船の自動運転技術開発スタートアップ株式会社エイトノット、愛媛県デジタル実装加速化プロジェクト「トライ…

2024.07.02

交通

記事の購読時間: < 1 分

株式会社エイトノット（所在地：大阪府堺市、代表取締役：木村裕人、以下「当社」）は、愛媛県デジタル実装加速化プロジェクト「トライアングルエヒメ」に、3年連続で採択されたことをお知らせします。昨年度に引き続き、愛媛県内の事業者が運航する船舶に自律航行プラットフォーム「エイトノット AI CAPTAIN」（以下「AI CAPTAIN」）を実装し、海事船舶業界のデジタル化を加速させることで、地域社会の発展に貢献することを目指します。

2024年度の取り組み概要

弊社は2022年度から2年間、トライアングルエヒメに採択され、観光船向けの自律航行技術活用の実証・実装を進めて参りました。これまでに、愛媛県今治市大三島の事業者が運航する観光船に「AI CAPTAIN」を初導入し、船舶運航の安全性向上や新しい高付加価値サービスを実現しました。本取り組みの成功により、2024年度も継続して採択される運びとなりました。新たに愛媛県内の観光船事業者に対し、「AI CAPTAIN」の実装を拡大し、地域全体でのデジタルトランスフォーメーション（DX）を推進します。

目的

自律航行システム「AI CAPTAIN」を愛媛県内の他事業者へ横展開し、海事船舶業界全体のDXを促進することで、業務の効率化や安全性の向上を図る。

概要

「AI CAPTAIN」を、愛媛県内の観光船事業者が保有する観光船に実装し、運航コスト・負荷の軽減、乗船中の提供サービス向上による集客力の強化を目指す。

関連URL

「トライアングルエヒメ」について

当事業は、令和6年度トライアングルエヒメ推進事業「デジタル実装加速化プロジェクト」の採択事業として実施するものです。事業の詳細についてはWEBサイトをご覧ください。

トライアングルエヒメ公式WEBサイト

【事業概要】愛媛県内を実装フィールドとして、多様な産業領域における地域の課題に対して、愛媛県が民間事業者（コンソーシアム含む）から企画提案を募集し、デジタル技術の実装や県内への横展開の実現性等の高い提案を採択。採択プロジェクトには、現地の事業者とコンソーシアムを組成、課題解決につながるデジタル・ソリューションの実装検証を行います。

エイトノットについて

エイトノットはロボティクスとAIの専門家集団として、小型船舶向け自律航行技術開発を中心に「海のDX」と「船舶のロボット化」を推進し、社会課題の解決と海起点の新たな経済圏の創出を目指しています。自律航行技術の社会実装を通じて、船舶乗組員のサポートや、船舶安全性の向上、運用コストの最適化を実現し、水上輸送をより身近なものにしていきたいと考えております。