レーザー微細加工の条件設定に用いる焦点出しガラス板／一般販売開始のお知らせ
株式会社光響（本社：京都府京都市、代表取締役：住村和彦）は、伸長著しいレーザー微細加工の分野に事業注力する一環として、レーザー光焦点出しの際に自社内で利用していたAl蒸着膜付ガラス板を一般のレーザー加工ユーザー向けにも販売を開始します。
短パルス（nsナノ秒）から超短パルス（ps-fsピコ秒 – フェムト秒）レーザー光源を利用する微細レーザー加工の条件出しには、対象材料の適正フルーエンス（J/㎠）を見つけることから始まりますが、その準備として、正しいレーザー光の焦点出しが行われていることが必須条件となります。
本製品を用いる事で、レーザー光の焦点出しを視覚的に確認する事で、加工高さ軸の位置決めと焦点深度探索作業を合理的に実施する事に加え、加工対象材料に対するレーザーバイトサイズの定義も可能になります。
本製品は当社のレーザー光学製品サイトのOptishopにて取り扱いいたします。レーザー微細加工の条件出しをスムーズに進めるツールとしてご活用ください。
当社ではLight Conversion社製レーザー光源を搭載したフェムト秒レーザー加工機や25Wナノ秒UVレーザーマーカーのデモ機を保有しており、次世代半導体向け高硬度脆性材料を始めとした各種微細加工もレーザー加工トライアルサービスにて請け負っています。国内大手半導体メーカー、電子部品メーカーを含め、10社以上の受注実績がございますので、当社へのレーザー微細加工のご依頼・ご相談についても遠慮なくお問い合わせ下さい。
■製品概要
・製品名：Al蒸着膜付きガラス板
・価格：¥25,000 (10枚セット、本体価格、税抜)
・納期：お問い合わせ下さい
■お問い合わせ先
株式会社 光響 レーザープロセシング部
メール：laser_machine@symphotony.com
■仕様
・サイズ：70mm*83mm*t1mm
・蒸着金属：Al
・膜面保護シート付き
■製品使用イメージ
■（ご参考）光響 レーザー加工トライアルサービス
加工用途
・ガラス／セラミックス／SiC、GaN、ダイヤモンド等次世代半導体高硬度脆性材料加工
・医療機器、センサーの加工、電子デバイス加工、電池材料加工、マイクロノズル加工
・各種材料への機能構造付与、摺動機械部品加工、透明体スルーホール加工
加工事例
株式会社光響では、今後もレーザー産業の活性化に貢献し、レーザー技術による5大革命（情報革命・医療革命・食料革命・環境革命・エネルギー革命）の促進を支援して参ります。
