熱海で飲食店を展開する「PLAY and WORKS GROUP」は7月3日(水)・7日(日)の2日間、伊豆山土石流災害で被災した製麺所「コマツ屋製麺」で、同製麺所の麺を使った「復興ラーメン」を各日123(いずさん)食を無償で提供いたします。
同ラーメンは、「PLAY and WORKS GROUP」が運営する中華料理店「熱海飯店」(熱海市渚町)で、開業時から店の看板メニューとして提供しております。
災害から3年が経ち、災害を風化させず、被災地の復興への願いを込めて提供いたします。
■「熱海復興夜鳴きらーめん」開発の経緯
同ラーメンは、「熱海復興夜鳴きらーめん」として昨年6月、当初「熱海飯店」の前身となる当社系列店で販売を始めた商品です。
きっかけは、被災したコマツ屋製麺の中島秀人社長の伊豆山復興への思いに共感し、当社としてできる支援を行いたいと考えたからでした。ラーメンの売上金の全額寄付を行うチャリティー活動のほか、昨年9月にオープンした「熱海飯店」においても看板メニューの一つとして提供してきました。
熱海が深夜までにぎわっていた頃は「夜鳴きらーめん」と呼ばれる屋台のラーメンや深夜営業のラーメン店が多く存在していました。元気だった頃の温泉街の文化を失くさないという思いを込め、「熱海復興夜鳴きらーめん」と名付けました。
■「復興ラーメン」無償提供イベント
災害から3年を迎える7月3日(水)・7日(日)の2日間、伊豆山にある旧コマツ屋製麺の工場敷地内にて伊豆山復興イベントとして、コマツ屋製麺の麺を使ったラーメンを無償で提供いたします。
伊豆山(いずさん)にちなんで各日123食をご用意いたします。
地域住民の皆さま、コマツ屋製麺を支える皆さまなど、多くの人にお召し上がりいただきたいと願っております。
3日は、コマツ屋製麺の中島秀人社長も来場予定です。
・イベント日時:7月3日(水) ・7日(日)いずれも11時〜15時(麺・スープがなくなり次第終了)
・場所:旧コマツ屋製麺(熱海市伊豆山571-6)
・Google Map:
https://maps.app.goo.gl/NXNBSP9WxrNfTjsJ7
※現在、立ち入り禁止制限は解除されていますが、道路工事中で通行できない箇所もありますのでお気をつけてお越しください。
■「熱海復興夜鳴きらーめん」のこだわり
1. 「コマツ屋製麺」の特製「復興麺」を使用
「熱海復興夜鳴きらーめん」のスープに合う、コマツ屋製麺製造の太めの縮れ麺を採用しました。
コマツ屋製麺は、1887(明治20)年に伊豆山で創業。土石流災害で工場が被災し、一時、立ち入り禁止の警戒区域に指定されました。被災から1年後の2022年7月、熱海市上多賀に新工場を建てて製造を再開しました。
2. 熱海など地元の食材で作った至極の一杯
熱海の海をイメージした特製スープは、鰹節、昆布、アサリなどの旨みを凝縮した魚介醤油。そのメインとなる鰹節と昆布は、「されど鰹節、この道一筋」を掲げる削り節製造販売「丸藤」(網代)から仕入れます。
海苔は710(和銅3)年創業の干物店「小沢ひもの店」(銀座町)から、タマネギなど野菜は災害で被災した青果店「キヨミ」(伊豆山)から、チャーシューに使う豚肉は「静岡ミート」(静岡市)から、それぞれ仕入れたものを使っています。
■熱海飯店について
2023年9月1日に「気軽に町中華を」をコンセプトにオープンしました。
居酒屋だった物件を生かし、店内は昔からあるようなレトロな町中華店を再現。メニューは、オーソドックな「ザ・町中華」といわれる料理から、伊豆稲取の名物「伊豆の肉チャーハン」や伊豆山復興を願って考案した「らーめん(熱海復興夜鳴きらーめん)」など伊豆・熱海らしい料理を提供しています。
テレビ番組やYouTube番組でも紹介され、多くの観光客や地元客にご利用いただいています。
Instagram:
https://www.instagram.com/atamihanten/
■リリース店舗概要
店舗名:熱海飯店
運営者:PLAY and WORKS GROUP
代表:三浦渉
住所:静岡県熱海市渚町10-2 水梅ビル1階
Google Map:
https://maps.app.goo.gl/XKvz5K9hW2cuqmAk6
営業時間:18時〜翌3時 月曜定休