広島県⽴美術館に、フランス・オービュッソン国際タピスリー(タペストリー)センターで製作された「ハウルの動く城(⼣暮れの動く城)」⼤型タペストリーを展⽰いたしました。7⽉13⽇(⼟)に開幕となる「⾦曜ロードショーとジブリ展」広島展に合わせた特別展⽰で、スタジオジブリ作品タペストリーシリーズの⽇本初上陸(「⾦曜ロードショーとジブリ展」の巡回においても広島限定展⽰)となります。
本⽇、⼀般公開に先⽴ち、オービュッソン国際タピスリーセンターの学芸員やス タジオジブリ関係者の⽴ち合いのもと、展⽰セレモニーを執り⾏いました。7⽉2⽇ (⽕)より⼀般公開(無料展⽰)となりますので、ぜひこの機会にご鑑賞ください。
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「ハウルの動く城(夕暮れの動く城)」タペストリー
© 2004 Diana Wynne Jones/Hayao Miyazaki/Studio Ghibli, NDDMT
フランス中央部オービュッソンのタペストリーは、600年の伝統を誇り、国連教育科学⽂化機関(ユネスコ)の無形⽂化遺産にも登録されるなど、⻑い歴史と確かな技術を持つことで知られます。その織物⽂化を保存し広く伝える⽬的で発⾜したオービュッソン国際タピスリー(タペストリー)センターは、《オービュッソン、宮﨑駿の空想世界をタピスリーに織る》プロジェクトを進めています。これまで「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」「ハウルの動く城(2点)」の計4点のタペストリーが完成しており、今後、「⾵の⾕のナウシカ」「となりのトトロ」の2点が製作される予定です。
■作品名:ハウルの動く城(夕暮れの動く城)
■サイズ:高さ5m×幅5m
■完成:2023年4月
■展示期間:7月2日(火)~9月25日(水) ※7月8日(月)のみ休館
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展示に際して<株式会社スタジオジブリ 野中晋輔 執行役員>
タペストリーを製作したいと最初に連絡があったのは2018年。届いた情報を⾒て、信頼出来るところに違いない、素晴らしいものが出来るはずだ、と判断し「どう作るかはすべてお任せします」と返事をしました。本⽇、初めて実際にタペストリーを⾒て、本当にお受けして良かったと思いました。精巧ですが⼿作りならではの温かみがあり、⼤きいのでとても迫⼒があります。
作品の世界観が伝わってきます。⽇本で初めて、この広島の地でご覧頂くことが出来るようになり、嬉しく感じております。
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展示概要
【展示期間】 2024年7月2日(火)~9月25日(水) ※7月8日(月)のみ休館
※「金曜ロードショーとジブリ展」の会期は、2024年7月13日(土)~9月23日(月・振休)
【展示会場】 広島県立美術館 ロビー [〒730-0014 広島市中区上幟町2-22]
【開館時間】 9:00~17:00(金曜日は20:00まで開館)
【料 金】 無料 ※本展示はロビーでの展示となりますので展覧会のチケットは不要です。
【お問合せ】 広島県立美術館 082-221-6246
【公式URL】
https://kinro-ghibli.com/hiroshima/
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作品・展示・セレモニーの様子