今回のイベントは、下関の観光ビジネスを学ぶ下関商業高等学校の生徒45名が2日間にわたり、下関のメイン観光コンテンツの1つでもある海のこと、食のコンテンツであるふく(フグ)について、下関の海の課題が自分や自分の街の環境、経済、食文化にまで関係しているということを、自分ごととして捉えてもらう機会とし、学びの機会を提供しサポートします。会場は海が目の前に広がる唐戸市場と海響館。教室を飛び出し、地域の海やフグに関わる皆さんから今のリアルなお話を聞き、体験型の授業を実施します。
下関商業高校と当プロジェクトの提携が実現したことにより、学び・体験・アウトプットまで、年度を通してサポートしながら共創していく予定です。
「海の授業」は下関市内の幼児教育施設・小中高・大学と連携し、子ども達や若い世代に、下関の海の課題や海からの恩恵を受けている食文化について知ってもらい、体験し、自分ごととして捉え各々がアクションを起こしていけるような取り組みを続けています。
※下関ではふぐは、福を呼ぶ縁起の良い魚として「ふく」と呼ばれています。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
公式サイト
https://fuku-revolution.com/
公式SNS
https://www.instagram.com/fukurevo_shimonoseki/
海のごちそう地域モデル事業とは、「食」をフックに地域の海の課題を、その地域に広く伝えていくプロジェクトです。2024年度までに、全国10地域で展開。各地での取り組みを「モデル事例」として情報発信し、人々の海の興味・関心を高める全国的なムーブメントへとつなげます。
全国各地で市民や企業が連携し、その地域に生じている「海と食」の課題の共有、課題解決のための商品開発やイベントを実施しています。
<イベント概要>
日時 |
2024年7月5日(金)、7月12日(金)8時55分~10時45分 |
会場 |
・唐⼾市場2階⿂⾷普及センター(調理室) 〒750-0005 ⼭⼝県下関市唐⼾町550 ・海響館 〒750-0036 ⼭⼝県下関市あるかぽーと6番1号 イベント内容 |
イベント内容 |
⚫︎Aグループ/5⽇:海響館、12⽇:唐戸市場 ⚫︎Bグループ/5⽇:唐戸市場、12⽇:海響館 ○オリエンテーション ・挨拶、自己紹介、趣旨説明 <海響館> 海響館⾒学(フグの⽔槽で海響館の⽅からフグの説明など) <唐⼾市場> ・多様なふぐ捌き⾒学(唐⼾市場内・株式会社道中 代表取締役 道中哲也氏) ・唐⼾市場の観光説明(唐⼾市場おかみさん会代表 柳川みよこ氏) ・唐戸市場のPRのためのグループ取材・キャラクター探し ・市場の観光魅⼒ディスカッション |
道中 哲也 氏
1949(昭和24)年創業のふくの専門店「道中」代表。下関の台所、唐戸魚市場の中にも店を設けておりふくだけでなく多種多様な魚介類を取り扱っている。地域の学生たちに多様なふくをさばく「ふくの教室」プログラムにご尽力いただいている。鮮魚仲卸売業。
柳川舞 海のごちそう地域モデルin 下関実行委員長/一般社団法人KANSEI Projects Committee (KPC)代表
2008年にエンターテイメントマーケティングの会社、NEKIRIKI Production株式会社を設立。2011年に外資系の香りの空間設計をするグローバル企業の子会社を設立。国内外で数々の香りのプロジェクトに従事。五感の専門家を集結して、2013年一般社団法人KANSEI PROJECTS COMMITTEE(KPC)を設立し感性工学を適応させた五感の研究を開始する。現在も中央大学理工学部にて、博士課程後期の感性工学の研究を継続。数々の企業と五感や空間の共同研究を進める。2015年に国際時空間学会で発表した感性工学を適応した空間価値の可視化に関する研究がOutstanding Paper Awardを受賞。2015年より出身地である下関市を楽しく活性化するため、下関と港町を繋いでいくMinato de実行委員会の実行委員長を務める。元フェザー級プロボクサー、プロキックボクサー。
<団体概要>
団体名称 :一般社団法人 Minato de フォーラム
URL :
http://minatode.org/
活動内容 :食文化を通じた海洋教育を提供し、海と人の関係性や海洋の恩恵・未来、課題について理解を深めるためのメディア制作、イベント出演と人材紹介、運営、人材育成・教育事業、情報配信を行っています。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。