを達成できるような仕組みを――。1つの紙製品から世の中を変えることができればと願い、紙製品を研究・開発する「紙研究所」プロジェクトを立ち上げました。
紙から世界を変えていけるようなアクションの輪を広めていきたいと思います。
■紙研究所のプロジェクト活動内容
第1弾 2020年6月23日
若手社員によるコロナ禍アイテム開発! 抗菌仕様マスクケース「ますちょ」サービス開始
第2弾 2022年6月15日
優しい質感、あたたかい手触り。「バナナペーパーde環境報告書」サンプル制作
第3弾 2022年8月2日
サステナブルな社会を目指すアパレル企業様向け「バナナペーパー下げ札」サンプル制作
第4弾 2022年9月29日
「好き」で選ぶカレンダー。「4種の用紙から選べるSDGs卓上カレンダー」
第5弾 2022年10月31日
広げよう、バナナペーパーの輪。「部員全員、バナナペーパー名刺計画」
第6弾 2023年6月12日
大ロット印刷×SDGsの可能性。「LIMEX用紙取り扱い」スタート
第7弾 2023年12月1日
SDGsに関心のあるすべての方へ。
エコプロ2023 in東京ビックサイトにて「紙から学ぼうSDGs 紙研究所」を出展
第8弾 2024年2月27日
一枚の紙から東北を元気に!「東北コットンCoC」印刷サービス 正式リリース
第9弾 2024年4月3日
あずきの殻が用紙に~アップサイクル紙「小豆殻CoC」を使った印刷事例を公開~
第10弾 2024年5月29日
「バナナペーパーシール」をSDGsイベントのプレゼント品として協賛
第11弾 2024年6月27日
廃棄される小豆の殻を混抄した用紙「小豆殻CoC」でアップサイクル啓発ポスターを制作
■その他 (特許・表彰など)
・1986年 毎日新聞社とその関連会社の出資により設立
・2008年 FSC®-COC認証(FSC-C020167)取得
・2012年 持ち株会社・毎日新聞グループホールディングスが100%株式を保有する子会社となる
・2015年 ISO14001 認証取得(東京支社、京都営業所)
・2017年 ISO14001 自主運営へ切り替え
・2018年 ショールーム兼新商品開発などを行う「プリントラボラトリー」が誕生
・2020年 バナナペーパー取り扱いスタート
・2023年 ワンプラネット・ペーパー®協議会入会。「エコプロ2023」にて紙研究所を初出展。KAMIKENプロジェクトを本格始動
・2024年 バナナペーパーの原料となる茎繊維をつくるザンビアを現地視察。大阪初開催のワンプラネット・ペーパー®フェスに初出展。子ども環境教育情報紙「エコチル」オフィシャルパートナープログラム2024に参画
■ 会社概要
株式会社高速オフセットは、毎日新聞グループホールディングスを支える中核の総合印刷会社です。1986年設立、『発想から発送まで。伝えたいを伝わる形に』を合言葉に、主力の印刷事業はもちろん制作(紙面/WEB)事業、出版事業、ネット通販事業、自社商品の開発などをサービスとして取り扱っています。
本社所在地:大阪市西区北堀江2丁目5番24号 KOUSOKU堀江ビル
https://www.kousoku-offset.co.jp/
安定した印刷技術
新聞印刷輪転機や商業輪転機を筆頭に多数の印刷機を保有し、安定した印刷パフォーマンスを実現。
SDGsを意識した商品提供
2008年4月2日にはFSC®-COC認証を取得。環境に配慮した印刷技術や用紙の活用に長年着目し、水なし印刷、ベジタブルオイルインキ、バイオマスインキ、バナナペーパー、バガス紙、タンザニアコットンペーパーなどSDGsに対応している商材を広く取り扱っています。
※2023年2月にワンプラネット・ペーパー®協議会に参画しました
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000090597.html
メディアミックスを意識
紙とデジタルの共存にも注力し、従来の『印刷』の枠組みを越えた、更なる成長を目指した挑戦を続けています。
スマホでガチャやクーポンが発行できる「Qube」、インバウンド向けサービス「HAKO-BU.net」、好きな写真を組み合わせてオリジナルカレンダーが作れる「ひとこま」など、便利なサービスや自社開発商品を提供しています。
■ 本案件に関するお問い合わせ
本案件についてのお問い合わせは以下までお願い致します。
・メールフォームでのお問い合わせ
https://www.kousoku-offset.co.jp/contact-list/
※PRTimesを見てのセールスメールはお断りしております。あらかじめご了承ください。