テクノロジーの進化に伴い人々の生活必需品となっているデジタルデバイスの利用ニーズが年々高まる一方で、日本においては円安によるデバイス価格の高騰や複雑な契約プランにより、常に最新デバイスを所有することに様々な制約がある状況です。また、循環型経済が掲げる「所有から利用」の流れの中で、環境に配慮しながら最新テクノロジーへ人々がアクセスするというデカップリングの実現も求められています。しかし、デジタルデバイスを利用する人の多くが、使用済みデバイスのリサイクルやリユースなどの処理を行わず電子廃棄物の数は年々増加していることも事実です。当社は、デジタルデバイス所有に伴う初期費用の負担軽減、損害保険加入と修理や整備、リユースやリサイクルなどを利用者に代わって行うことで、顧客が最新デバイスの利用にフォーカスし自身のデジタルライフをより充実させられる仕組みを提供します。2023年4月に実施したPoCで得たバックログからスケーラビリティのあるシステムを構築することで更なる成長と拡大をしていきます。
今回のラウンドについて、投資家からのコメントは以下の通りです。
Shizen Capital (
https://shizen.vc)
Patrick Wheen, Founding Partner
近年、様々なサブスクリプションがデジタル市場に浸透していく中で、エレクトロニクス製品のサブスク化ニーズは極めて高いと確信しています。リブートは、エレクトロニクス製品の「利用」にフォーカスしたサービスを提供することで、日本国内における従来の物を借りる「レンタル」という概念を根本から変化させ、利用者とデバイスと環境のそれぞれにとって三方よしの循環型「サブスクリプション」へとアップデートし、新しいマーケットリーダーになれると信じています。
Maiora Capital (
https://www.maioracapital.com/)
Patrick Wheen, Founding Partner
リブートのサブスクリプションサービスは、人々とテックの持続可能な関係性を示すと同時に、電子廃棄物を削減し自然環境へも好影響を与える革新的なエコシステムです。このテックレンタル市場のイノベーションをMaioraが支援できることを大変嬉しく思っています。
今後の展望
「リブート」の利用拡大と国内でのデバイスサブスクリプションの定着を目指しながら、お客様のニーズ理解を深め、商品ラインアップの拡大やさらなる機能開発を図っていきます。より良いサービスクオリティを提供するため、パートナー企業との協業、法人向けサービスのローンチ、ポイントプログラムの導入や、契約後にお客様のデバイスとして購入いただけるRent to Own機能の実装などを予定しております。
リブートについて
会社名:Reboot株式会社
所在地:〒105-6415 東京都港区虎ノ門1-17-1 虎ノ門ビジネスタワー 15階
代表者:代表取締役CEO リウ フィリップ
設立:2022年 6月
URL:
https://www.reboot-japan.com/
※ 記載の会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。