「サスティナブルな社会の実現」をミッションに掲げるフードテックベンチャーのASTRA FOOD PLAN 株式会社(埼玉県富士見市、代表取締役社長:加納 千裕 以下ASTRA FOOD PLAN)は、2024年7月1日から、『タマネギぐるりこ』を使った「オニオンスープブレッド」が高級食パン専門店「考えた人すごいわ」で店舗を拡大して販売開始されることをお知らせします。「オニオンスープブレッド」は、2024年5月1日から清瀬店のみで1日20本限定で販売されていましたが、売れ行きが好評だったことや、「考えた人すごいわ」を運営するオーネスティグループが、ASTRA FOOD PLANが目指す循環型の社会に共感し、『ぐるりこ®』を世に広めたいという思いから、販売拡大に至りました。
▼5月1日販売開始時のプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000099210.html
「オニオンスープブレッド」について
オニオンスープの風味を高級食パンの生地におり込んだ、くちどけの良いしっとりとした食パンです。玉ねぎの香りが芳醇に口の中に広がり、チーズとベーコンが味に深みを醸し出します。フレッシュなオニオンも贅沢に使用した、今までにないハートいっぱいに広がるオニオン食パンです。
商品概要
・商品名:オニオンスープブレッド
・価格:1,200円(税込)
・使用ぐるりこ:タマネギぐるりこ
取扱店舗
・清瀬店
新たに販売開始する店舗
・横浜菊名店
・西国分寺店
・ブレッドパーク名取店
・plusふじみ野店
・品川中延店
高級食パン専門店「考えた人すごいわ」
小麦粉、塩、バターなど徹底的に材料にこだわり、かつてない口どけのパンを作っています。駅からすぐの立地で地域に密着した店舗づくりを目指しています。
オーネスティグループ 有限会社かんながら
本社所在地:〒359-0044 埼玉県所沢市松葉町12-4-301
ホームページ:
https://sugoi-bread.com/
『タマネギぐるりこ』について
『タマネギぐるりこ』は、フライドオニオンやソテーオニオンのような香ばしい風味が特徴で、市販品の135倍もの香り成分があります。サラダやカレーなど、料理にふりかけるだけで、簡単に玉ねぎの芳醇な風味をアクセントとして楽しむことができます。
原料となっている玉ねぎの端材は、吉野家ホールディングスの野菜加工センターで牛丼用の玉ねぎを下処理する際に発生したものであり、環境に優しいアップサイクルパウダーです。
「ぐるりこシリーズ」
原材料に『ぐるりこ®』を使った商品のパッケージやプライスカードなどに「ぐるりこマーク」を表示する取り組みを行っています。
「ぐるりこマーク」を通じて、一般消費者にアップサイクルの認知を広げ、「エシカル消費」に繋げる狙いです。
ASTRA FOOD PLANでは、「ぐるりこマーク」を付与した様々な食品企業から販売される商品を「ぐるりこシリーズ」と呼び、ストーリーなどの発信を行っています。
今後の展開
6月21日に消費者庁や農林水産省などから発表された推計(※1)によると、2022年度の食品ロス発生量(推計)は、前年度から51万トン削減され、過去最少の472万トンとなりました。
一方で、経済損失は約4兆円あり、一般的な「食品ロス」に含まれない「かくれフードロス」は約2,000万トンあると言われています。引き続き、ASTRA FOOD PLANでは、食品廃棄の課題を抱える事業者や生産者、食品メーカーと連携して「かくれフードロス」の削減を行い、循環型フードサイクルの構築を目指していきます。
(※1)令和4年度の事業系食品ロス量が削減目標を達成!
https://www.maff.go.jp/j/press/shokuhin/recycle/240621.html
食品由来の廃棄物等2,402万トンうち可食部分と考えられる量523万トン※いわゆる「食品ロス」(令和3年)
https://www.env.go.jp/content/000228890.pdf
「ASTRA FOOD PLAN」では、一緒に働く仲間を募集中
ASTRA FOOD PLANでは、一緒に働く仲間を募集しています。『過熱蒸煎機』や『ぐるりこ®』の提案営業をはじめ、オープンポジションでも採用を強化中です。少しでも興味を持った方、お話を聞いてみたいという方は、下記よりご連絡ください。
■募集ポジション
・ECマーケティング
・オープンポジション
採用情報の詳細ページ:
https://www.astra-fp.com/recruit/
一般的な食品ロスの約4倍。年間2000万トンにおよぶ「かくれフードロス」の実態
現在コンビニエンスストアや量販店の売れ残りなど、本来食べられるのにも関わらず廃棄される「食品ロス」が問題となっています。しかし、一般的に認知されている「食品ロス」の量には野菜の芯や皮、ヘタなどの食品ざんさや産地で発生した規格外農作物や余剰農作物などの未利用農作物が含まれていません。
環境省の「我が国の食品ロスの発生量の推計値(令和4年度)」(※2)によると、2022年における日本国内の食品ロスは、約472万トンと推計されていますが、農林水産省がまとめた「食品廃棄物等の利用状況等(平成30年度推計)」(※3)では、食品ざんさや未利用農作物などの不可食部分も含めた「食品由来の廃棄物等」の食品ロスが2531万トンにおよぶことがわかっており、大きな社会課題となっています。
ASTRA FOOD PLANは、この一般的な食品ロスの約4倍となる年間2000万トン(※4)の食品廃棄を「かくれフードロス」と呼び、その削減とアップサイクルに取り組んでいます。
(※2)「我が国の食品ロスの発生量の推計値(令和4年度)」
https://www.env.go.jp/press/press_03332.html
(※3) 消費者庁『食品ロスについて知る・学ぶ』
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/information/food_loss/education/
(※4) 「年間2000万トンのかくれフードロス」=「2531万トン(食品由来の廃棄物等)」-「約570万トン(本来食べられるのにも関わらず廃棄される食品ロス)」
『過熱蒸煎機』について
『過熱蒸煎機』は、食品の風味の劣化と酸化、栄養価の減少を抑えながら、乾燥と殺菌を同時に行うことが可能な装置です。以下の3つの特徴により、野菜の不可食部分や、米ぬか、果物の搾りかす、飲料ざんさにいたるまで、高付加価値化した食材にアップサイクルすることが可能です。
1.食材の風味の劣化と酸化を防止
数百度の高温スチーム 過熱水蒸気を用いることで食材の酸化を抑え、栄養価の損失と風味の劣化を防ぎます。食材によっては旨味成分が増加し、ビタミンE、β-カロテンや葉酸などの栄養価が、熱風乾燥を用いた場合と比較して高いことも分かっています。
2.低コスト、高い生産効率を実現
ボイラーレスの過熱水蒸気発生装置を開発し、熱風と併用することでエネルギー効率が極めて高い乾燥・殺菌技術を実現。連続式で生産効率が高く、従来型乾燥技術のコストの課題をクリアしました。
3.スピード殺菌乾燥
過熱蒸煎機での食材への加熱時間はわずか5~10秒。短時間加熱で食材の劣化を抑えながらも、過熱水蒸気の効果でしっかりと殺菌ができるので安全に加工できます。
製品名:過熱蒸煎機
発売日:2022年4月4日
※『過熱蒸煎機』カタログダウンロード
https://www.astra-fp.com/download/
会社概要
ASTRA FOOD PLAN株式会社
URL:
https://www.astra-fp.com/
本社所在地:埼玉県富士見市鶴瀬東1-10-26
代表取締役:加納千裕
設立:2020年8月