北海道幕別町にて子どもたち向けXRコンテンツを提供【WeaverseLab株式会社】

北海道幕別町にて子どもたち向けXRコンテンツを提供【WeaverseLab株式会社】
アート
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北海道幕別町にて子どもたち向けXRコンテンツを提供【WeaverseLab株式会社】

来場者とアーティストの交流

WeaverseLab株式会社は「こどもの日ゆめホール」(2024年5月5日 主催:NPO法人まくべつ町民芸術劇場)において多数のクリエイター、アーティストと共同でXRコンテンツの提供を行ったことをご報告いたします。

「こどもの日ゆめホール」は北海道幕別町百年記念ホールにて開催された、幕別町の地域の皆さんに楽しんでもらうイベントです。

本コンテンツは以下のクリエイター・アーティストと共同で制作いたしました。


[クリエイター]

・cuber~ – メタバースコンシェルジュ

・K-Pere – ビジュアルコンテンツクリエイター


[アーティスト]

・K.ᴗ.(Ambientflow) – 音楽パフォーマー

・Torazo – ビジュアルアーティスト

■XRコンテンツ

本企画のXRコンテンツは、VRメタバースプラットフォーム「Resonite」を使用して制作しています。

提供したXRコンテンツは以下の2点です。

▶きらきらがっき


-弾いた音が光に変わる魔法のピアノ-

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きらきらがっき

ResoniteのシステムとMIDIとの接続により、会場の電子ピアノで弾いた音がリアルタイムでエフェクト化/視覚化され、メタバース空間にキラキラと出現。会場にはたくさんの民俗楽器や伝統楽器も登場し、音と光に包まれた豊かな空間が広がりました。


コンテンツ監修は体験する音楽コンテンツを創出する「Ambientflow」。

リトミックと参加型音楽公演の理論体系を用い、音楽の知識や経験を問わず、来場者があそびを通して音楽や演奏に触れられる体験創出に焦点を当てました。会場に並ぶ楽器の音は予め調整されており、こどもたちの関わることで発生する全ての音色が楽曲と一体となるよう、空間の調和が図られています。

▶おえかきようせい


-自分の描いた絵が仮想世界で動き出す-

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おえかきようせい

こどもたちが会場のiPadで描いたイラストが、Resoniteのギミックを通してバーチャル幕別ホールで動き出す夢の体験。仮想空間との交流を通したコンテンツとして設計され、おえかき妖精「レちゃん」と「ゾちゃん」が、いたずらにお手伝いにと活躍しました。


コンテンツ監修は武士と絵師を兼任した先祖を歴史背景に持つアーティスト「Torazo」。

日本伝統の文化から最新のVRアートまで、おえかき妖精さんと一緒にこどもたちの体験をサポートしました。ごく単純な線で絵を描くという基礎体験から、交流を通してアートに興味を持てるようなフローとなっており、楽しさを入口としたあそびの場から、感性を育む文化体験の獲得を目指しています。

■企画への思い


-楽しさからもう一歩先へ-

本コンテンツでは、体験者の芸術への興味関心や知識経験を問わず、楽しさを入口としたあそびが、文化に触れ体験するための貴重な一歩となることを目指しています。そのため各コンテンツに監修アーティストを置き、あそびをあそびとして終始せず、その一歩先に本質的な学びを提供できるような設計に注力しています。

また、芸術に触れられる環境に制限のある地域において、子どもたちがアーティストやアートそのものと直に接する場所/時間を無条件に確保できることは極めて文化的意義が深く、それを実現できるメタバース/オンライン分野の活用は、これからの教育や学びを深めるための時代の新たなコンテキストとなると考えています。

幼少期に豊かな芸術体験に出会えるかどうかはその後の成長にたいへん重要な要素と考えており、こうした取り組みを地域の皆様と連携し、ともに推進していけることは、私たちにとってかけがえのない喜びです。

■実施報告

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体験者で賑わうXRコンテンツ

参加したこどもたちは目を輝かせて用意したコンテンツを楽しみ、大変熱中した様子でした。どちらのXRコンテンツも長蛇の列ができるほどの人気を集め、多くのこども達が何度も繰り返し体験していました。

特に音楽を使ったコンテンツでは、繰り返し遊ぶことでこどもたちの技術がどんどん向上していく様子が見られ、XRコンテンツを活用した体験の有用性を感じられました。



▼関連リンク

・北海道新聞

デジタルアートに目を輝かせ夢中 幕別の百年記念ホールでイベント  沼田駿記者


https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1008162/


■監修アーティストについて

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K.ᴗ.(くう) / Ambientflow

音楽を中心にデジタルアートやコンテンツ制作を行うAmbientflow代表。

音楽パフォーマーとして活動し、映像や体験と連動したインタラクティブ性の高いLIVEパフォーマンスを行う。2020年感染症対策としてVRへ活動をシフトし、以降、現実世界とVRとを結ぶ多様なオンライン・国際的な企画に参加。2024年まで、多数のVRイベントでのステージや、企業系VRワールドの楽曲を担当している。

今回は地元北海道十勝の制作をWeaverseLabと協業の形で手掛け、Resoniteと地域を繋ぐコンテンツを成功へ導いた。

▶Portfolio


https://www.foriio.com/Ambientflow

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Torazo

武士と絵師を兼任していた歴史背景を先祖に持つ、ビジュアルアーティスト。

平面作品の制作の経験と、デジタル技術を使用した表現を融合させるべく研究中。VRユーザーでもあり、メタバースにてワールド制作、映像制作にも取り組む。

2024年『Metaverse Maker Competition』において ART部門で最優秀賞を獲得した『百鬼夜行 -化猫譚- Tales of a Mystic Cat』にTEAM『Neo Extreme』として参加など。同作品はイギリス映画祭『RainDanceImmersive2024』にもノミネートされている。

▶X(Twitter)


https://x.com/torazo_vr

■WeaverseLab株式会社について

貴社の挑戦にご協力します。

XR技術による先進的なソリューションを求めている企業様、スピーディーな提案・実装を求めている企業様、まずはお気軽にご相談ください。

弊社のチームは、メタバースに精通し、卓越したスキルを持った専門家たちで構成されています。メタバースの住人でしか知り得ないノウハウを余すことなく盛り込んだ、本当に意味のあるXRソリューションを提供します。

▼お問い合わせ窓口


https://weaverselab.com/

info@weaverselab.com

▼公式YouTubeチャンネル


https://www.youtube.com/@WeaverseLab

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